プロパンガスの転がし方のコツって?重くてもコツさえつかめば簡単に転がせる!
プロパンガスの配送をしている初心者の方は、ボンベの転がし方が上手くいかず苦労しているのではないでしょうか。
ですが、ベテラン配送員はいとも簡単に転がし交換作業を行っていますが、少しコツをつかむだけで驚くほど簡単に転がすことが出来るようになります。
そこで今回は、プロパンガスボンベの転がし方のコツについてご紹介していきたいと思います。
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プロパンガスボンベの重さを知っていますか?
一般家庭で使用されているプロパンガスのガスボンベは二種類あり、高さが80cmで20kgのものと、高さが140cmで50kgのものがあります。
基本的には転がして運ぶのですが、高さが80cmのものが中腰になって運ぶために運びにくくなっています。重量はありますが高さ140cmのほうが運びやすいと言われています。
転がし方の基本は斜め!
ガスボンベを運ぶときは基本的にはずっと担いでいることはありません。斜めにして平面を転がして運ぶのが普通です。
しかし、細い路地などで斜めにできない場合やエレベーターがついていない建物で階段のときなどは担がなければいけないことになります。
転がすときは50kgのほうが、担ぐときは20kgのほうが楽になると言われるのはそれが理由です。
プロパンガスボンベの転がし方のコツ
一定の角度を保つ
斜めにして運ぶガスボンベですが、その角度が安定しないと一定の速度で運ぶことができません。変に思った通りではない方向に曲がっていったり、ゆっくりすぎる速度で配送に支障が出る場合があります。
多い日は一日に数十本のガスボンベを配送しなければいけませんし、歩合制の場合は早く配送しなければ給与にも関わってきます。
コツとしては斜めに傾けてスムーズに転がったらその角度をキープし続けることです。
体に近い位置で扱う
転がす際にはできるだけ体に近いところで回転させる方が安定して転がります。体から離してしまうと角度の調節が難しくなるだけでなく速度もバラバラになります。
自分の体の正面にガスボンベが来るようにして近い位置で回転させていきましょう。
狭いところは左右半回転で進む
狭い路地を転がしながら進むときは同じ方向に転がし続けることは困難です。長い距離を進む場合は無理してでも担いだ方が速いのですが、
転がして進むときはボンベの底面を左半回転、右半回転というように交互にしていくと狭い路地でも進むことができます。
ただし時間がかかってしまうので急いでいるときにはあまりおすすめはできません。
転がすだけではないプロパンガスボンベの運搬方法
ボンベカート
ガスボンベは決して転がすだけが運搬方法ではありません。トラックでできるだけ近くまできたら、そこからはボンベカートのような道具を使うこともできます。
その名前の通り、ガスボンベを乗せて運ぶことができるカートです。地道に転がすよりも圧倒的に速く運ぶことができるのですが、狭い路地には入っていけないという弱点もあります。
肩に担ぐ、抱きかかえる
道具を使わない場合はほとんどがこの運び方になるでしょう。狭すぎて転がすことができない道や、階段などの段差がある場合、とにかく急いでいる場合は担ぐことになります。
20kgのものであればある程度は肩に担いだりすることはできるでしょう。50kgのものはなかなか担ぎ上げることができないので、抱きかかえるようなかたちになります。
あまり長い距離はつらくなるので、できるだけ転がして必要なときだけ担ぐようにしましょう。
プロパンガスボンベの取り扱いには注意しよう
プロパンガスのガスボンベは販売するにも整備点検するにも、ある程度の量を配送する際も資格や免許が必要なほど危険なものです。
基本的には「火器に近づけない」「40度以下の場所で保管する」「平らな場所で保管する」ということには注意が必要です。
まとめ
プロパンガスは地域によっては生活に必要不可欠なものです。それだけに配送が頻繁に行われるのですが、その取り扱いや運び方にも決まりがあります。まずは正しい取り扱いの仕方を学んでいきましょう。