ケミカルローリー運転手の求人の年収はどれくらいが平均?仕事内容や必要な資格について解説!

   

ケミカルローリーの運転手を目指している人にとって、どんな仕事内容なのか気になりますよね。

未経験でも採用されるのか、年収はどれくらいになるのかなど気になることが多くあるでしょう。それでは、ケミカルローリーの仕事内容などをご説明しましょう。

ケミカルローリーについて

ケミカルローリーとはタンクローリーの一種であり、化学物質を運ぶために運用される車両です。

基本的にアスファルト以上の毒物や危険物を運ぶことになるので、大型免許はもちろん危険物取扱者の資格を取得していなければ運転することはできません。

ケミカルローリーの仕事内容について

運転手のシフトについて

ケミカルローリーの仕事は基本的に1週間の休みが1日しかなく、本来休みであることが多い日曜日でも仕事があります。

仕事が休みになるかどうかは人手が足りているかどうかで判断され、人手が足りない場合は運転手を順繰りでこなすことになります。

また、労働時間は毎日一定ではなく、午前4時~5時半、そして退社時間は17時~19時になることがほとんどです。どの時間に出勤するか分からないので、いつでも出かけられる準備をしておいた方が良いでしょう。

1日の具体的な流れ

ケミカルローリーの一日の流れは、最初に化学物質を積み込むために所定の場所に行き、化学物質を積み込んだら指定された場所まで運転するのを繰り返すという流れになっています。

基本的に単純作業をひたすら繰り返すだけの作業ではありますが、別の化学物質を運ぶ時のためにタンク内を洗浄する作業も自分でやらなければなりません。

当然ながら化学物質が積み込まれていなタンク内を清掃しなければならないので、化学物質に触れたり吸い込まないようにする必要性があるでしょう。

ケミカルローリーの運転手はきつい?

ケミカルローリーの運転手は、同じ大型トラックの運転手と比べればそこまできつくないと言えるでしょう。

大型トラックは荷物の積み込みや荷降ろしをしたり、遠方まで長距離を移動しなければならなかったりと基本的に肉体労働中心です。

しかし、ケミカルローリーは基本的に化学物質を積み込んで指定された場所まで行って化学物質を届けるだけの単純作業で、気を付けることと言えばタンク内の洗浄と長距離運転くらいです。

それでいて年収も高いので、労働時間が不規則になりやすいこと以外は働きやすいと言えるでしょう。

運転手の平均移動距離について

大型トラックは遠方まで長距離を運転しなければならないのに対して、ケミカルローリー運転手の平均移動距離は、基本的に首都圏内の中距離となっています。

化学物質を届ける場所によっては長距離になる可能性がありますが、それでも移動距離としてはそこまで長くないと言えます。

ケミカルローリー運転手の年収について

ガスローリー運転手について

ケミカルローリー運転手の年収は、およそ600万円~650万円となっています。これは化学物質という非常に危険なものを積み込んで長距離を運転する仕事なので、年収もその分高めに設定されています。

対するガスローリー運転手の年収は、およそ400万円~450万円となっています。

ケミカルローリーと比べると年収は低いと言えますが、化学物質ではなくガスを運ぶのが仕事なので危険度が下がることから妥当な年収だと言えるでしょう。

一般の大型トラック運転手について

一般的な大型トラック運転手の年収は、およそ400万円~450万円程度となっています。

ケミカルローリーの運転手と比べると大きな差がありますが、仕事内容によっては大型トラックの運転手にとって少々割に合わないかもしれません。

大型トラックは基本的に荷物の積み込みや荷降ろしなど肉体労働が中心となっているので、年齢的な問題や体力的な問題が発生しやすくなります。それと比べるとケミカルローリー運転手の方が働きやすいと言えます。

タンクローリーの年収について

タンクローリーの年収は基本的に450万円~500万円となっており、大型トラックよりも高めに設定されていますが、ケミカルローリーと比べると低い年収だと言えます。

タンクローリーは主にガソリンや軽油、重油などを積み込んで運ぶのが仕事なので、ケミカルローリーと比べると危険度は低いです。

しかし、それでも危険性が高いことに変わりはないので、十分に注意して運ぶ必要性があるでしょう。

一般的なサラリーマンの年収について

一般的なサラリーマンの年収は年齢によって大きく変化します。19歳以下の平均年収は142万円ですが、

20歳~24歳だと265万円、25歳~29歳で371万円、30歳~34歳で438万円、35歳~39歳で499万円、40歳~44歳で568万円、45歳~49歳で638万円と、ようやくケミカルローリー運転手の年収と同じくらいになりました。

長い目で見るならサラリーマンとして働き続けるのも良いですが、早い段階で高い年収を稼ぎたいならケミカルローリーの運転手が良いかもしれません。

ケミカルローリー運転手になるには?

大型免許について

ケミカルローリーの運転手になるためには、とにもかくにも大型免許を取得しなければ話になりません。ケミカルローリーは大型トラックに相当するため、まずは先に大型免許を取得しましょう。

また、大型免許を取得していなくても普通免許さえ取得していれば会社に就職することもできる可能性があります。

会社によっては資格取得支援制度を設けていることがあるので、普通免許しか取得していない人でも採用される可能性があるでしょう。

大型免許を取得する場合は自動車教習所に通うか、一発試験を受ける方法のどちらかです。そして大型免許の受講費用は、普通免許を取得している場合だと30万円~35万円となります。

中型免許を取得しているなら、18万円~23万円となります。一発試験なら4万円程度です。さらに21歳以上であること、仮免許を取得した後に過去3ヶ月以内に5日以上の路上練習を行っていること、

視力が両目で0.8以上、片目で0.5以上であること、青、赤、黄色が判別できること、普通、中型、大型特殊の免許を取得してから通算3年以上経っていることなどが条件です。

危険物取扱者について

ケミカルローリーの運転手になるには、大型免許だけでなく危険物取扱者の資格を取得する必要性があります。

ケミカルローリーは非常に危険なものを積み込んで運ぶため、危険物取扱者の資格がなければ任せられないからです。

危険物取扱者の資格には種類がありますが、丙種ではなく最低でも乙種か、可能であれば甲種を取得するのが望ましいです。乙種でもできれば乙4の資格を取得しておくと、即戦力として採用されやすくなるでしょう。

大型免許に受かるコツについて

自動車教習所に通って大型免許を取得する方法がありますが、一発試験を受けて早く大型免許を取得したい人もいるでしょう。しかし、不合格になってしまうと再び費用をかけて試験を受けることになります。

大型免許の一発試験に受かるコツは、何より試験での減点ポイントを知ることです。一発試験は持ち点がなくなった時点で不合格になるため、

逆に減点されないようにすれば合格できると言えます。まずは何をすると減点になるのかを知っておきましょう。

危険物取扱者は難しい?

危険物取扱者の資格を取得する必要性があるとはいえ、その資格の合格率は低いと言えます。合格率としては甲種と乙4が約3割程度で、丙種や乙1~乙3は約5割~6割となっています。

つまり、乙1~乙3の資格を取得するのは比較的やりやすいと言えますが、乙4ともなると途端に難易度が上がります。

ここは先に乙1~乙3の資格を取得しておき、働きながら乙4の資格を取得するのがおすすめできるかもしれません。

ケミカルローリー運転手は未経験でも可能か?

ケミカルローリー運転手は未経験でも就職することは十分に可能です。多くの会社は資格を取得していなければ就職できませんが、

中には資格取得のための支援制度を設けている会社があるので、働きながらでも資格を取得することができます。したがって未経験でも就職することが可能であり、なおかつ高年齢でも働くことができます。

ケミカルローリーの運転手は肉体労働を必要とする職種ではないので、長距離運転がスムーズにできるようであれば幅広い年代の人が活躍できると言えるでしょう。

タンクローリーを運転するコツについて

カーブについて

タンクローリーを運転している時にカーブする時は、急ブレーキをかけないのがコツです。

特に液体を運んでいる時はカーブを曲がる時に通常よりも遠心力が働くので、上手くハンドルを切らないと曲がり切れなくなる可能性があります。くれぐれも急ブレーキや急発進、急カーブなどをせずに、慎重な運転を心がけましょう。

駐車について

タンクローリーを駐車するためには、バックする際に普通車に対してハンドルを逆に切るのがコツです。

普通車とバックのやり方が違うので、最初に1回だけ牽引部分を寄せるためにハンドルを逆に切る必要性があるのです。

ハンドルを逆に切って向きを調整した後、反対方向にハンドルを切るなど、一手間かかるので覚えておきましょう。

まとめ

ケミカルローリーは基本的に化学物質をタンク内に積み込み、指定された場所に運ぶのが主な仕事内容です。

また、タンク内の洗浄する仕事も必要になるので、アスファルトローリーなどと比べると危険性が高い仕事だと言えるでしょう。

【EU用】記事終わりCTA_22/09更新

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