ユニック車の年次点検を行っていますか?点検項目、気になる費用について紹介!

   

ユニック車は1年に1度、法律で定められた年次検査が必要になることをご存知でしょうか?

特定自主検査と言われる検査なのですが、これは安全に作業を行うために定められた制度であり、点検を行わない使用者には罰則も設けられているため、知らないままにユニック車を運用していると事業者としての信用に関わります。

そこで今回は、ユニック車の年次検査を中心に、関連する各種の検査について詳しく紹介していきたいと思います。

法律で定められたユニック車の自主点検

ユニック車は「移動式クレーン」に分類されます。そして、移動式クレーンに対して行われる検査は年次点検だけではありません。所定のタイミングでの点検が法律によって定められており、その一つが年次点検なのです。

まずは、どのような検査を行う必要があるのかを確認していきましょう。

年次点検

移動式クレーンを運用する業者は、1年以内に1回、定期の自主検査を行わなければならないと義務づけられています。

点検箇所については機械部分や電気部分など複数あるのですが、何をチェックするのかと言えば、総じて耐荷重についてだと言えます。定格荷重に相当する荷量を吊り上げて、旋回や走行を定格速度で行うという検査になります。

ただしこの規定には例外もあり、1年を超える期間使用しない移動式クレーンに関しては、その使用しない期間内は年次点検を行う必要がありません。

月例点検

クレーン等安全規則第77条において、移動式クレーンの事業者は1ヶ月ごとに1回の定期自主検査をしなければならないと定められています。年次点検とは別に月例点検があるということです。

安全装置や警報装置、ブレーキやクラッチに異常がないか。ワイヤロープや吊りチェーン、吊り具に損傷がないか。配電盤などの電気系統に異常はないか……といったことをチェックします。

この点検も年次点検の規定と同様、使用しないクレーンは対象外です。つまり、1ヶ月異常使用しないのであれば、その1ヶ月の間は月例点検を行う必要がない、ということですね。

作業前点検

ユニック車などの移動式クレーンを用いた作業を行うときは、その日の作業を開始する前にも点検を行わなくてはなりません。

  • 巻過防止装置
  • 過負荷警報装置
  • その他の警報装置
  • ブレーキ
  • クラッチ
  • コントローラ

について点検を行い、異常のないことが確認されてから作業に取りかかるようにしましょう。

年次点検は誰が点検するの?

ところで、点検は誰が行えばよいのでしょうか。運送会社などが自分で点検すればよいのか、ディーラーや整備業者に任せる必要があるのかによって、ハードルの高低が大きく変わってきますよね。

それについても法律に規定がありますので、紹介させていただきます。

検査業者

上述の特定自主検査は、自主検査資格講習を修了している者が実施しなくてはいけません。

検査業者は点検を業務として請け負っているわけなので、当然ながら資格講習を修了しているスタッフを揃えています。ユニック車を検査業者に見せ、点検してもらうのが一つの方法です。

自社内の資格所持者

逆に言えば、自主検査資格講習を修了してさえいればいいのですから、自社内に修了者がいるのであれば専門の検査業者に任せる必要はないということでもあります。

自社に検査できるスタッフがいるのであれば、費用を節約するためにも自社内で済ませたほうがよいでしょう。

自主点検にかかる費用は?

ところで、検査業者に点検を頼むとすると必要はどのくらいになるのでしょうか。

もちろん業者によって価格設定は異なるので一概に断言はできませんが、相場としては、1回平均20,000円ほどであると言われています。

点検が終わった際、点検が実施されたクレーンであることを証明する検査表とステッカーが渡されます。

自主点検を行わないと…

移動式クレーンの自主点検は労働安全衛生法によって定められた義務であり、規定を守らないと罰則を科せられます。点検を怠ってしまうと、まずそのクレーンを現場で使用することができなくなります

また、検査で発覚した異常箇所を補修していなかったり、資格がない者によって検査が行われていた場合には、50万円以下の罰金が科されることもあります。

そもそもの話として、自主点検を行っていないということは基本的な整備ができていないということです。整備不良の車両を使えば自然と事故に繋がる危険性も高まるのであって、社会的信用を失うリスクに繋がります。

自主点検は必ず実施するようにしましょう。

定期的な自主点検で安全作業に努めよう!

個人でユニック車を所有している方の中には全く点検を行わない方もいます。

しかし、そのままで使用することは事故やトラブルを招く元になりかねませんし、先述したように法律によって罰則を科せられるおそれもあります。自主点検は安全な作業を行うために必須のものであると心得てください。

まとめ

建材の輸送や廃材回収などで活躍するユニック車ですが、正しく運用していくためには、法で定められたタイミングでの自主点検が不可欠です。

事故を避けて安全な作業を行うためにも、年次点検や月例点検、作業前点検といったチェックを必ず実施するようにしましょう。

【EU用】記事終わりCTA_22/09更新

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