大型トラックのキャビンが快適な寝室に!長距離運転時の仮眠方法を徹底解説

   

大型トラックのキャビンは工夫次第で快適な寝室環境になります。

キャビンのルーフに寝室スペースがある車種や、ルーフが無くても大型トラックのキャビンで長距離運転の疲れを癒やすための方法や、仮眠をとる際の注意点などを詳しく紹介します。

大型トラックのキャビンの上にあるルーフが寝室になっている車種例

大型トラックのキャビンの上にルーフが付いているタイプは、足を延ばして眠る事ができる寝室が付いている事で知られています。

ここではトラックメーカー各社の車種令をご紹介いたします。

いすゞの『マキシルーフ』や『ギガマキシルーフ』は幅1985mm。奥行1025mm、最後部の高さが865mmという広々とした寝室にもなるスペースです。

ごろごろと寝返りはできませんが、広々とした空間が自慢です。

日野の『スーパーハイルーフ』も広々とした空間があり、ランプや小物入れそしてカーテンなどもついています。

長距離の運転をしている方の疲労を少しでも解消するために開発されたと評判です。三菱ふそうトラックの『スーパーマルチルーフ』も広々とした寝室を備えたトラックです。

ライトも空調もついているのでエンジンを切っていても冬温かく、夏は涼しいというのがルーフが付いたトラックの特徴です。

でもすべて大満足というわけにはいきません。実際に経験した方ならわかりますが、雨が降ると直接天井の金属板を叩かれるので、その時ばかりは快適とはいかないのが玉に瑕です。

大型トラックのキャビンにルーフが無くても快適に寝る方法

ルーフがあった方が快適ですが予算の都合上ルーフが付いていないトラックではどのように快適に眠るのかをご紹介いたします。

助手席を倒してフラットにする

まずは助手席を倒してフラットにする方法です。助手席を前にたたんでしまうと運転席と助手席の間のコンソール部分とだいたい平行になります。

この部分にマットなどを敷いてベッドのような空間を作る事ができます。

寝方ですが、コンソールボックスの上はどうしても硬いので、助手席側に頭を向けてコンソール部分に足を向けて眠ると快適に熟睡する事ができます。

運転席の後ろの仮眠用ベッド

大型トラックの運転席のすぐ後ろにも仮眠用ベッドがあるのをご存知でしょうか?この部分で眠る事も可能です。

助手席をたたむなどの作業をしなくても済みますが、あくまでもこの部分は仮眠用としてつくられています。

そのためルーフに比べると非常に狭い空間ですので、決して快適に眠れるとは言い難いかもしれません。

特に体が大きな男性の場合は窮屈に感じるでしょう。助手席や運転席を倒しても広さが変わる事が無いのがちょっと難点かもしれません。

簡易的な寝具を用意する

ルーフで寝るにしても助手席をフラットにして寝るにしても仮眠用寝台で眠るにしても、より快適に眠るために使えるグッズを用意する事もおすすめです。

例えばマットがあるとは言っても決して満足な柔らかさは確保できません。その場合には寝台用のマットをプラスしてみると良いですね。

さらに枕なども用意しておくとより快適に眠る事ができるでしょう。寒い時期には温かくした方が熟睡できますので、電気毛布などを用意しておくと体調の管理もできておすすめです。

あると便利なアイテム

快適に眠る事だけを考えるのではなく、眠る時の環境を整える事も重要です。例えば高速道路のパーキングで眠る時に明るさが気になってしまうと熟睡ができません。

それを改善するためにはアイマスクなどを用意しておくと良いですし、音がうるさくて熟睡が難しい場合には耳栓などを用意しておくと良いでしょう。

さらに明るさを調節するためにもカーテンなどを用意しておくのも重要です。冬場車内は乾燥しやすいので加湿器などを用意しておくと風邪対策になっておすすめです。

大型トラックのキャビンで仮眠する場合の注意点

運転していると疲れで眠気にあらがえない事もあります。そうなってしまった場合にどのようにして仮眠をとるのかや注意点をご紹介いたします。

停車位置に注意!

長距離の運転をしていると仮眠が必要になるものです。仮眠をとる時には必ず駐車場を利用して眠ります。

幹線道路でつい眠ろうなんて思う事もありますが、万が一警察の方に見つかってしまったら厄介です。仕事とは言っても交通法違反をしている事に変わりはありません。

駐車違反の切符を切られてしまいます。そうならないためにも仮眠をとる時には駐車場などを活用すると良いですね。

高速道路を走行中じゃない時に仮眠をとる時にも、できれば駐車違反にならない場所で仮眠をとるようにしましょう。

エンジンのかけっぱなしに注意!

例え良い駐車スペースを確保できたからと言って、エンジンをかけっぱなしで眠るのは避けた方が良いでしょう。

その理由はその駐車場付近に住宅があった場合、そのエンジン音が耳障りだと感じる事もあるからです。

また、付近に家の無い高速道路の駐車場で眠るから良いのか?というとそうではありません。

同じ駐車場にはたくさんのトラック運転手が停車して、同じように体を休めているからです。

もしも自分が仮眠をしていて隣のトラックのエンジン音がうるさかったらどうでしょうか?

もしかしたらトラブルに発展しないとも限りません。だからできるだけエンジンを切って仮眠をとるようにしましょう。

まとめ

今回は大型トラックのキャビンについての秘密、そしてキャビンが無い場合にどのようにして快適に眠れば良いのかについてのお話をいたしました。

例えルーフが付いていなかったとしても、工夫をすればあっという間に快適な仮眠スペースを確保する事ができます。

快適な睡眠を確保できる事で健康な状態で仕事をする事ができるので、できる範囲からお試しになってみてはいかがでしょうか。

【EU用】記事終わりCTA_22/09更新

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