大手タクシー会社の歩合率を比較!タクシー会社の給与体系をわかりやすくご紹介

   

タクシードライバーへの転職を考える際、気になることの一つが歩合です。タクシー業界の給与には歩合制が導入されているので、仕事が取れないと収入が少なくなってしまいます。

しかし、歩合率は会社の内部にいなければなかなか知る機会を得られないもの。不安を感じて就職や転職をためらってしまう人も決して少なくないでしょう。

そこでこの記事では、タクシードライバーの仕事に就くことを検討している方のために、タクシー会社の給与の仕組みから大手4社の歩合率の比較、稼ぐためのコツを紹介していきます。

タクシー会社の給与体系

まずはタクシー業界一般の給与体系について確認していきましょう。大きく分けて3つのタイプがありますので、それぞれの特徴について説明します。

A型

最初に紹介するのは、業界内で「A型」と呼ばれている給与体系です。これは「固定給+歩合給+賞与」という給与構造のこと。

固定給の内訳は基本給+その他手当で、歩合給は一定の売上を超えた場合に発生します。また、固定給はその名のとおり通常変動しないものですが、売上がノルマを下回ったときには減額されるという制度を敷いている会社もあります。

A型賃金のメリットは、固定給があるぶん収入が安定しやすいことです。ただし裏を返せば歩合率が低いということでもあるため、どんどん売上を伸ばして稼ぎを増やしたい方にとっては不向きな形態とも言えます。

他の業界で一般企業に勤めた経験のある方にとっては馴染み深い給与体系ですが、現在のタクシー業界でA型賃金を導入している会社は少数派です。

B型

B型賃金はいわゆる完全歩合制です。「売上✕歩合率」という給与構造をとります。後に紹介するAB型賃金と違って、毎月すべての売上歩合を支給されます。

売上の大きさがドライバーの給料に直接反映されることになるため、頑張れば頑張っただけ収入がアップします。

システムとして非常にわかりやすいですし、ドライバーにとってはモチベーションの向上にも繋がるでしょう。能力のあるドライバーほど稼ぎやすい給与体系です。

反面、あまり売上を計上できないドライバーにとっては不利な制度であることも事実です。売上はどうしても月ごとに変動しますから、安定という意味では見劣りするとも言えます。

AB型

A型とB型をハイブリッドした給与体系がAB型賃金です。給与構造はA型と同様、「固定給+歩合給+賞与」

固定給と歩合給を合算したうち一定割合が賞与としてプールされ、年2~3回のボーナスという形で支給されます。月々の頑張りは賞与に反映されることになるわけですね。

月収が安定するA型と高収入を狙えるB型の良いところ取りをしたシステムと言えるでしょう。ただし、一口にAB型と言っても、その内訳は会社によって様々です。

よりA型に近い給与体系を敷いているところもあれば、歩合率を高めてB型に近い給与体系にしているところもあります。

現在のタクシー業界では最も広く普及しているタイプではありますが、このようにわかりづらさもあるので、応募する際には会社の制度をよく確認しておくことをおすすめします。

タクシー会社の歩合について

次に、タクシー業界における歩合制の基礎知識について解説していきます。

歩合率の平均

歩合率は業界平均50%~60%と言われています。売上の約半分が給料になるとイメージしていただければ概ね間違いないでしょう。とはいえ、この数字はあくまでも平均です。

会社によって違いはありますし、同じ会社でも勤務シフトによって個々人で差が生じてくるでしょう。規模の大きいタクシー会社で稼働率の高いシフトで勤務しているような場合には、60%以上の歩合率になるケースも見られます。

なぜ歩合なのか

そもそも、タクシー会社はなぜ歩合制を採用しているのでしょうか。その理由としては、タクシーの営業方法が多分にドライバー個人に依存しているという点が挙げられます。

固定給の割合を高めてしまうと、ドライバーは営業活動に力を入れなくてもある程度安定して給料を得られるようになります。

営業を怠ることが横行すると会社が充分な利益を上げられなくなってしまうため、歩合制の導入によってドライバーのモチベーションを高く保っておかなくてはならないのです。

歩合率は高いほうがいい?

歩合率の高低は会社によって差異があります。歩合給の割合が高いと稼ぎの上限が大きくなるので、優秀なドライバーにとっては歩合率が高いほうが有利であると言えます。

ただし、歩合率が低いからといって必ずしも年収が少ないわけでもありません。

歩合率が低い会社では、時間給換算したときの基本給の部分が大きくなっていることがあります。この場合であれば、歩合率が高い人と比較してそこまで大きな収入差はつきません。

ノルマはあるか?

基本的にタクシー会社ではノルマを課されるものと考えておきましょう。大抵のタクシー会社では、タクシー一台あたりに最低限必要とされる売上高が決められています。

車両の維持管理費や人件費など、会社が存続していくための費用をタクシーで稼がなければならないのですから、当然のことと言えますね。

先述のとおり、タクシーの営業はドライバーに依存するところが大きいです。そのためドライバーひとりひとりに

  • 売上の努力目標が課される
  • 売上が一定の水準に達しなかった場合は歩合率を下げられる

などといった手法が採用されています。

大手タクシー会社の給与と歩合率

タクシー業界の給料や歩合制について理解したら、次に気になってくるのは実際のタクシー会社が具体的にどの程度の給与を支払っているのかですよね。

そこで、ここからは大手のタクシー会社の給与と歩合率について、4社ピックアップして紹介させていただきます。

日本交通株式会社

日本交通株式会社は、東京都千代田区に本社を置く老舗のハイヤー・タクシー会社です。「日交」という略称で呼ばれることもあります。

グループとしての売上高は業界トップなので、一度は社名を耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。グループで保有している車両数も6096台と非常に多く、東京地区においては最大のタクシー会社であると言えます。

そんな日本交通株式会社のドライバーの給与は、182,000円+歩合給歩合率は62%となっています。

国際自動車株式会社

国際自動車株式会社は、東京都港区に本社を置く旅客運送事業者です。

  • タクシー・ハイヤー
  • 貸し切りバス
  • 路線バス
  • オートリース

など幅広く事業を展開しており、その規模は日本交通と並んで東京最大手です。「km」ブランドとして知っている方も多いでしょう。

国際自動車株式会社のドライバーの給与は、170,500円~201,500円+歩合給。そのほか、賞与が臨時給として年3回出ます。歩合給は59%です。

大和自動車交通株式会社

大和自動車交通株式会社は、東京都江東区に本社を置く大手タクシー会社です。タクシー・ハイヤー事業に加えて不動産業も営んでおり、東証2部に上場しています。顧客満足を重視する経営方針を掲げています。

大和自動車交通株式会社のドライバーの給与は25万円以上で、うち18万円が固定給。また、賞与が年3回あります。歩合率は59%とされています。

このほか、入社祝金として合計30万円が支給されます。内訳は事業所配属時に10万円、本採用された際に10万円、本採用後1年勤続で10万円となっています。

帝都自動車交通株式会社

最後に、帝都自動車交通株式会社を紹介します。東京都中央区に本社を置くハイヤー・タクシー事業者ですね。京成グループに属する会社として知られています。

営業エリアが比較的広く、

  • 23区
  • 三鷹市
  • 武蔵野市
  • 千葉県の東葛地区

までカバーしていることが特徴です。

帝都自動車交通株式会社のドライバーの給与は、197,000円+歩合給。うち147,000円が基本給です。このほか賞与が年3回支給されます。歩合給は59%です。

あなたにとって働きやすいタクシー会社とは

どんな業種にも言えることですが、就職や転職をするにあたって重要なのは、自分にとって働きやすい会社を見つけられるかどうかです。自分に合うタクシー会社を選ぶためのポイントを確認していきましょう。

未経験者からの就職/転職

まずはタクシードライバー未経験の場合。

  • 新卒としてタクシー業界に就職するケース
  • 他の業界からタクシー業界に転職するケース

が該当します。

運送業界は基本的にドライバー不足の状態ということもあって、タクシーも未経験だからといって採用を渋られることはまずありません。それどころか、タクシー業界は積極的に未経験者を採用する傾向にあるほどです。

ただ、未経験者の場合は勝手がわからないので、新人教育の制度が整っている会社を選んだほうがよいでしょう。

またタクシー業界は歩合給の割合が高いので、未経験者はどうしても収入面で不利になりがちです。一定期間給料を保証してくれる大手の会社を選ぶことをおすすめします。

安定を大事にしたい

先述のとおり、月々の給料が大きく変動することを嫌うのであれば、A型賃金を導入している会社に就職するのがよいことになります。しかし、A型賃金は現在のタクシー業界では一般的でないという問題もあります。

タクシードライバーで安定を大事にしたい場合は、歩合率の低い会社や、もしくは時間給を導入している会社を選ぶとよいでしょう。

しっかり稼ぎたい

より多くの稼ぎを得たい人は、B型賃金を導入している会社や、そこまでいかずとも歩合率の高い会社を選ぶのがよいでしょう。歩合率50%以上というタクシー会社は珍しくありませんから、探すのはそう難しくないはずです。

ただし、歩合率の高い会社はドライバーが自由に営業できる反面、成果を上げられなかったときの保証が弱いという点には注意が必要です。

歩合で稼ぐコツ

ここからは、歩合制を利用してより多くの給料を稼ぐコツを紹介します。

サービス精神を忘れずに

タクシードライバーの仕事は顧客満足が大切です。

  • 言葉遣いに気をつける
  • 最適なルートを提案する

など、サービスの質を上げることを考えましょう。たとえ運転技術そのものに自信がなくても、タクシーを居心地の良い空間であると思ってもらうことができれば、顧客に選ばれるドライバーになることができます。

イベントなどの情報をチェック

タクシーの営業はドライバーの自由度が高いので、より稼げる場所を自分で押さえておくと効率よく売上を伸ばすことができます。

集客力のあるイベントが開催されている周辺は、稼げるポイントの最たるもの。イベント情報は普段からチェックしておきましょう。

近距離の客を大事にする

顧客の行き先は乗せてみるまでわかりません。ということは、はじめから長距離の顧客を狙うことは考えないほうがよいでしょう。

たとえ長距離を狙ったところで、顧客を選ぶことはできないのですから、意識することにそもそも意味がありません。近距離か長距離かにこだわらず、とにかく乗ってきた顧客を大事にしましょう。

流し営業は効率が悪い

移動しながら顧客を探すドライバーもいます。流し営業というのですが、実のところ、これはあまり効率のよくない方法です。

確実性のない流し営業よりも、より顧客をつかまえられる確率の高いところで待つほうが、中長期的にはより多くの稼ぎを得ることに繋がります。

まとめ

歩合制と聞くと自分が本当に稼げるかどうか不安に感じてしまいがちですが、コツを押さえればたとえ未経験からでもしっかり売上を伸ばすことができるのがタクシードライバーの魅力です。

 

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