フォークリフトの耐用年数とは?長く使うためのメンテナンス方法を紹介

   

フォークリフトの購入を検討されている方や、所持している方はフォークリフトの耐用年数が気になりますよね。それぞれに設定されている耐用年数を把握しておかないと、毎年の減価償却費の経費計上の時に困りますよね。

そこで今回は、フォークリフトの耐用年数について詳しくご紹介していきたいと思います。

耐用年数とは?

耐用年数とは、減価償却資産が使用に耐えられる年数のことです。長期間反復使用に耐えられる、経済価値があるものの所有や使用の価値の減価を、年度ごとに計算するための基礎となります。

フォークリフトの減価償却資産としての耐用年数は?

フォークリフトの減価償却資産としての耐用年数は、新車のフォークリフトの場合4年です。4年間フォークリフトを使用し続けることで、購入時の出費を消化できます。

中古フォークリフトの耐用年数は?

中古フォークリフトの耐用年数は、条件によって異なります。耐用年数の全てを経験している場合と、一部を経験している場合の計算方法を見ていきましょう。

耐用年数を全て経過している場合

購入した中古フォークリフトの経過期間が、耐用年数の全てを経過しているのであれば、「耐用年数=新品の場合の耐用年数×20%」で計算をします。

耐用年数全てを経過していない場合

購入した中古フォークフトリの経過期間が、耐用年数の一部のみであり全てを経過していないのであれば、「(新品の場合の耐用年数-中古資産の経過期間)+(中古資産の経過期間×20%)」で計算をします。

計算上の注意点

1年未満の端数を計算する方法が少々難しいことに注意が必要です。中古フォークリフトの経過期間は、1年未満の端数が出る場合、月数で計算します。

つまり、1年未満は切り捨てて計算することになりますが、計算の途中で算出された1年未満は切り捨てません。

また、算出された中古フォークリフトの耐用年数が2年未満の場合は、2年となります。月数の経過が分からない場合は、形式や構造、表示の製造時期を確認して判断しましょう。

実際の使用における耐用年数は?

実際に使用している中で確認しておきたいエンジン車、バッテリー車の耐用年数を見ていきましょう。

エンジン車

エンジン車の場合、しっかりとしたメンテナンスを行えば10年~15年ほと稼働できます。

バッテリー車

バッテリー車もメンテナンスを行えば10年以上稼働できますが、およそ5年程で交換が必要になることに注意が必要です。

実用耐用年数を伸ばすメンテナンスを

フォークリフトをはじめとする荷役自動車については、普通自動車と比較をして事故を起こす可能性が高いです。

また、車検を受けなければならないといった義務もないため、自主点検が必要になります。労働安全衛生法で定められているため、違反が発覚すると50万円以下の罰金刑を科せられるのです。

自主点検には3つの方法があるため、詳しく見ていきましょう。

年次点検

年次点検とは、1年に1回の点検が義務付けられているものです。年次点検は、有資格事業者や有資格者へ点検依頼を出して行われ、車検と同様に細かな部分まで点検をします。

点検する台数によっては数日かかることもあるため、代車が用意されることもあるのです。点検後には、フォークリフトに貼る済標章を受け取れます。

月次点検

日常的にフォークリフトを利用している場合は、1か月に1度の自主点検を行う必要があります。

制動装置やクラッチ、操縦装置、荷役装置、油圧装置、バックレスト、ヘッドガードに異常がないかを確認しなければなりません。

月次点検は、有資格者以外でも行えるため、すぐに異常に気付けます。

始業前点検

始業前に毎回行われる点検です。毎日重たい荷物を運搬するフォークリフトは、急激な劣化も起こりえます。

そのため、運転中にフォークリフトが故障したり、制御できないという状況になれば大きな事故につながるかもしれません。

始業前点検では、制動装置、操縦装置、 油圧装置、荷役装置の機能を点検します。車輪や前照灯、後照灯、方向指示器といった警報装置にも異常がないかを確認しましょう。

フォークリフトはドライバーがむき出しであり、事故を起こせば運転席から投げ出され、大怪我につながります。

また、重さのある荷物を上下させるため、バランスを崩したりツメが折れるだけでも大きな事故を起こしやすいです。

自主点検を行っているだけで、事故のリスクを軽減できます。特に、部品の経年劣化はドライバーも気づきにくいため、注意が必要です。

まとめ

フォークリフトは、メンテナンスを行わなければ寿命が短くなり、大きな事故にもつながります。フォークリフトの点検を行っていないと、事業主に対しては罰則が科せられる可能性が高いです。

毎日点検をすることで、異常を発見しやすく、事故を防ぐことやフォークリフトを長く使うことにもつながるでしょう。

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