灯油の配達は体力的にきつい?巡回販売の仕事内容や給料、年収について解説!
灯油の定期配達サービスをご存知でしょうか?冬に雪が降る地域など、寒い地域に住んでいる人はご存知でしょう。
灯油の配達の仕事にご興味をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、灯油の配達の仕事内容や年収を紹介し、巡回販売サービスについても合わせて紹介します。
Contents
灯油の配達は体力勝負の仕事?
灯油の配達の仕事は、配達中は、休憩時間がないに等しいので、少しハードな仕事です。それに加え、冬、気温が低く寒い中、屋外で給油しなければならないので、体力に自信のない方には厳しい仕事かもしれません。
例えば、農業や避暑地のペンションのオーナーなどの、冬の副業とするなら、夏季に体力仕事をしていた方、体力や運転に自信のある方は是非おススメいたします。
灯油の配達の仕事内容について
シフトについて
灯油の配達の仕事は、基本的に、大体8時から17時までの9時間といったことが多いです。例えば、ある企業の求人広告には、「8時~17時(多少残業あり)、休日は、月5~8日休み(希望によるシフト制)」。
また他のある企業では、「週5日勤務、1日8時間以上、休みは企業のシフトによる」など、企業にもより、また正社員かアルバイトかでも変わってきます。
夜間配送について
灯油の夜間配達については、北海道のある企業では、ホームページに「12月1日より札幌市中央区のお客様にむけて夜間配達サービスを開始いたします。
夜間配達時間は18:00から21:00の間となります」とあります。夜間配達は、都市部で、限られた時間帯のようです。
また、私の住んでいる地域の灯油配達は、大手ガス会社が担っているのですが、試しに電話して、尋ねてみたところ、「16時までで、夜間は受け付けていません」とのことでした。
夏はどんな仕事をしている?
1でも触れましたが、灯油の配達の仕事は、灯油の需要が高まる冬季に閑散期を迎える、農家をはじめ、海の家、冬季閉鎖の山小屋、レジャー等自然を相手にする仕事をしている方々の副業として、行われていることも多いです。
また、ガソリンスタンドなどが、冬季限定で、灯油の配達業務を行っていることもあります。
配送はエリア配送?それとも全国配送?
灯油の配達の仕事の、配送エリアについては、その企業の規模にもよります。某大手ガソリンスタンドでは、ホームページで、自分の住所を入力すると、配達可能エリアかどうか分かって、
そこから、配達予約をすることができます。しかし、全国展開している企業でも、地元の身の企業でも、最寄りの配達元に連絡して、配達してもらうことに変わりはありません。
灯油の配達の年収について
給料は固定給?それとも歩合給?
灯油の配達の仕事には、固定給と歩合給とあります。例えば、ある企業の求人広告を見てみると、危険物乙種4類の資格保有の方で、時給995円、丙種の方は、時給934円~、月収例19万円(1年目で有資格者)、(時給995円×22日勤務)といった具合です。
また歩合給の方は、1リッターあたり350円ほどが相場となります。ある方は、地元にある歩合制の会社でアルバイトを行った為、土地勘にも恵まれて効率良く配達し1ヶ月あたり40万円稼いでいたそうです。
ノルマについて
灯油の配達の仕事のノルマについてですが、複数の求人広告を見る限り、「ノルマはありません」というところが多いです。
ただし、ガソリンスタンドで冬季に、灯油の配達をしている方には、本来のガソリンスタンド業務においてノルマがあるところも少なくないようです。
灯油の配達のキャリアアップについて
灯油の配達の仕事のキャリアアップについては、「資格」です。上述しました通り、灯油の取り扱いには、危険物取り扱いの資格が、必要です。
危険物取り扱いの資格には、甲乙兵各種4類があります。乙種を持っていれば、甲種の業務はカバーできるということです。
なので、丙種4類の資格を保有していて、灯油の配達の仕事に就いているなら、乙種4類の資格試験にチャレンジしてみましょう。上述の通り、時給に反映されたりします。
灯油の巡回販売について
24時間配達はある?
「夜間配達」の箇所でも述べましたが、夜間配達でさえ、都市部の限られた時間で、また、配達先のどなたかの立ち合いを必要とする業者もいて、24時間体制で、
配達を行っている業者は、ほとんどありません。ただし、配達の受付自体は、ネットや電話で、24時間可能な業者は、多くあります。
何リットルから注文可能?
灯油の配達の最低限度の量ですが、例えば、某ホームセンターの場合、90Lを下限としてそれ以上の利用が、サービスを使用するときの条件です。
業者によっては、ポリタンク1個から受けつけてくれる場合があるので、少量しか使わないという方は、とりあえず業者に相談してみましょう。
自分で買いに行くのとどっちが安い?
灯油の配達の料金には、灯油の本来の値段に、配送料や人件費などが、上乗せされているので、ガソリンスタンドに直接階に行ったほうが、安く済みます。
ただし、例えば、寒冷地だったりすると、外出は寒いし、道路が凍結していて、運転が危ない、など、配達してもらったほうが、安心な場合もあります。
巡回販売のデメリットについて
灯油の「巡回販売」では、予約に基づいての配達と違って、大きな音楽などで、近くに来ていることを伝えたりするので、
例えば、幼い子供が昼寝をしていたのに、起こされた、とか、巡回車の音楽を、「うるさい」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、上述しましたが、ガソリンスタンドなどの店頭価格より高価な場合がほとんどなので、燃料代を節約したい方にとっては、デメリットと言えます。
灯油の配達に必要な免許について
灯油の配達の仕事に必要な資格は、運転免許、危険物取扱者乙種4類または、危険物取扱者丙種です。運転免許については、平成19年6月以前に普通自動車運転免許を取得された方と、準中型免許を保有している方なら、
車両総重量7.5t未満・最大積載量4.5t未満の車を運転できることになり、いわゆる2tトラック・3tトラックを運転できるようになります。
実際の求人でも、上記運転免許を取得された方を、優遇している企業もあります。危険物取扱者の各種資格については、消防法第13条第3項に以下のように書いてあります。
「製造所、貯蔵所及び取扱所においては、危険物取扱者(◆危険物取扱者免状◆の交付を受けている者をいう。以下同じ。)以外の者は、甲種危険物取扱者又は乙種危険物取扱者が立ち会わなければ、危険物を取り扱つてはならない」。
灯油の配達に向いている人について
運転が苦手な人は勤まらない?
灯油の配達の仕事には、運転が苦手な方は、向いていないと言わざるを得ないでしょう。配達には、車の運転が欠かせませんし、事故でも起こしたら、大変だからです。
コミュニケーションが苦手な人でも勤まる?
灯油の配達の仕事に限らず、コミュニケーション能力は、大事なスキルの一つですが、比較的、自分のペースで進められる職業ではありますので、
コミュニケーション能力があればそれに越したことはないでしょうが、他の例えば営業職などに比べれば、それほど重視はされていないかもしれません。
まとめ
灯油の配達の仕事に就いて、いろいろと書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。この仕事に向いている方なら、そんなに苦とは思えないかもしれませんが、
不向きな方にとっては、重労働かもしれません。自分にとって、向いているのか、そうでもないのかをよくお考えになって、就職されると良いと思います。