運行管理者試験に合格する為の勉強時間とは?効率よく勉強する事が合格への近道!

   

会社の都合や、スキルアップ、転職など、取得を目指す理由は様々ですが運送業界にとって必要不可欠な資格が運行管理者です。

そのため、資格取得を目指して勉強をしている方は、合格した方々が、どれくらいの勉強時間で合格したのか気になるところですよね。

そこで今回は、運行管理者資格取得の為の勉強時間について、ご紹介していきたいと思います。

運行管理者とは?

運行管理者は

  • バス
  • トラック
  • タクシー

などの運行を安全、確実に行うために設けられた国家資格です。一定の数の事業用車両がある営業所ごとにその数に応じて運行管理者をおくことが義務付けられています。

原則としてこの運行管理者の国家試験に合格して資格を取得したものでなければ運行管理者となることはできず、運行管理者はそれぞれの営業所で

  • ドライバーの健康状態
  • 労働環境
  • 運行計画

などを管理する仕事を行います。

運行管理者の試験内容は?

出題される問題

「貨物」と「旅客」によって問題内容は少し違っています。

「貨物」では、

  • 貨物自動車運送事業法
  • 道路運送車両法
  • 道路交通法
  • 労働基準法
  • その他運行管理者の業務上必要な知識・能力

が出題されます。

「旅客」では、

  • 道路運送法
  • 道路運送車両法
  • 道路交通法
  • 労働基準法
  • その他運行管理者の業務上必要な知識・能力

が出題されます。どちらの場合も30問という総問題数で、18問以上が合格となります。

また、それぞれの出題分野ごとに正解が1問以上もしくは2問以上正解しなければならないという条件がついています。

回答はマークシート

  • 貨物自動車運送事業法もしくは道路運送法から8題
  • 道路運送車両法から4題
  • 道路交通法から5題
  • 労働基準法から6題
  • その他運行管理者の業務に関し、必要な実務上の知識及び能力から7題

という形式で出題され、全問マークシートで解答します。問題よって正解を1つ、もしくは複数を選んで答えることになります。

合格基準

  • 全30問のうち18問以上の正解
  • 大問1~4までは最低1問以上
  • 大問5は2問以上の正解が必要

となります。こうして試験に合格すれば資格を取得することができます。

また、取得しようとしている運行管理者資格者証の種類に関する業務

  • 一般乗合旅客
  • 一般貸切旅客
  • 一般乗用旅客
  • 特定旅客
  • 貨物

実務経験が5年以上あり、その間に運行の管理に関する講習(最低1回は基礎講習を含む)を5回以上受講している場合は無試験で資格を得ることもできます。

合格者の勉強時間について

運行管理者の試験は始まった最初のころは合格率が70%を超えるという比較的簡単な試験でしたが、現在は約30%程度を推移しています。

平成30年8月の試験で

  • 貨物28.7%
  • 旅客31.7%

という合格率でした。年度によっては合格率が20%を切ることもあるほど現在では難しい試験となっています。

これにはいくつかの理由があると言われています。まず試験を受けているのがすでに何かしらの勤務をしている社会人が多いということです。

これは「自動車運輸事業者(軽貨物運輸業を除く)又は、特定第2種利用運送事業者の事業用自動車の運行管理に関する実務経験が1年以上のもの」という受験資格が大きく関係しています。

社会人が受験しているためになかなか勉強時間が確保できず、十分な準備がないまま試験を受けている人も多くいることが合格率を下げている理由にもなっています。

また、会社からの指示や命令によって試験を受けている人の中にはそれほど高いモチベーションを持っていない人もいます。当然しっかりと勉強をしないまま試験を受けていることが多く、なかなか合格しないことにつながっています。

そこでこの試験に合格するためには効率よく、限られた時間を使って勉強することが重要になります。

長ければ良いというものでもありませんし、働きながら試験勉強する人は時間を長くとれないことは当然です。そのため時間の長さよりも効率が求められるのです。

効率よく勉強する為のポイント

過去問題を中心に

運行管理者の試験問題は範囲を全部覚えようとすると莫大な量になります。それをただただ覚え続けるというのはあまりおすすめできません。それよりも過去数年分の過去問をやり込んだ方がはるかに効率的です。

過去問をやりこんでいると「任意」「義務」といった言葉の変更のような「類似問題」が多く出題されていることに気づきます。

このようにとにかく似た問題が出題されているために過去問をやり込むのがもっとも効果的な勉強ということになるのです。

数字は暗記する

「車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上の普通自動車である事業用自動車に乗務する運転手は」というように問題文に数字が入ってくることが頻繁にあります。

主要な数字をしっかりと覚えておくことで問題に対処しやすくなります。問題が難しくてわからないときでも数字を覚えていれば解けることもありますので数字はしっかりと覚えておきましょう。

短時間に集中して勉強する

運行管理者の試験の勉強を長時間続けることはあまり効果的ではありません。限られた短い時間の中で、集中的に過去問などをやり込むというのが集中力の持続の問題からも重要になってきます。

勉強するなら解説付きの過去問題集がおすすめ

詳解 運行管理者<貨物>過去問題集 ’19年版

運行管理者の試験勉強には問題集は2冊ほどで充分です。できるだけ実践的な問題を多く掲載していて、解説が細かく載っているものを選ぶようにしましょう。

例えばこちらの問題集は過去問題集となっていて、これをやり込むのがもっとも効率的だと言われているものです。

参考:https://books.rakuten.co.jp/rb/14601186/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_103_0_10000991

運行管理者国家試験対策標準テキスト’19年版

こちらは1度読んだだけではわからないかもしれませんが、2度、3度と読み込んでいくうちに内容が理解できるようになっていく問題集です。

参考:https://books.rakuten.co.jp/rb/15603697/

まとめ

運行管理者はバスやトラック、タクシーの運行をしている営業所であれば、ほぼ確実に必要になるものです。その資格を持っていることで就職や転職に有利になるだけでなく、資格手当なども期待できます。

ぜひ取得を目指していきましょう。

【EU用】記事終わりCTA_22/09更新

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