ピックアップトラックの燃費はどれくらい?維持費についても解説!
ピックアップトラックを乗っている方にとって、燃費の良し悪しは気になるところですよね。
この記事では、ピックアップトラックの燃費や維持費などについて車種別に徹底解説していきます!
Contents
ピックアップトラックとは?
ピックアップトラックという車種がどんな車両なのかご存知でしょうか?日本ではあまり多く走っていない車両かもしれませんが、よくチェックしてみると意外とピックアップトラックは走っています。
ご存知の方の多くはピックアップトラックというと日産の「ダットサン」を思い浮かべるかもしれませんね。おそらくピックアップトラックで最も有名なのは日産のダットサンでしょう。
意外とピックアップトラックというのは名車が多く、日本だけではなく世界中で最も使われているかもしれない乗用車の一つだと言っても過言ではないでしょう。
乗用車なのですが荷物も運べる荷台がついているタイプの車両です。では具体的にピックアップトラックの特徴についてをご紹介していきましょう。
ピックアップトラックの特徴とは?
トラックの中でも乗用車として愛用されているピックアップトラックは、キャビンの後ろに幌などのついていない荷台が付いた車両の事を言います。
ボンネットが大きくて長いのでボンネットトラックなどと言う方もいるようです。日本よりもむしろアメリカなど海外で重宝される車両で、一般家庭などで普通に愛用されている車でもあります。
個人用として愛用されているのはもちろんですが、商用車としても活躍している車両でもあります。一般家庭用や商用の他には軍用としても活用されています。
荷物を載せる事ができて丈夫さがピックアップトラックの魅力です。また、日本でピックアップトラックというとかなりの高級車であることも多いようです。
代表的な車種は?
世界中で最も有名なのが日産の「ダットサン」でしょう。トヨタのハイラックスなども超有名ですが、相当な高級車のイメージがありますよね。名車としてはサニートラックなども代表的な名車です。
アメリカのトヨタのタンドラやフォードのF-150などもピックアップトラックとして有名で人気ですよね。シボレーのアパランチや三菱のトライトンなども人気です。
超高級なイメージがあるのはやはりトヨタのランドクルーザーのピックアップではないでしょうか。迫力のピックアップトラックと言えばエルカミーノ(シボレー)などが人気ですね。
リーズナブルな価格でカッコいいピックアップトラックを手に入れたいのなら、マツダのプロシードなどもおすすめかもしれません。
ピックアップトラックの燃費は?
カッコよくて老若男女に人気のピックアップトラックですが、やっぱり気になるのは燃費ですよね。そこでここでは特に人気のピックアップトラックのそれぞれの燃費をご紹介いたしましょう。
「トヨタ・ハイラックス」の燃費は?
トヨタのハイラックスのピックアップトラックは13年ぶりに発売される事となり、今では手に入れるのに半年も待たなくてはならないほどの人気ぶりです。
このトラックを欲しいという方もたくさんいらっしゃるでしょう。上級グレードでも車両本体価格が370万円台と比較的手に入れやすいのが特徴です。
気になる燃費はJC08モードで走行した場合、11.8km/Lとなっていてこの大きさにしては燃費は上々と言えます。
ハイエースバンに比べても0.6km/Lほど燃費が良く、実際に走行してみると12.7km/Lと優秀です。
見た目もとてもカッコよくてアウトドア派の方にも最適です。2,300ccクラスでこの燃費ならどこにでも活用できそうですね。
「トヨタ・タンドラ」の燃費は?
トヨタのタンドラも非常に人気の高いピックアップトラックです。タンドラの良い点は貨物登録ができるという点です。自動車税は16,000円と大きさの割にとてもリーズナブルです。
高速道路を走行した場合は17km/Lで街乗りした場合でも13/Lと非常に燃費が良い事で知られています。
かなり大きい車両なので街乗りすると非常に目立ちますが、ある程度荷物も積めるので商用としても家庭用としてもおすすめできる車種です。ただしハイラックスに比べるとかなりの高級車です。
「日産・サニートラック」の燃費は?
日産のサニートラックはヴィンテージカーの領域のピックアップトラックです。1971年~1994年までのピックアップトラックが前期型、1971年~2008年に生産された後期型があります。
前期型のサニートラックの燃費は程度にもよりますが12km/L程度なので、現在でも特別燃費が悪いというわけではありません。
1971年以降のサニートラックの燃費については13km/Lとの報告もあり、燃費はそれほど悪い車種ではありません。もちろん車両によっては燃費に差がある事を認識しておくと良いでしょう。
ピックアップトラックの維持費はどれくらい?
車に乗る時には購入する時やガソリン代が費用のすべてではありません。維持費というものもかかりますので車のオーナーになる時には、車の維持費についてもしっかりと頭に入れておかなくてはなりません。
まずピックアップトラックの場合ですが、貨物用として登録する事ができるものもありますので、貨物用として登録した場合には排気量に関係なく16,000円の自動車税で済みます。
他には車検を受けなくてはならないので車検代がかかります。ここでは平均的な維持費についてを簡単に説明していきましょう。
平均維持費は?
まずピックアップトラックの登録をする時に小型貨物扱いで登録をした場合、平均的に9万円程度である事が多いようです。多くても13万円台で済みそうです。
ちなみにガソリン代やオイル代や修理部品代や修理費については別途必要になります。この事からピックアップトラックを選ぶ時には燃費の良さや登録方法などについて考慮して購入すると良いでしょう。
車検代や保険料は?
車検代は所有しているピックアップトラックの程度によって変わります。例えば新車で購入した場合には車検に必要な部品代や修理代がかかりませんが、年式が古い中古車の場合は違います。
基本の車検代ですが1ナンバーの場合の車検代は点検整備費、検査にかかる代金、そして代行手数料などがかかります。
その他に重量税が年間16,000円かかり、自賠責保険が25,830円(13か月)印紙代に1,100円~1,800円かかります。
他に自動車税がかかります。重量税については車両重量によって6,600円~16,400円までかかります。ただし1ナンバーは車検が毎年なので3ナンバーで登録する方も多いようです。
その場合には車検代は2年で済みますが自動車税が排気量で決まるので、45,000円~58,000円、重量税も24,600円~49,200円と若干高めです。
カスタマイズした場合どうなる?
ピックアプトラックはカスタマイズすると費用が高くなりがちです。もちろん所有者によってカスタマイズする方法も違います。
例えばアウトドア派の方ならばアウトドアに最適なカスタマイズを行うでしょうし、カッコいい見栄えが欲しいという方は見栄えの良さを求めるのならば、足回りやバンパーなど費用がかかるものに凝る方もいるでしょう。
他にも燃費の向上のための部品交換をしたり、マフラーなどの交換をすればそれだけ費用がかさみます。
ちなみにもしもカスタマイズが車検に通らない場合には、一度戻す必要があるので交換に費用がかかるでしょう。
こうした事を考えるとカスタマイズした方がいろいろな意味でも費用がかかるのです。
なぜ維持費が高いの?
なぜピックアップトラックの維持費が高いのか?それはピックアップトラックは「使用頻度が高い」というのが一番の理由かもしれません。
アウトドアで利用する方がとても多いので、車高を上げたり使用に応じてカスタマイズを行います。さらに様々な場所へ出かけたりするだけではなく、過酷な環境で走行したりする事も多いでしょう。
そのためタイヤの交換をしたり購入したりする事もしばしばです。こうした理由でピックアップトラックは安いようで意外と維持費がかかってしまうのです。
ですので魅力的な車両ではありますが維持費がかかるという点もよく理解してから手に入れると良いでしょう。
まとめ
今回はピックアップトラックとはどんな車両なのか、燃費はどのくらいなのか、ピックアップトラックの特徴などのほかに、維持費にはどんなものがかかるのかについてもご紹介いたしました。
維持費は思ったよりもかかるかもしれませんが、大変魅力的な車でもあり世界中で人気です。注目度もとても高いので維持費や燃費を十分に考慮して購入しましょう。