【2020年最新版】大型免許取得の条件とは?費用から取得方法と乗れる車の種類まで徹底解説!

      2020/07/06

中型免許よりもさらに大きな自動車を運転できるようになり、トラックやバスなどの大型車を運転するのには必須の大型免許。

持っているだけで「大型トラックドライバー」にチャンスがあり、憧れを抱いている方も多くいらっしゃるかと思います。

今回は、そんな大型免許の取得に必要な条件から方法、費用と運転できるようになる具体的な車種までを徹底解説していきます!

大型免許とは?

大型免許は、大型自動車を運転するために必要になる自動車免許のことで、正式には大型自動車免許といいます。

大型免許を取得すると一部の例外である

  • 大型特殊自動車
  • 大型自動二輪車
  • 小型特殊自動車

以外の大型自動車の運転が可能になります。

大型免許には、

  • 第一種免許
  • 第二種免許

2種類の免許証があります。

  • 第一種免許・・・営業目的ではない用途のみで使用できる
  • 第二種免許・・・仕事として運賃などの利益が発生する際の運転が可能

第一種免許は、従業員の送迎や、自社製品の運送など、運賃や送料の発生しない条件で使用することができます。そして、運賃や送料などが発生する営利目的の場合には、第二種免許が必要になるのです。

大型免許の取得条件は?特別なスキルは必要なの?

大型免許の取得には、特別なスキルは必要ありません。ですが、

  • 年齢
  • 健康状態
  • 普通免許取得後に通算3年以上経過している

などといった必須条件を満たす必要もあります。具体的な必須条件は以下になっています。

  • 年齢が21歳以上であること。(自衛隊員の場合は、20歳以上であること)
  • 普通免許取得から通算で3年以上経過していること(免停期間は除外して計算されます)
  • 普通免許はMT車のみでAT車限定は不可
  • 視力は両眼0.8以上、片眼0.5以上、深視力2.5mで平均誤差2.0cm以内。(メガネ・コンタクトレンズ使用可)

大型免許で乗れる車とは?

大型免許を取得すると大型自動車の運転が可能になります。大型自動車は普通自動車よりも車両の重さや積載重量、乗車定員が多い自動車ですね。

具体的な大型自動車の条件は以下になっています。

  • 車両総重量・・・11トン以上
  • 最大積載量・・・6.5トン以上
  • 乗車定員・・・・30人以上

普通免許・中型免許・大型免許の条件比較

運転免許法では、自動車を運転できる免許は、

  • 普通免許
  • 中型免許
  • 大型免許

に分かれています。それぞれの受験資格は以下になっています。

  • 普通免許・・・年齢18歳以上
  • 中型免許・・・年齢20歳以上/普通、大特免許いずれかを取得しており、免許期間が通算して2年以上
  • 大型免許・・・年齢21歳以上/普通、中型、大特免許いずれかを取得しており、免許期間が通算して3年以上

運転免許証

大型免許取得の方法と費用は?

大型免許の取得には、

  • 一発試験での合格
  • 教習所での取得

の2種類があります。

一発試験で合格を目指す場合

大型免許の取得を運転免許試験場での試験で一発合格を目指す方法です。

費用を安く抑えて大型免許を取得することが可能ですが、

  • 逆に難易度が高い
  • 試験に不合格だった場合には費用が無駄になってしまう

などが大きなデメリットとなっています。

また、一発試験を受けるためには、同乗者の協力も必要になります。この同乗者を確保することも難しいため、一発試験はさらに難易度が高くなります。

  • 期間・・・・9~10日
  • 難易度・・・合格率が5%前後の難問
  • 費用・・・・約4万円

教習所に通って取得を目指す場合

教習所に通うか、合宿するかで仮免を合格後に運転免許試験場で大型免許の本試験合格を目指します。教習所での取得は、合格難易度が低いので確実性が高いのですが、一発試験に比べて費用は高額になります。

  • 期間・・・・最短1週間~10日前後
  • 難易度・・・合格率が90%以上なのでほぼ確実
  • 費用・・・・20~35万円前後

大型自動車として運転できる車はこれだ!

大型免許を取得すると運転できる自動車の幅が増えます。特に以下の自動車を運転できることは、職種や仕事内容が広がる可能性が高まります。

大型自動車①大型バス

大型免許を取得していると乗車定員数が30人以上の大型バスを運転することができます。大型バスは。路線バスや観光バスから、会社での送迎など広い用途で使用されるため、仕事としてのニーズも大きいです。

また、路線バスや観光バスで使用される大型バスの場合は、二種免許が必要になるので注意してください。

大型自動車②タンクローリー

タンクローリーは、荷台に円筒状のタンクがついているトラックです。ガスや石油などを運ぶ際に活躍しますね。一度に沢山運搬するニーズが高いため、大型になる傾向が強いです。

大型自動車③ダンプカー

ダンプカーは、大きな荷台が設置されている大型自動車で、積載した荷物の輸送に使われます。特に石や砂、土などを運ぶのに活躍するため、建設業で多く用いられます。

大型免許で働ける仕事、「大型トラックドライバー」って?

大型免許を取得すると大型トラックドライバーとして活躍することができます。

大型免許を取得すれば誰でも働けるチャンスがある!

大型トラックドライバーの求人では、未経験者の求人も多く見られます。また、学歴不問の求人も多いです。そのため、大型免許を取得すれば、だれでも大型トラックドライバーとして働けるチャンスがあるのです。

また大型トラックドライバーは、高収入の求人も多いですね。大型免許は、収入アップやキャリアアップにつながる魅力的な免許なのです。

大型トラックドライバーの具体的なお仕事内容は?

大型トラックドライバーは、主に長距離での荷物の輸送がメインになります。他のトラックドライバー同様、荷物の積み下ろしも作業に含まれている場合はほとんどです。

また、ダンプカーやミキサー車などの大型トラックでは、作業現場からの輸送が主な仕事になります。

まとめ

大型免許取得の条件について解説しました。いかがでしたでしょうか。大型免許の取得には特別な条件は無いのですが、年齢や健康状態などの取得条件があります。

大型免許の取得には、一発試験と教習所の2種類の方法があります。

一発試験は、少ない費用で取得できるという多いなメリットがありますが、試験の難易度が高く、受かるのが難しいのがデメリットとなります。また一発試験では、同乗者の協力が必要なため、受験すること自体の難易度も高くなっています。

一方の教習所での取得は、難易度が低い反面、費用が高額なことがデメリットになります。確実性を考えると教習所がおすすめですが、試験の合格に絶対の自信がある人は、一発試験も選択肢に加えてもよいでしょう。

【EU用】記事終わりCTA_22/09更新

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