バックホー(ドラグショベル)の資格を取得するための方法や費用を解説!

   

主に建設業などで必須となるバックホーを操縦するためには、資格を取得しなければなりません。

専門性が高く、是非とも取得しておきたい資格です。それでは、バックホーの資格を取得するための方法や費用についてご説明しましょう。

バックホーとは?

バックホーとは別名ドラグショベルとも呼ばれる建設機械の一つであり、ショベルが操縦士向きに取りつけられているのが特徴です。バックホーの操縦によって地面より低い場所の掘削を行うために使用されるのが一般的です。

バックホーに取りつけるショベルは用途に合わせて付け替えが可能であり、現場によって適したショベルに付け替えることができます。

また、バックホーを操縦するためには操縦するバックホーの種類によって、二種類のうちどちらかの資格を取得しなければなりません。

バックホーの運転に必要な資格は二種類

車両系建設機械運転技能講習

バックホーの運転及び操縦に必ず必要である資格を取得するためには、指定された教習所で車両系建設機械運転技能講習を修了させ、試験に合格しなければなりません。車両系建設機械運転技能講習は3t以上の重量を持つ車両を運転する時に必要です。

もし修了試験に合格すれば、3t以上の重量を持つ車両を運転することができるので、即戦力になるでしょう。

小型車両系建設機械特別教育

対する小型車両系建設機械特別教育は、3t未満の重量を持つ車両を運転する際に必須となります。ただし、車両系建設機械運転技能講習とは違い、指定された教習所で講習を受けるだけで資格を取得することができます。

もし車両系建設機械運転技能講習の試験に合格する自信がなければ、先にこちらの資格から取得しても良いかもしれません。

資格の取得について

資格の取得方法

まず、3t以上の重量を持つ車両を運転するために必要な車両系建設機械運転技能講習の資格は、指定された教習所で講習を修了させ、修了試験に合格する必要性があります。

そして3t未満の重量を持つ車両を運転するために必要な小型車両系建設機械特別教育の資格を取得するためには、指定された教習所の講習を受けるだけで取得できます。

受講内容

まず、車両系建設機械運転技能講習の資格を取得するには、指定された教習所で学科と実技をクリアしなければなりません。

学科の内容は、『走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識』を4時間分、『作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識』を5時間分、『運転に必要な一般的事項に関する知識』を3時間分、『関係法令』を1時間学びます。

次に実技として20時間の走行訓練、そして作業を行うための装置の操作を5時間分学びます。そして小型車両系建設機械特別教育の資格を取得するための受講内容は、先ほどと同様に学科と実技をクリアしなければなりません。

学科の内容は、『小型車両系建設機械の走行に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識』を3時間分、『小型車両系建設機械の作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識』を2時間分、『小型車両系建設機械の運転に必要な一般的事項に関する知識』と『関係法令』を1時間ずつ学びます。

そして実技は、『小型車両系建設機械の走行訓練』を4時間分、そして作業を行うための装置の操作を2時間分学びます。

取得にかかる費用

バックホーの資格を取得するためにかかる費用は、指定された教習所によって違います。

まず、コマツ教習所の場合、車両系建設機械運転技能講習を受ける場合だと14時間コースで4万4000円、38時間コースで10万5000円となります。小型車両系建設機械特別教育を受ける場合だと、13時間コースで1万7000円となります。

キャタピラー教習所の場合、車両系建設機械運転技能講習を受ける場合だと14時間コースで4万1000円、18時間コースで4万3000円、38時間コースで10万円となります。小型車両系建設機械特別教育を受ける場合だと、13時間コースで1万6000円となります。

おおよそではありますが、平均取得費用は車両系建設機械運転技能講習の場合だと14時間コースで4万円~4万5000円、38時間コースで10万円~10万5000円、小型車両系建設機械特別教育なら13時間コースで1万5000円~2万円となります。

作業場所によっては運転免許も必要

なお、バックホーを公道で作業させる場合は、車両の重量によって運転免許を取得していなければなりません。車両の総重量が5t未満で最大積載量が3t未満の場合は普通自動車免許が必要です。

車両の総重量が5t以上11t未満で最大積載量が6.5t未満の場合は中型自動車免許が必要です。車両の総重量が11t以上で最大積載量が6.5t以上の場合は大型自動車免許が必要です。

バックホーの資格に加えてこれらの対応する免許を取得していなければならないので注意しましょう。

私有地であれば資格は要らない

資格が必要となるバックホーですが、自宅の敷地内などの私有地であればバックホーを運転するのに資格は必要ありません。これは私有地に限り、道路交通法には違反しないのでバックホーを初めとする重機の運転が可能です。

しかし、これは人の立ち入りが制限されている状態のみ適用されます。同じ私有地であっても駐車場やグラウンドといった誰もが自由に立ち入れることができる場所では、バックホーを資格なしで運転することはできません。

一度取得すれば一生有効な車両系建設機械の資格

バックホーを運転するために必要になる車両系建設機械の資格を取得するのは大変かもしれませんが、代わりに一度取得してしまえば一生有効に働きます。

この資格は基本的に後から講習を受講することを義務付けられているわけではありませんし、資格を更新することもありません。

このことから車両系建設機械の資格は一度取得することで一生役に立つ資格であり、自分の身になると言えるでしょう。それだけ価値のある資格だからこそ、建設現場や土木業などで働く人は、是非とも車両系建設機械の資格を取得してみてはいかがでしょうか。

前もって取得しておけば就職などの際に大いに役立ちますし、即戦力として採用されることも夢ではありません。特に小型車両系建設機械特別教育は講習を受けるだけで取得できてしまうので、おすすめです。

まとめ

バックホーを初めとする重機は基本的に指定された教習所で資格を取得しなければなりません。しかし、その苦労に見合った資格なので、是非とも取得しておきましょう。一度取得すれば一生有効的だからこそ、取得する価値があります。

【EU用】記事終わりCTA_22/09更新

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