トラック運転手に人気のお弁当とは？ドライバーの不規則な昼食・お昼ご飯事情

トラック運転手の方、もしくは旦那/彼氏さんがトラック運転手の方は、毎日どんなお弁当を作ればいいか、悩んでいまませんか？

他の職業と違ってごはんの時間が不規則なことも多いため、お弁当作りに苦労されている方もいらっしゃるかと思います。

今回の記事では、トラックの運転手の方には、どのようなお弁当を作るのが良いのか、また、夏場は特に何に注意して作ればいいのかをよくあるお弁当の実例をもとにご紹介します。

トラック運転手のお昼ご飯・お弁当事情

ここでは、トラック運転手のお昼事情について解説していきます。まず、トラックの運転手の方はお昼ご飯をいつ頃食べるのでしょうか？

トラック運転手がお昼ご飯をとる時間はいつ？

トラック運転手の方は、職業柄決まった休憩と言うものがありません。そのため、時間が無い時は休憩をあまりとらず長時間運転することもよくあります。

だからこそ、きっちりとお昼に食べられる時もあれば、昼時に食べられず夜になってしまうということもあります。

特に大型車の場合は、中々止める場所が見つからず結果的にコンビニやサービスエリアで食事をとることが多いようです。

このように出勤から長時間食事が取れなくなることも珍しくないため、トラック運転手の方へのお弁当を作るときは、傷まないように工夫することが最も大切です。

夏のお弁当は注意が必要

上記で、トラック運転手の方のお昼ご飯の不規則さはご説明しましたが、不規則がゆえに工夫を怠ると夏場は特に食中毒などを起こす危険もあるため注意が必要です。

トラックの運転手の方は、車内でお弁当を食べることも多いです。当然エアコンが車内にはありますが、それでも車内は高温になることがあります。

なので、夏場は特にお弁当が車内でも傷まないように抗菌シート、保冷材、保冷バックを活用しましょう。

みんなはどんなお弁当を持たせてる？

ここでは、実際にトラック運転手の方、トラック運転手の奥さん/彼女がどのようなお弁当を作っているか紹介します。また、お弁当が傷まない工夫も合わせてご紹介します。

おにぎり＋別容器におかず

お弁当の定番のおにぎりが、やはり多い傾向にあります。

しかし、夏場はおにぎりも傷みやすいので、梅干しを具材に、またご飯を炊く際に酢を少し入れて酢飯にして抗菌するなどの工夫をされていました。

他にもおにぎりだけだと栄養バランスの面で、心配になるため別容器におかずを入れる方も多いようです。

その際には、おかずにしっかりと味をつけることや爪楊枝に刺して食べやすくして、箸を使わなくても食べられる工夫をされています。

サンドイッチ弁当

おにぎりの他には、同じく手軽に食べられるものとして、サンドイッチも人気です。

ただし、サンドイッチも注意点がいくつかあります。それは、夏場は生の野菜を使用できないことや卵を使ったサンドイッチも危険という点です。

野菜や卵はサンドイッチの中身の定番ともいえる具材ですが、長時間運転＋高温になる夏場の車内では、どうしても傷んでしまう恐れがあります。

そこで、サンドイッチの具材には、しっかりと過熱した野菜や傷みにくい食材に前日のうちに調理をして置きお弁当として作る際に再加熱するなどして、水分をきっちり飛ばすこと火を十分に通すことが大切です。

他にも酢飯で作るいなり寿司や巻きずし、塩分補給用に浅漬け、ランチジャーを活用して冷たいスープを入れる方もいらっしゃって様々な工夫をされていました。

では、お弁当に様々な工夫や種類がありますが、トラックの運転手の方に最適なお弁当とは、どのようなお弁当なのでしょうか。次にご紹介します。

トラック運転手におすすめのお弁当とは

ここでは、トラック運転手におすすめのお弁当について、以下の4つを紹介いたします。

片手でも食べられるもの

まずは、片手で食べられるものが非常に喜ばれます。場合によっては運転中に食べることもあるため、手軽に食べられるものが好まれます。

代表例としては、先ほど挙げたおにぎりやサンドイッチなどです。

しかし、おにぎりも具材を傷まないように変更し、手で握らないでラップで握り、食中毒を可能な限り防止する必要があります。

また、包むときは取り出しやすいようにアルミホイルで巻くなどもいいでしょう。

傷みにくくするために酢をまぜたりして、いなり寿司や巻きずしを作って変化を加えてみるのもいいかもしれません。

また、トラックの運転手の方は非常に汗をかくため塩分補給も兼ねて味付けの濃い目のおかずや漬物などを入れてあげるとさらに喜ぶでしょう。

ボロボロこぼれにくいもの

おにぎりは、便利な一方でこぼれやすい食べ物でもあります。もし、運転中に食べる事が多い方ならば、こぼれにくいものの方がいいかもしれません。

そういう場合には、菓子パンや総菜パンなど比較的こぼれにくいものにするとよいかもしれません。

しかしながら、総菜パンなどは傷みやすいので、やはり保冷剤や保冷バックが夏場では必須アイテムとなってきます。

傷みにくいもの

おにぎりやサンドイッチなどは、一般的ですがしっかりとした栄養バランスをとれるかと言うとイマイチな面もあります。その点では、しっかりとしたお弁当が勝っているでしょう。

お弁当を作る際は、とにかく傷みにくいものを使うことが重要になってきます。重要なのは以下の項目です。

• 火をしっかり通して汁気を飛ばすこと（雑菌の繁殖を防ぎます）
• 酢を混ぜたりして抗菌作用を高めること（酢の抗菌作用を活用します）
• 味付けを濃い目にすること（塩分を少し多めすることで、殺菌効果があります）

この内容からオススメのおかずは、きんぴらごぼうやから揚げ、生姜焼きあるいはシソ巻きなどもいいでしょう。

作り置きを使用する際は必ず、弁当に詰める前に再加熱し、その後、冷ましてから弁当に入れるといいでしょう。

お弁当に変化をつけたい際は、保温性能のあるお弁当箱にうどんや冷やし中華を入れる。また、真空状態に出来るお弁当箱を使用するなど活用すると効果的です。

日によってはお小遣いを渡す場合もある

「忙しくてお弁当を作れなかった ！」あるいは「病気で作れなかった」などどうしても作れない日ということもあると思います。

また、外の温度が高温になりすぎていて、お弁当が難しい場合などもあるかもしれません。

その時は、場合によってはお小遣いを渡して食べてきてもらうのもアリでしょう。ただ、あまり外食ばかりだと栄養バランスが偏りがちなので、適度なバランスが重要です。

まとめ

ここまで、トラックの運転手の方のお弁当事情について紹介いたしました。職業柄食べる時間や場所が不規則な上、車内も高温になりやすいため夏場には保冷バックは必須です。

その点を含めて様々な点を考慮したお弁当作りは、非常に大変です。

だからこそ、もしかしたら直接は言われないかもしれませんが、旦那さんや彼氏さんは、いろんなことに気を使ってお弁当を作ってくれているあなたにとても感謝していると思います。

これからもトラック運転手の方、トラック運転手の旦那/彼氏さんへのお弁当作りを頑張ってください。