トラック運転手の仕事はきつくない?ドライバーが辛いと思われる10の理由

      2019/03/27

トラック運転手への転職を考えている方にとって、ドライバーがどのような時にきついと感じたり、つらいと思っているのか気になるのではないでしょうか。

きつい事やきつい時が分かっていれば、実際に転職した後に失敗したと後悔することも少ないはずです。この記事では、トラック運転手が「きつい、つらい、大変」だと感じていることをお教えしたいと思います

不規則な勤務時間

トラック運転手のきついところは、勤務時間にばらつきが生じることです。短距離のルート配送であれば、基本的には決まった勤務時間になりますが、そういったケースばかりではありません。

以下のようなことが原因で、勤務時間が不規則になってしまう可能性もあります。

出勤時間が荷物や到着地によって変わる

どのようなタイプの荷物なのかによって、積み下ろしの時間が変わってきます。また、到着地がどこなのかによって、配送時間が変わってきます。

したがって、これらの点は出勤時間を左右する要素になってしまうのです。

荷主の到着時間の指定

荷物の量が少なく、配送距離もそう長くなかったとしても、到着時間の指定次第で勤務時間が変わることがあります

荷主の方が得意先の場合は、到着時間を指定されることもあり、その場合は時間指定に沿って動かなくてはなりません。

長時間の待機時間

トラック運転手を目指すにあたり、待機時間の存在を踏まえておく必要があります。待機時間とは、荷待ち時間とも言われていて、積み下ろしの際に発生する待ち時間のことです。

運ぶものや渋滞状況によっては、待機時間が長くなってしまい、退勤時間が後ろに延びてしまうこともあるのです

決まった時間に睡眠が取れない

普通の会社員であれば、「夜10時~朝6時まで寝る」というようなサイクルも可能になります。その一方、トラック運転手の場合、出勤時間や退勤時間にバラつきがある関係で、決まった時間に寝ることが難しいのです

一定の生活リズムを優先したい人にとって、この点は明らかなデメリットです。

道路状況にも左右される

道路が渋滞や、雨や雪などの悪天候の場合は、想定していたよりも配送時間が長くなることがあります。

配送が終わるまでに時間がかかれば、その分退勤時間が遅くなってしまいますので、勤務時間が予定より長くなってしまう場合もあります

さらに、悪天候となると事故のリスクも高まるため、普段以上に集中して運転することも求められるため精神的な負荷もかかります。

体力、精神面の疲労が多い

トラック運転手というと、「運転はあまり体力を使わないんじゃない?」と思われがちですが、そんなことはありません。

そもそも、運転手の仕事は運転だけではないため、その点の負担も理解しておく必要があります。

手積み手下ろしが大変

基本的にトラック運転手であれば、荷物をトラックに積むという作業と、トラックから荷物を下ろすという作業を行う必要があります

一つ一つの荷物が軽ければそれほど負担はありませんが、重い場合はとても大変です。ある程度の力を使って荷物を運ぶことになりますので、体力がなければ続かないでしょう。

長時間の運転がきつい

運転にあたってはそれほど力を使いませんが、神経を使います。事故は絶対に防がなくてはならないため、周囲を意識しながら運転しなければなりません。そういった時間が長く続くことは、精神的には少しきついでしょう。

もちろん休息を取ることはできますが、配送の途中ということもあり広い仮眠室のようなところで休むことは難しいため、ゆっくりと休憩を取れないため、気が休まらないことも多々あります。

拘束時間が長い

長距離トラック運転手の場合、拘束時間が長くなることが特徴です。走行距離が長くなりますので、それに比例して拘束時間も長くなるというわけです

加えて、中距離トラック運転手であっても、配送回数や道路状況等によっては拘束時間が長くなってしまいます。勤務時間中は気が休まらない部分もありますので、この点の負担もきついでしょう。

車が大きくなるほど気を使う

車体が大きければ、カーブなどでのハンドルコントロールという点で気を使うことになります。もし人に接触してしまえば、事故という扱いになりますので、それこそ一大事です。ぶつかった人のケガの程度次第では、トラック運転手としての人生を断たれることになるかもしれません。

車体が大きいが故に小回りも利きませんので、運転には細心の注意が必要になります

運転手不足で連続勤務になることも

現状は、トラック運転手がどの企業でも不足しています。そのため、本来休めるはずだった日も人手不足のために勤務することになるケースが稀にあります

楽しみにしていた休みが先延ばしになり、連続勤務をせざるを得ない状況になることは、身体的にも精神的にもきついのではないでしょうか。

ただ、きちんと代休を取得できるケースも多いため、「一定の間隔で休日がほしい!」という人でなければ、それほど苦にならないでしょう。

本当に仕事はきついのか?トラック運転手の生の意見を大公開!

ここまでトラック運転手の仕事におけるキツイ!と言われているポイントについて解説してきましたが、本当に仕事はきついのか、トラック運転手として働いている方々の生の声を紹介していこうと思います。

トラック運転手の本音①

手積み手降ろしの仕事が多いと夏場は死にそうになります。
睡眠不足+疲労+客や荷物への気使い・・・・きついですよ
最近は昔と違い稼げない仕事になったんで自由になる金も少ないですね
夜のスーパーで割引品買ったり金を使わない努力をしてるドライバーも少なくはないです。

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1382481838

「トラック運転手は稼げる!」と言われていた昔の時代から働いていた方の意見です。
贅沢はせず、節約を心がけなければいけないのは、トラック運転手も他の職業と
変わらないようですね。

トラック運転手の本音②

長距離やってます。体力は自分は基本的に手積み手下ろし無しなんでそんなにはきつくないですけど睡眠時間がとにかく足りません。睡魔との戦いです。給料は自分は手取りで30万前後です。その代わり家には週に1回しか帰れません。まぁ運転が大好きで家に帰れなくてもいいならオススメします。

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1382481838

長距離トラックドライバーの方からの意見です。
この記事でも述べた、「睡眠時間の短さ」や「拘束時間の長さ」がキツいポイントとしてあげられていますね。一方で、貰える給与の高さは魅力のようです。

トラック運転手の本音③

良い所は・・・
運転中に好きな音楽を掛けながらとか地方の美味しいご飯が食べれる。
悪い所は・・・
腰痛に悩まされる確率が高い・時間に追われる仕事だと到着するまでヒヤヒヤしている・給料は歩合制の所が多いので仕事が無いと生活が厳しい。

手積み・手降ろしの所も多いですし、中距離&長距離は時間が不規則になります。
運転自体はセミオートマ車に乗務しているので楽です。

引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12115641952

こちらの方は、トラック運転手になることのメリットとデメリットそれぞれについて述べられています。
運転中は基本的には一人なので、美味しいものを合間合間に食べたり、自分の時間を持てるのは魅力的かもしれませんね。
とはいえ、長時間座り仕事になるので、健康面・体力面においては注意が必要かもしれません。

きつくても運転手を続けることが出来る理由

トラック運転手ならではのきつさについてご説明してきましたが、きついと思われがちな仕事でも高いモチベーションを保って仕事を続けている運転手も多いです

では、なぜ大変な仕事を続けることができるのでしょうか。トラックドライバーの仕事の3つのメリットに着目し、ご説明しましょう。

楽しい運転でお金を稼げるというメリット

ドライブを趣味とする人が多いことからわかるように、運転には楽しさがあります。運転が好きな人にとっては、仕事の大半が運転して過ごすことになるため天職と言えるでしょう

もちろん、仕事であるからには責任感を持ってしっかりやらなくてはいけませんが、楽しいと感じられる運転によってお金を稼げることは、モチベーションのアップにつながります。

色々な地域へ行けるというメリット

中・長距離のトラック運転手であれば、必然的にいろいろな地域に行くことになります。その地域ならではの景色を見たり、美味しいものを食べられることは、とても大きなメリットです

いい気分転換にもなると思いますので、そういったこともモチベーションを維持できる要素ではないでしょうか。

給与が高く、安定している

トラック運転手の給与は、同じ年齢の他の職種と比較しても高く、とても高い給与の中でちょっとした贅沢な生活を送れている人もいます

月によって極端に給与が下がるということもないですし、今後物流業界が伸びていくと言われているため、給料も徐々に上がっていくことも期待できます。

どれがベスト?車種別、あなたにおすすめなトラックを紹介

前述したように、キツイ!と言われている中でも、様々なメリットがあるのがトラック運転手。また、「トラック運転手」と一概に言ってもトラックの大きさによって様々な特徴があります。

ここでは、あなたにぴったりなトラックはどのような車種なのかを紹介していきます!

未経験者や女性におすすめ!地元で働く「小型トラック」

小型トラックとは、運送業界では「2トントラック」とも呼ばれている車種で、地場と呼ばれる、近くのエリアを中心に配送を行う際に利用されます。

配送先としては、地元の中小企業や、地元の住民がメインとなるため、自身の慣れ親しんでいる生活圏内を車で回ることができるのが魅力です。

給与は月給20万前後と、他の車種のトラックと比較すると見劣りするかもしれませんが、年間休日が100日以上取れるケースが多く、会社によっては月給で25万円を稼ぐことができる場合もあります。
「あまり遠くまではトラックを運転したくない」
「トラック運転手としての経験がない」

という方は、特に小型トラックの運転手がおすすめです。

しっかり休んで稼ぎたいあなたにおすすめ!「中型トラック」

中型トラックとは、運送業界では「4トントラック」とも呼ばれている車種です。
小型トラックと比べると車体が大きく、一度に運べる荷物も多いため、近場から中距離の配送をメインで担うトラックになっています。

小型トラックと同じく、年間休日が100日以上とれるケースが多く、かつ月給も30万円前後は稼ぐことが出来るのが魅力です。

「しっかりプライベートの時間を取りながら、生活するためのお金を稼ぎたい」
「近所だけでなく、少し遠出して仕事で活躍したい」

という方にはおすすめの車種となっています!

トラック運転手の花形!ガッツリ稼ぎたいなら「大型トラック」

大型トラックとは、6.5トン以上の大きさのトラックを指し、「トラック運転手といえば大型トラック!」とも言われているほど花形の車種になります。

配送エリアは中~長距離となるため、他の大きさのトラックに比べて体力的にはキツイと感じることが最も多い車種ではありますが、月給50万以上を狙うことも出来るのが大きな魅力です。

運転の難易度や配送距離の長さなどから、小型中型トラックと比較して難易度は高くなりますが、
「運転と体力には自信があり、バリバリ稼いでいきたい!」

という方には最もおすすめの車種になります!

まとめ

世の中きつい仕事は多々ありますが、きつければその分給与が高い傾向にあります。

トラック運転手についても例外ではありません。もちろん、会社によって給与設定は異なりますが、十分な待遇を保証してくれるところが多いです。

もし現在の会社が、仕事や人間関係もきつくて、給料も安いと感じてしまう場合は、転職を検討して見てはいかがでしょうか?

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