トラックへの基本的なロープの掛け方とは?

   

トラックに荷物を積んだ時には荷物を固定するのが一般的です。その中でもロープを使う方法は一般的で、覚えれば誰にでもできてしまう方法でもあります。

今回は安全に荷物を輸送する事ための、ロープの掛け方をいくつかご紹介いたします。

必ず必要になるロープでの固定

なぜトラックの荷物にロープ掛けが必要になるのかというと、トラックの荷台が必ずしも箱がついているとは限りません。

多くの場合は平ボディーという箱上の囲いが無い状態で使用していますよね。その方が自由度も高いし箱があると費用がかかるからかもしれません。

平ボディ―タイプのトラックを使っているのは一般の方ばかりではありません。実は運送業界でも平ボディ―のトラックはかなり活躍しているタイプのトラックなのです。

そのため荷物を固定させるためのロープは必須になります。トラックのロープの掛け方はしっかりと固定ができて覚えると簡単ですし、趣味でも使う事ができるので覚えておいて損はしません。

そのためにもロープの掛け方を解説していくのでやり方を覚えておくと良いでしょう。

トラックに荷物をロープで固定するときの注意点!

ここではトラックに乗せた荷物をロープで固定する時に注意すべき点をご紹介いたします。

荷物に合っているかどうか

まずは荷物にロープが合っているかどうかを確認しなくてはなりません。その理由は荷物が一定のものでは無いという点です。

荷物が硬いものであればどんなロープの掛け方でも問題は無いかもしれませんが、柔らかい荷物の場合では荷物を破損しかねないのです。

なのでロープを使用しても大丈夫な荷物なのかをまずは見極めましょう。それと同時に柔らかい荷物の場合はどうやって固定をすればいいのかも知っておくと良いでしょう。

例えばベルトを使うなど荷物に合わせた固定のやり方を覚えておくといいでしょう。

ちなみになぜロープで破損するのかというと、ロープは全体的に固定させるものではなく点で固定するからですね。

掛け方の手順を守る

次にロープの掛け方は手順をしっかりと守らなくてはなりません。

中には「ロープなんてどうやってかけてもしっかりと結んでおけばいいのだろう?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、トラックは常に振動しているので一般的な掛け方では荷崩れを起こしかねません。

さらにトラックの荷物を固定させるロープの掛け方をする時にも手順を守ります。似たような形状になれば良いのかと言うとそうではないからです。

手順を守ってこそ締めた時にギュッとしたいりょうになっているので、手順はしっかりと守らなくてはならないのですね。

万が一荷物が落ちてしまったら大きな事故になりかねないので気を付けなくてはならないわけなのです。

増し締め

ロープを掛けても大丈夫な荷物なのかをチェックして、ロープを使ってトラックの荷物をしっかりと固定する掛け方を手順通りに行ったとしても、そこで良しとしとするのではなく本当に緩まないか確認もしなくてはなりません。

確認はどのようにすればいいのかというと、まずは手順を守ってしっかりとロープを掛けていきましょう。

ロープを掛けたら力を入れて(荷物を破損しない程度に)締め付けてropeの端をほどけてしまわないように処理します。

次にトラックのエンジンをかけて少し走行してみましょう。そしたら再び荷物を固定しているロープを締めます。これを増し締めと言うのです。

トラックへのロープの掛け方の3つの基本

ここではトラックにロープを掛ける時の3つの基本をご紹介していきましょう。

2重8の字結び

まずはコレを知らないとトラックの荷物を固定する事ができません。

2重の字結びはダブルエイトフィギュアノットともいう結び方ですが、これは簡単に言えばトラックの荷台の外側についているフックに引っ掛けるための『輪』の事です。

普通に結んで輪をつくればいいじゃんと思うかもしれませんが、非常に頑丈で簡単にほどける事もありません。

とても安全に荷物の輸送をする事ができる結び方なので、必ず覚えておくと良いでしょう。というか運送業界では知らないとまずいかもしれません。

やり方は輪になる部分を造るためにロープを二つ折りにします。この時普通の輪よりも大きめにしましょう。

ロープを大きめに二つ折りをしたら次は輪になる部分を時計回りに移動させて手元に持っている部分と交差させ、右下にもってきて上の輪の中に通しましょう。

輪の中に通したらギューッと強く締め付けるだけです。

普通の輪の作り方よりも少しだけロープ同士が摩擦するので固くてほどけにくい輪が出来上がるというわけなのです。これは基本中の基本なのでまず最初に覚えましょう。

南京結び

南京結びもトラックドライバーとしては頻繁に行うロープの掛け方です。

南京結びはなぜ重宝なのかというと硬く荷物を固定する事ができるので、重たくて大きな荷物であっても問題なく固定でき、安心して輸送する事ができるというわけなのです。

ちなみに輸送結びのやり方ともちょっと似ているので、どちらが南京結びだかわからないという方もいるかもしれませんが、微妙に掛け方が違うので間違わないように覚えると良いかもしれません。

ただしやり方がちょっと難しいので練習すると良いでしょう。やり方は荷物の上にロープを通します。ロープの端は輪を作ってフックに掛けます。

もう片方を反対側に持ってきてフックに引っ掛けるのですが、まずは左手に大きめの輪を作り右手でも大き目の輪を作って、右の輪を左手の輪に通して左の輪の下の部分を二度通した輪に巻き付けます。

しっかりと巻き付けたら残っている左側の輪の下の部分に右手に残っていたロープ(輪を作った残り)を入れます。

この時ロープは全部通さずに輪になるようにして、その輪をフックに引っ掛けてロープをぐっと引きます。残ったロープは緩んでしまわないように巻き付けて固定しましょう。

棒結び

棒結びは荷物をトラックに固定させるための結び方ではありません。これはロープを棒状にするための結び方です。

なぜこんな結び方をするのかというと、もしも荷物を輸送した後でロープをそのままにしておいたら次の荷物を輸送する時に、ロープがぐしゃぐしゃなんて事になってしまいます。

そのためロープを使ったら次に使いやすいようにロープをしっかりと結んでおかなくてはならないのですね。棒結びはとても簡単な結び方です。

まずはロープは端から15センチくらいのところを掴み、右手に密着するように左手で余った15センチのロープを握ります。ここが起点になります。

右手に持ったロープは緩めに左手はギュッと掴み、右手を左手の下にくぐらせてひじの部分まで持っていきます。そしたら左の二の腕にロープを引っ掛けて折り返し、左手の親指にロープを引っ掛けます。

これを繰り返してロープを左手に巻き付けていきましょう。ロープは2~4mほど余らせておいて、今度は左腕からロープの束を外して余ったロープを巻き付けていきます。

巻き付ける時は上から下に向かってらせん状に巻き付けていきます。これを繰り返すと棒状になるのです。

ロープの端部の処理は確実に行おう!

しっかりとトラックにロープを掛ける方法をマスターしたら、今度はロープの端っこ(残り)の部分をしっかりと結び付けていかなくてはなりません。

もしもロープのあまりの部分をしっかりと固定できなくて、輸送中にロープが垂れてしまうと危険です。

もしもロープが道路に落ちてしまいそれをタイヤが巻き込んでしまったら、いくらしっかりと結んだと言ってもあっという間にロープは切れてしまうでしょう。

そして荷物はどうなるのか?当然ですがロープが切れたのだからただでは済みません。道路に落下してしまう可能性は否定できませんし、何よりもロープが切れた勢いで荷物を破損しかねません。

そうならないようにロープで固定したらしっかりとその端っこの部分はしっかりと固定して、走行中に落ちてしまわないかどうかを確認しましょう。

落下物の責任は落とし主に!

もしも気を付けていても万が一ロープが緩んでしまって荷物が落下してしまったとしましょう。そうなってしまったらどうなってしまうのか?

もし落下した荷物が原因で交通事故を起こした場合、法律上では荷物を落とした人に賠償責任が生じます。

ちなみに民法上でも損害賠償責任が生じますし、道路交通法第43条、道路交通法第75条の10の違反となってしまいます。

なのでしっかりと結んだつもりでも何回か確認しなおすくらいのしつこさも必要になるでしょう。

特に走行中の振動は荷物が動いてしまう事もあるので、こまめにチェックをしてロープが緩んでいないかどうかを確認し、緩んでいたらしっかりとロープを引っ張って動かないようにすると良いでしょう。

まとめ

今回はトラックの荷物へのロープの掛け方についてご紹介いたしました。ロープを掛ける時は手順を守る事、そしてロープが緩んでしまわないための注意点などについてもご紹介いたしました。

この記事がトラックに荷物を固定する方法を知りたい方のお役に立てれば幸いです。

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