トラック運転手あるある40選!あなたは何個共感できる?

   

トラック運転手の「あるある」な話を、よいことから悪いことまで合計40個集めてみました。

既にドライバーとして働いている方は「わかる、わかる」と頷きながら、これから物流業界に就職しようと考えている方は参考にする気持ちで、それぞれ読んでいただければ幸いです。

Contents

トラック運転手の運転あるある

まずはトラックの運転に関するあるあるです。

安全運転のためのマイルールがある

法律や社内規則の定めとは別に、安全運転のための「自分ルール」を持っているドライバーがいます。「どんなときでも両手でハンドルを握る」などが好例でしょうか。

パートナーを組んで行う仕事の場合、慣れていないうちは相手のマイルールに戸惑うことがあるかもしれません。

抜け道には慎重になる

目的地までの道が渋滞しているとき、抜け道を通ることがあります。幹線道路に対する旧道であったり、住宅地の生活道路であったりですね。しかし、そういった抜け道は狭いことも多く、歩道がないことも珍しくありません。

そのため、地域のことをよく知っているベテランのドライバーほど、抜け道では運転が慎重になるものです。

空車のときが一番ラク

空車とは、トラックの荷台に何も荷物を乗せていない状態のこと。空車で走っているときは荷物に気を遣う必要がないため、心理的には最もプレッシャーが少ないのです。

もっとも、空車で走っているトラックは仕事をしていないのと同じことですから、会社としてはまったく嬉しくないと思われますが……。

周辺のバイクにイライラしてしまう

トラックのドライバーにとって、近くを走っているバイクは気になる存在です。車幅の小ささを活かして横につけてくるかもしれませんし、そうなったらこちらとしては巻き込まないように注意して走行しなければなりません。

夜明けの帰り道はうきうきする

夜勤シフトのドライバーは明け方に帰路につくことになります。これから出勤する人を横目にしながらの帰り道は心が浮き立つもの。明るい朝日を見ながらとなれば尚更「この仕事をやっていてよかった」と思えます。

たとえ帰ったらご飯を食べて眠るだけだとしても、です。

どんな道でもだいたい曲がれる

一見してとても曲がれそうにない道であっても、何度もハンドルを切り返せば最終的には曲がれてしまいます。もちろん時間はかかりますから、後続車が来てしまうと焦りますが……。

急勾配で止まってはならない

急勾配の坂道でトラックを停めるのは、賢明なドライバーの行動ではありません。発進しようとしてもトラックが上れず、にっちもさっちもいかなくなってしまいます。

広い駐車場があるコンビニを把握しながら運転する

幹線道路沿いなどに建つコンビニは往々にして駐車場が広いですよね。そういった場所にトラックが停車しているのを見たことはありませんか?

コンビニの駐車場はトラック運転手の憩いのスポットと言っても過言ではありません。配送ルート上に駐車場の広いコンビニがあるとき、ドライバーはまず間違いなくその場所を頭の中にインプットします。

使わないけど携帯トイレは常備している

トラック運転手が恐れる事態の一つに、駐停車できる場所が見当たらないときにトイレに行きたくなることが挙げられます。したがって、携帯トイレを常備しているドライバーは珍しくありません。実際に使う機会が訪れるかどうかは別として。

急いでいるとき赤信号を避けるのに必死

時間指定などによって急ぎの仕事が生じているときは、赤信号による少しの時間のロスさえも惜しいと思えることがあります。できるだけ信号のない道を選ぼうとするのはドライバーの習性であると言えるでしょう。

トラック運転手の失敗あるある

次に、やってしまいがちな失敗を紹介します。

サイドミラーを飛ばしてしまう

宅配のトラックなどは住宅街を走行するため、狭い道に入っていく機会がしばしばあります。そんなとき、塀や電柱にサイドミラーを引っかけて飛ばしてしまうことがあります。

高架に挟まったことがある

自分のトラックの荷台の高さを把握しておらず、高架に挟まってしまうという失敗も「あるある」です。慣れていない新人ドライバーや、そもそも車高が高い大型車ドライバーに多いミスですね。

名古屋の運転はできるだけ避けたい

愛知県出身者を別とすれば、名古屋を走りたいと希望するドライバーは少数派でしょう。

というのも、

  • 交通量の多い朝方だけ3車線になったり
  • 右折レーンが道路の真ん中に配置されていたり

と、名古屋はなにかと交通ルールが独特なのです。土地勘のないドライバーはあわや事故一歩手前まで行ってしまうことも……。

運転席のノック音にビビる

おそらくトラックドライバーでなくとも共感していただけるのではないでしょうか。車の運転席は一人でいられるスペースです。安心しきっているときにすぐ近くでノック音がしたら、たとえ寝ていても飛び起きてしまうかもしれません

携帯アラームで起きれない

一方で、携帯のアラームで寝過ごすことはよくあります。肉体労働で疲れているせいでしょうか。

安全靴に慣れるまでは痛くて仕方ない

普段の生活で安全靴を履くことはまずないため、安全靴はもっぱら仕事用の道具となります。

危険の多い物流業界では標準装備とも言える安全靴ですが、ドライバーの場合は足を締めつけながら長時間の運転を行うことになるため、痛みが出てくることも

荷下ろしに時間がかかって残業になる

小型トラックや中型トラックで集配を行うドライバーは、日に何件もの現場を回ることになります。一件の荷下ろしに時間がかかってしまうと、すべての現場での遅れの合計はかなりのもの。荷下ろしの遅れは残業の原因なのです。

積み下ろしの失敗経験がある

手作業での積み下ろしをしている最中、落としてしまったり、周囲に接触させてしまったり。板物などの壊れやすい形状のものを積み下ろす際には特に注意が必要です。

荷台に動物が入りこむ

自動車のエンジンルームにネコが入り込んでいた、という経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。トラックも自動車である以上、動物が入り込んでくる可能性があります。中には「鳥が巣を作っていた」というケースも……。

溝にはまったことがある

タイヤが溝にはまってしまって動けなくなった経験をしたことのあるドライバーは数知れず。雪道や砂地、ぬかるみでもスタックが起こる可能性はありますから、側溝ともども注意を払うようにしましょう。

トラック運転手の職業病あるある

トラック運転手を長くやっていると、自然と身についてしまう習性があります。

ラジオに詳しくなる

長時間運転を行うトラックドライバーにとって、ラジオを聞くことは貴重な暇つぶしの手段です。毎日のように聞いているうちに、図らずも詳しくなってしまいます。

私生活でも運転技術に期待される

運転のプロということで、プライベートでも運転を頼まれることがあります。

お歳暮シーズンになると憂鬱

お歳暮シーズンは荷物が増えるためとにかく忙しくなります。

食事する場所はだいたい一緒

どこにでも駐車できるわけではない関係上、食事を取る場所が自ずと決まってきます。コンビニの駐車場などは最たる例と言えるでしょう。

お気に入りのコンビニ店員がいる

ドライバーは行きつけのコンビニを持っていることが多いです。よく顔を合わせる店員とは馴染みのような気がしてきますし、店員のほうでも「いつも来る人だな」と覚えていてくれたりします。

運転スペースのインテリアにこだわってしまう

トラックが自分の城のようになってくるため、運転席の設備を改善したい気持ちが湧いてきます。座席をいいレザーにしたり、フットレストをつけてみたりと、好みは人によって様々です。

やむを得ない路駐は申し訳ない

トラックは一般的な乗用車と比べて大きいため、路駐すると車線を塞いでしまいます。やむを得ない路駐であっても、周囲の視線が痛いような気がして申し訳なく感じます。

休日でも電話がなるとビクっとする

これはなにもドライバーに限った話ではないかもしれません。携帯電話は現代社会を便利にしてくれましたが、休日でも職場から電話がかかってくるかもしれないという状況を生み出しもしました。

狭い道を見ると抜け方を考えてしまう

トラックで住宅地を走らなければならないことは決して珍しくありませんから、ドライバーは狭い道を抜けた経験を多かれ少なかれ持っているものです。

そのせいでしょう、狭い道を見かけると、たとえ自分がそこを通る必要がなくても「自分ならどうやって抜けるか」とつい考えてしまいます。

大盛りやおかわり自由に弱い

トラック運転手は肉体労働。しっかり食べなくてはやっていけませんから、普段から大盛りやおかわり自由の有無をチェックしがちに……。

トラック運転手の嬉しいあるある

トラック運転手として働くことで得られるメリットの数々を紹介します。

地理に詳しくなる

一日の大半を運転して過ごす日々なので、自然と道路網を覚えます。担当地域のどこにどういった施設があるのかや、渋滞を避けるためにはどの道を走ればいいかなど、自分でも知らず知らずのうちに詳しくなっていくのです。

運転席が特等席になる

先程も述べたとおり、トラックの運転席はドライバーが一人になれる空間です。運転している最中はまるで家にいるかのようにリラックスしていることさえあります。

朝日など美しい景色を見れる

夜間に仕事をするドライバーは明け方に帰ることになるため、普通の人が見られないような朝焼けの景色を拝むことができます

また、担当する地域や仕事内容にもよりますが、海沿いの道を走ったり、高速道路から山の風景を楽しんだりといったこともできます。

対人ストレスが少ない

客先と商談を行う営業職や、クレームも含めた電話対応を行う事務職と比べて、トラックの中で長時間過ごすドライバーは対人ストレスが少なく済みます。

筋肉が付いて体が丈夫になる

トラック運転手は積み込みや荷下ろしなど、体を使った作業が多い仕事です。日々の作業をこなしているだけで適度な運動になり、筋肉がつきます。健康のためにはいい仕事と言えるのではないでしょうか。

思わぬ差し入れに感動する

届け先の人から差し入れをもらえることがあります。期待して向かうわけではありませんが、もらったときには人の優しさに感動を覚えます

時間ピッタリに到着すると達成感を感じる

時間指定の荷物を時間どおりに届けることができると、いつも以上に「いい仕事をした」という達成感が湧いてきます。

夜の繁華街を独占できる

昼間は人でごった返す繁華街も、夜にはほとんどの店が閉まって閑散としますよね。そんな中でトラックを走らせ、道路を独占できるのです。開放的な気分に浸ることができます。

トラックのカスタマイズが楽しい

愛用のトラックを自分好みにカスタマイズするという楽しみがあります。内部に物を持ち込んで快適にする人もいれば、設備にこだわる人も。

そのうち自分の車だけではなく、仕事仲間がどのようにカスタマイズを行っているかも気になるようになってきます。

運転手同士のグループチャットが楽しい

仲間内で面白い話や苦労話を共有でき、時間を忘れて喋ってしまいます。ドライバーは積み下ろしなどのために待たされることも多いですから、グループチャットはいい暇つぶしになります。

まとめ

皆さん、いかがでしたか?これからドライバーになろうと考えている方は仕事へのイメージが深まったのではないでしょうか。

最後まで読んで「自分に向いている」「面白そうだ」と感じたなら、ぜひ物流会社の求人に応募してみてください。昨今はドライバーも人手不足ですから、快く迎え入れてくれるはずですよ。

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