なんでトラック運転手は道を間違えないの?トラック運転手に聞く効率的な道の覚え方とは
2018/06/10
トラック運転手は目的地まで荷物を届けることが仕事ですが、新しい道でも迷わずたどり着けるのってすごいと思いませんか?
「トラック運転手になりたいけど、道を覚えられるか不安…」「方向音痴でもトラック運転手になれるの?」と不安な人も多いと思いますが、実はコツさえ覚えれば、道を覚えることはできるのです。
今回は現役トラック運転手に聞く、効率的な道の覚え方をご紹介します!
Contents
トラック運転手が道に迷ってはいけない理由
トラック運転手が道に迷っていけない理由は大きく2つあります。
①時間通りに荷物を届けないといけないため、そして②長時間労働をしないようにするためです。
まず、トラック運転手は決められた時間通りに目的地に到着する必要があります。特にスーパーやコンビニなどへの商品配送は、配送が遅れるとたくさんのお客さんに迷惑がかかってしまうため、さらに時間にシビアになります。
参考記事:コンビニのトラック運転手ってどんな仕事?コンビニ配送業務をご紹介!
また、トラック運転手は、仕事の性質上、労働時間が長くなりがちです。効率的に走らないと、休憩が計画通りに取れず、長時間労働により体を壊してしまいます。
道を間違えず効率的に配送することは、お客様のためだけでなくトラック運転手自身のためにも大切です。
トラック運転手の道の覚え方
トラック運転手はどうやって道を覚えているのでしょうか?
実際にトラック運転手が使っている方法をご紹介します!
先輩ドライバーに地図を描いてもらう
会社に入りたての時期や、新しいルートで運送するときは、遠慮なく会社の人に聞きましょう。
運転のプロであるトラック運転手が集まっているのですから、ネットで調べるよりずっと確実な情報が得られます。
先輩ドライバーは休憩所やガソリンスタンドの場所などにも詳しいため、一人で調べるよりよりよいルートで走ることができるはずです。
もし、先輩ドライバーが一度行ったことがある道なら、その先輩に地図を描いてもらうことをおすすめします。信号待ちの時間で地図を見ると時間がかかるので、あらかじめルートを描いた地図を印刷して持っていくと良いでしょう。
ランドマークとなる建物で道を覚える
運転中道を覚えるには、道だけではなく、周辺の景色を確認しながら運転しないといけません。
景色を見ていると、コンビニや目立つ建物など、ランドマークとなる建物が見えてきます。川や橋、変わった標識なんかでもいいでしょう。特に曲がり角の目じるしを覚えてください。その記憶によって、自然と道も覚えることができます。
配達の仕事であれば、ある程度ルートが決まっているはずなので、この方法で道を覚えるとより効率的に道を覚えることができるでしょう。
大きな地図を常に意識して走る
道を覚えるためには、出発地から到着地までの全体地図を把握しながら走ることが効果的です。
一般的に、道を覚えられない人は、道筋を1本線でとらえる傾向があると言われます。
1本道ではなく、出発地から見て到着地はどの方角に、どれくらいの距離あるのか、ということを地図で把握するのです。そうすると多少道を間違えても最終的には目的地にたどり着くことができるし、道の覚えも早くなります。
この「地図で把握する」作業は、できれば乗車前に大体の地図をインプットしておくことをお勧めしますが、時間がなかった場合でも、運転後に地図で復習することで道を覚えることができます。
(参考サイト:教えて!goo)
最後に
いかがだったでしょうか?
道を覚えるのが苦手だという方は、ぜひこの記事で紹介した方法を参考にしてください!