トラックのロープ固定のコツを解説!荷崩れしないようにガッチリ固めましょう

   

トラックで荷物を輸送するときに専用の固定道具がなく、ロープで固定しなければならない場面というのは必ずありますよね。

そんな時のためにロープで荷物を固定する固縛方法がを知っておけば、いざという時に役立つことは間違いなしです。

そこで今回は、プロのドライバーが多用しているロープでの荷物固定方法を、ご紹介していきたいと思います。

落下物はドライバーの責任です!

ここでは荷物を落下させてしまったドライバーの責任についてご紹介します。

多くの荷物を積んで運転するドライバーは、荷物に対するフォローも仕事の一つです。毎日どこかで荷物が落ちて道路に散乱し、それが原因で交通事故が起こったというニュースを目にします。

そういった時には車が衝突して怪我をしたり、運転中の車の上に荷物が落ちて死亡事故起こしてしまうこともあります。荷物を落下させてしまうと責任は全てドライバーにかかってきます。

賠償責任があるので多額のお金を支払うことにもなりますし、荷物を落とすことでドライバーにも責任はありますが管理している運送会社にも責任が及ぶ可能性があります。

そういったことを起こさないためにも、日頃から落下を防止する措置を取ることも、トラックで荷物を運ぶドライバーには大事なことです。

トラックにロープで固定するなら南京結びがおすすめ

ここではトラックのロープ固定でお勧めしたい「南京結び」についてご紹介します。

南京結びとは、大事な荷物を落とさないための結び方の一つで、ロープの最後を確実に固定することで、まるでアジャスターのような使い勝手になります。

南京結びに向いている荷物は、冷蔵庫や洗濯機などの家電製品はもちろん、木材や建築資材など大きな荷物を運ぶ際に役に立ちます。

荷物の固定において重要な部分に南京結びを使うことで、ロープが緩むことなく固定できますし、ロープがしっかり固定されるので落下する危険も少なくなります。

南京結びは多くのトラックドライバーが実践している結び方ですが、一度覚えてしまうと荷物を落下させて悲惨な目にあうことも少なくなるので、これを機会に覚えておくと安心です。

ちなみに、南京結びはトラックの荷台にしっかりと固定することをを目的にしているので、多少の段差やカーブ坂道などの振動でも緩むことがありませんし、

衝撃によってロープがより締められることもありますので、トラックを運転する方は必ず覚えておきましょう。

南京結びは二重で締めることも可能

大きな荷物をトラックに積み込む時に欠かせない南京結びは、何も一回で終わらせることはありません。

南京結びはしっかりとロープをトラックに食い込ませることで役割を果たしますが、南京結びを一度ぎゅっと絞った後に再度同じように締め込むことで、さらにしっかりと固定することができます。

こうすることにより予期せぬ振動でロープが緩んだり、最悪の場合ロープが外れてしまうことを防げます。また、しっかりと食い込ませることで南京結びを行なったことが証明にもなります。

トラックの荷台は想像以上に振動を受けますので、ちょっとした事ですが二重で締めることも忘れないようにしましょう。

ちなみに、南京結びを二重で締めこん場合には、ロープが荷物に食い込んでも倒れない場合に限定します。大きな荷物などを固定する際には二重で南京結びをするとことをお勧めします。

トラックにロープで荷物を固定する時の注意点

最初にご紹介するのは、固定用のフックにロープをしっかりと受けることです。

元々トラックについている専用フックに、ロープをかけずにそのまま南京結びをしてしまうと、ロープにバランスが悪い力が加わってしまい、最悪の場合にはロープをかけた部分が壊れてしまう可能性があります。

トラックについている専用フックにロープをかけていることを確認した上で、しっかりと南京結びをするようにしましょう。このことは意外に忘れている方も多いので、注意しておくと安心です。

バランスを考えて

続いてご紹介するのは、バランスを考えた固定です。トラックに積んだ荷物をロープで固定する時には、荷物に対してバランスよく縛ることがポイントです。

バランスよく縛った荷物は多少の揺れや振動でも動くことはありませんが、バランスよく縛っていないとハンドル操作やわずかな段差でも荷物が動いてしまいます。

荷物に対して偏りがないようにしっかりと固定しておきましょう。

強く締めすぎない

続いてのポイントは、南京結びは想像以上に強い力が入るので、固定した荷物の状態を確認しながら縛っていくことも大事です。

大きくて硬い荷物だけをトラックで運ぶだけでなく、柔らかい素材の荷物を運ぶこともあります。その際に荷物の状態を確認しないまま力任せに南京結びをしてしまうと、荷物が破損してしまうこともあります。

そうした場合には、荷物をお届けすることができなくなりますので、南京結びをする時には結び方だけではなく、荷物に対しても意識を持っておくことをお勧めします。

ロープの端部までしっかりと

続いてご紹介するのは、荷物の固定が終わって余ってしまったロープについてです。余ったロープは荷台から外へ出さないように、荷物の隙間や先端を丸く縛って中に入れておくことが大事です。

ロープの先端が荷台の外に出た状態では、トラックの後輪がロープを引っ張ってしまい、最悪の場合ロープを解けて荷物が落下してしまう恐れもあります。

そういったトラブルを防ぐためにも、南京結びが終わって余ったロープは、必ず荷台の中へ入れこんでおくことを忘れないようにしておきましょう。

緩んできていないかの確認を

トラックに荷物を積んで南京結びをしっかりして固定した後でも、忘れずに確認することがポイントになります。

具体的には、少し走った後にトラックを止めて、結んだロープに緩みがないかをしっかり確認することです。すぐに動き出したトラックの荷物は振動によって動くことも考えられます。

頻繁に行う必要はありませんが、長い距離を移動するときや沢山の荷物を運ぶ時には、定期的にロープの緩みや荷物が動いていないかなどをしっかりと確認しておくと安心です。

ロープで固定していても丁寧な運転を

ここまでは、大きな荷物をしっかり固定することができる南京結びのメリットや結び方についてご紹介してきましたが、実はロープで固定していても丁寧に運転しないと荷物がずれでしまい結果煮崩れを起こすこともあります。

「ロープで固定したから大丈夫」と安心せずに、急ブレーキや急ハンドルなど急のつく運転を避けて、安全な速度で丁寧に運転することで、様々なところに迷惑をかける荷崩れを防ぐことができます。

実際にプロのドライバーでも荷崩れを起こすことはありますので、初めて南京結びをして荷物を運ぶ方にはなおさらです。

まとめ

今回はトラックに荷物を固定する際の方法や、大きな荷物に活躍する南京結びについてご紹介しました。

日本全国を走り回るトラックは様々な荷物を積んで走っていますが、確実に固定し安全な速度と運転で荷物を運ぶ事こと、トラックドライバーに課せられた使命でもあります。

今回の記事を参考にして、荷崩れを起こさない縛り方や運転方法を、予め改めて確認してみるのもいいのではないでしょうか?

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