中型免許と大型免許の違いを比較!ドライバーに就職するなら、どっちの取得がおすすめ?

   

これから仕事のために大型免許や中型免許の取得を考えている人もいるかもしれませんが、はたしてどちらの免許を取得するのが良いのか迷う人もいるのではないでしょうか。

それでは、大型免許と中型免許の違いについてご説明しましょう。

大型免許と中型免許を比較してみよう

運転できる車

大型免許や中型免許を取得することにより、運転できる車がの種類が増えていきます。これは平成16年に公布された道路交通法に基づいて決められていますが、その時は中型免許というものは存在していませんでした。

しかし、平成19年に道路交通法の一部を改正したことにより、普通自動車から中型免許、大型免許を取得する必要性が生まれました。

中型免許を取得した場合、車両総重量5t以上11t未満、最大積載量3t以上6.5t未満、乗車定員11人以上29人未満の車が運転できます。そして大型免許を取得した場合、車両総重量11t以上、最大積載量6.5t以上、乗車定員30人以上の車が運転できます。

取得条件

中型免許を取得する条件は、20歳以上で普通自動車免許、あるいは大特免許を取得してから通算2年以上経っていて中型免許を取得するための試験に合格することです。

そして大型免許を取得する条件は、21歳以上で普通自動車免許、あるいは大特免許を取得してから通算3年以上経っていて大型免許を取得するための試験に合格することです。なお、MT車を運転していることも条件なので注意しましょう。

また、片目の視力が0.5以上、両目で0.8以上、深視力2.5mの距離で平均誤差2.0cm以内の視力が必要です。メガネやコンタクトレンズも使用できるので、用意しておくのがおすすめです。

取得費用

中型免許や大型免許を取得するための費用は、自動車教習所に行くか、いきなり試験を受ける方法で違います。まず、自動車教習所で大型免許を取得する場合の費用は、教習所に通う日数で変わります。普通免許を取得してるなら、最短13日通うだけで30万円~35万円ほどかかるでしょう。

なお、中型免許を取得していた場合、最短一週間通って18万円~23万円ほどかかります。中型免許を取得する費用は、普通自動車免許を取得しているなら約16万円ほどかかるのが一般的です。

ただし、免許を取得する時の年齢や状況によって取得費用が違うので、十分に注意しましょう。

試験内容

大型免許と中型免許の試験内容は、そこまで変わりません。それまでに路上教習を受けて大まかな運転を教わっているはずなので、路上試験を受ける時は今までの運転技術が試されると言って良いでしょう。

中型免許を取得する場合は筆記試験と実技試験を受けることになります。大型免許を取得する時も筆記試験と実技試験を受けますが、中型免許を取得している場合は筆記試験が免除される場合があります。

試験内容については教習所によって細かな違いがあるので、事前に確認しましょう。

大型免許と中型免許を取得するためには

普通免許から中型免許

まず、普通免許を取得している人が中型免許を取得する場合、基本的に自動車教習所の場内で様々な教習を受けます。

その後、中型仮免許を取得した後は実際に路上で教習を受け、やがて路上試験を受けることになります。この路上試験に合格すれば、中型免許が取得できます。

普通免許から大型免許

普通免許を取得している状態からいきなり大型免許を取得しようとする場合、合計で31時間の教習を受けることになります。大型免許の教習は2段階までしかなく、1段階と2段階に分かれて教習を受けます。

最初の1段階目で合計12時間の教習を受け、その結果によって仮免許が取得できます。そして2段階目は合計18時間の路上教習を受けます。

その結果によって路上試験が受けられるようになり、試験に合格すれば大型免許が取得できます。しかし、1段階目や2段階目のどこかのタイミングで1時間の学科を受けるので覚えておきましょう。

中型免許から大型免許

既に中型免許を取得していて大型免許を取得する場合、普通免許よりも教習内容が少し簡略化されます。教習所によって変わりますが、1段階目で8時間の教習を行い、その結果によって仮免許が取得できるようになります。

次に実際に路上教習を合計12時間ほど受け、その結果によって路上試験を受けることが可能です。

合計20時間を費やし、路上試験に合格すれば晴れて大型免許を取得することができるでしょう。大型車の運転は混乱しやすいので、注意が必要です。

免許を持ってない人

普通免許も中型免許も取得していない人が免許を取得するには、まず普通免許か中型免許を取得するか、第一種大型特殊免許を取得して3年経過するところから始まります。

無免許の状態でいきなり大型免許を取得することはできないので、まずは普通免許か中型免許、第一種大型特殊免許を取得して3年待ちましょう。

もし過去に普通免許か中型免許、大特免許を取得しており、何らかの理由で無免許になったとしても3年以上の免許歴があるなら、いきなり大型免許を取得することができるでしょう。

大型免許を取得するメリット

運転できる車が増える

大型免許を取得するメリットとして挙げられるのが、運転できる車が増えることです。車両総重量11t以上、最大積載量6.5t以上、乗車定員30人以上の車であればどんなに大きな車両でも運転できるので、様々な職場で必要とされる存在になれるでしょう。

もちろん普通免許や中型免許を取得している状態なら、それらの車両も運転できるのでどんな車でも運転できるようになるのは大きなメリットです。大型車両を運転したいなら、是非とも大型免許を取得しましょう。

職種が選べる

大型免許を取得することによって、選べる職種が増えるのも大きなメリットです。普通免許を取得しているのは当たり前として、中型免許を取得している人が求められる職種も多くあります。

しかし、それ以上に大型免許を取得している人を求めている職種も多いので、自分が働きたいと思った職種で働けるようになるでしょう。大型免許を取得している人は意外と少ないため、即戦力として働くことも十分に可能です。

給料がアップする可能性

働く職場によっては、大型免許を取得したことによって給料がアップする可能性があります。

職場によっては給料が変わらないこともありますが、中には大型手当といって大型車両を運転しなくても大型免許を取得しているというだけでその分の手当が支給されるのです。

大型手当の平均金額は約7000円~8000円といったところですが、1年間で8万4000円~8万6000円が支給されると思えばかなりの支給額になると言えるでしょう。

大型免許を取得するデメリット

費用がかかる

大型免許を取得するデメリットとして挙げられるのが、自動車教習所に通って大型免許を取得するまでに費用がかかってしまうことです。

最短13日通うだけで平均30万円~35万円ほどかかってしまうので、金銭的な余裕がなければ取得できません。大型免許を必要としない職場であれば、無理に大型免許を取得する必要性はないでしょう。

ただし、一発試験の場合だと試験費用しかかからないので、知識や運転技術に自信があるのであれば一発試験に挑戦するのもおすすめです。

中型に比べ運転技術が必要

大型車両は中型車両に比べ、軒並み高い運転技術が要求されます。中型車両以上に車高が高く、初めて大型車両に乗った人はあまりの高さに戸惑うことも少なくありません。

逆に視界が広くなるので楽しく運転できると思われるかもしれませんが、車高だけでなく車体も大きいので常に周囲の状況に気を配らなければならないでしょう。

大型車両を駐車する時もコツを掴んで停めなければならないので、並大抵の運転技術では扱いにくいです。モンスターマシンと揶揄されることもあるなど、教習時間の間にどれだけ運転技術が高められるかが重要です。

まとめ

大型免許や中型免許が求められる職種は意外と多いので、取得しておくだけで即戦力になれる可能性があります。給料がアップする可能性もありますし、働く職種が増えるだけでもかなりのメリットになると言えるでしょう。

【EU用】記事終わりCTA_22/09更新

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