共同配送とは?共同配送の仕組みやメリットを徹底解説!

   

物流業界では近年、コスト削減のために共同配送を取り入れるという話をよく聞くようになりました。

実際のところ、共同配送を取り入れるメリットはどのようなものなのでしょうか? また、デメリットは存在しないのでしょうか?

本記事では、共同配送について知りたい物流マンの方々のために、共同配送の仕組みからメリットまでを徹底的に解説します。

共同配送とは?

日本経済を長く蝕むデフレ不況によって、運送会社は荷主からコストダウン要求を突きつけられることがしばしばです。そんな中、物流コストを削減する手段として注目されているのが共同配送なのです。

この共同配送、いったいどのようなシステムなのでしょうか。まずは概要を確認していきましょう。

どんな仕組みなのか

共同配送の仕組みそのものはそう難しいものではありません。

納品先を同じくする複数のメーカーが運送会社の物流センターに荷物を持ち寄って、物流センターで荷物を積み込んだ運送会社のトラックが納品先への配送を行う。これが共同配送のおおまかな流れです。

各メーカーが個別に納品先へ向かっていては、納品先で待ち時間が発生するなどして非効率的ですよね。共同配送を行うことでトラックの積載効率が高まり、配送の能率も上がるため、結果的に物流コストが低く抑えられるのです。

また、昨今の環境負荷低減の流れの中にあっては、CO2の排出を削減する効果が期待できることも見逃せません。

デメリットはあるの?

このように説明するとメリットだらけのように感じられるかもしれませんが、共同配送を行うことで逆に融通が利かなくなってしまうケースもあります。

というのも、物流センターから出発したトラックはルート組みや配達順序が固定化しているため、納品時間が安定する一方で、急な条件の変更や追加発注に対応することが難しいのです。

また、そもそもの話として、納品先が複数のメーカーで合致していない場合は共同配送を行うこと自体ができません。その場合はメーカーが直接向かおうが運送会社が向かおうが台数の削減効果がありませんから、特にコストカットには繋がらないことになります。

どんな商品に向いているの?

共同配送はどのような商品の取り扱いに適しているのでしょうか。

実際に共同配送が行われている例としては、日用雑貨や食料品をスーパーやコンビニに搬送する場合が挙げられます。

  • 医薬品をドラッグストアに納入する
  • 家電製品を家電良品店に納入する

などもこれにあたります。

つまり、複数のメーカーから小売店に向けて荷物を搬入する場合は、いったん物流センターを経由してルート配送を行ったほうが高効率となるわけです。このようなケースでは共同配送が有効です。

共同配送のメリット

共同配送に関する基本的な情報は理解できたのではないでしょうか。そこで次は、共同配送を行うメリットについてより詳しく見ていきましょう。

納期が安定する

まず一番に考えられるのは、ルート配送のメリットをそのまま受けられるという点です。先述のとおり共同配送が用いられているのはスーパーや家電量販店などへの納入ですから、自然とルート配送になるわけですね。

物流センターから出発したトラックは、決まった順序で店舗を回ります。早めに回る現場もあれば最後に回される現場もあるものの、個々の納入先だけを見れば、毎日決まった時間に納入が行われることになります。配送時間が安定する。これが共同配送を行うメリットの一つです。

顧客受け入れの手間を軽減

先程も少し触れましたが、顧客側のメリットとして、荷受けの手間が少なくて済むということが挙げられます。ドラッグストアへ荷物を納入するケースを考えてみましょう。

たとえば風邪薬ひとつとっても、いろいろなメーカーから販売されていますよね。それらを各メーカーの車両が直接納品していたら、ドラッグストアの搬入口には行列ができてしまいます。

しかし、共同配送であればこの事態を解消できます。あらかじめ物流センターに集められた各メーカーの製品を一台のトラックに混載して運ぶのですから、ドラッグストアは一台受け付ければそれで済んでしまうわけですね。

このように、顧客の荷受けの手間を減らせるのも共同配送の利点です。

荷札・伝票の用意が不要

あまり注目されないものの小さくないメリットとして、荷札や伝票が少なくて済むという点があります。メーカーが納品先に直接納入する場合、納品先は荷札や伝票をメーカーの数だけ処理しなければなりません。

一方、共同配送は複数のメーカーの荷物をひとまとめにして運び入れるシステムです。荷物ごとの荷札や伝票の処理は必要なく、一回の納入の分だけで済むわけですね。

顧客にとってメリットがあるのはもちろん、荷主も顧客の数だけ伝票を用意するのではなく物流センター行きのものだけを用意すればいいので、荷主にとっても手間を軽減できることになります。

もっとも、これはトレーサビリティとトレードオフです。宅配便や路線便のように配送状況を仔細に確認することはできない、と心得ておきましょう。

特定地域で効率よく配送できる

共同配送というシステムの都合上、そもそも納品先顧客が合致することが絶対条件ではありますが、裏を返せばそこさえクリアしてしまえばあとはルート配送になるわけです。

ルート配送は、同一地域内を回ることに非常に強いというメリットがあります。定期で同じルートを辿るため、効率よく配送を行えるのです。

ただし、全国対応が不可能であることは覚えておくべきでしょう。共同配送の強みが発揮されるのは、あくまでも物流センターの管轄範囲に限っての話なのです。

コストがかかりにくい

最後に、おそらく最も重要なメリットとして、物流コストを軽減できるという点を挙げておきます。

共同配送を使うことで、宅配便などと比較して1個口あたりの料金を抑えることができます。また、路線便のように突然の値上げが発生するということがないため、価格そのものも安定しています。

ちなみに、荷量で言えば500kg~2,000kgが最も恩恵を受けられる範囲と言われています。ある程度まとまった量で運んでこそコストメリットが発生するのだと覚えておきましょう。

ただし、配送料金は個建が主流である点には注意が必要。出荷数量が大口になりすぎても効果が薄くなってしまいますから、荷量が前述の範囲に収まるかどうかよく吟味することをおすすめします。

まとめ

皆さん、いかがでしたか?

共同配送は正しく行えば物流コストを削減でき、効率化にも繋がります。もしあなたがロジスティクスの管理を担当する立場で、業務の改善に悩んでいるところなのであれば、ぜひ導入を検討してみてください。

【EU用】記事終わりCTA_22/09更新

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