ルート配送ドライバーは女性に向いてる!女性におすすめの求人も多数!
2020/12/17
ルート配送ドライバーは体力仕事のイメージが強いため男性が多いですよね。しかし、最近では女性のルート配送ドライバーも増えてきています。
これから転職を考えている人は、ルート配送のドライバーは女性でもできるの?と疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ルート配送業が女性でもできるのか、女性が気になりそうなQ&Aなどについてまとめています。
Contents
ルート配送業の仕事内容について
それでは、ルート配送の仕事内容について簡単に見ていきましょう。
ルート配送の仕事内容
ルート配送とは決められたエリア内の自動販売機やコンビニ、スーパー、飲食店などに配送して回るものです。長距離トラックのような長い距離を走るというよりは、狭い範囲を配送して回るというイメージです。
時間もある程度規則的で曜日が決まっているものもあります。また、コンビニなどは配送時間が遅れると朝や昼の売り時を逃してしまうことにつながってしまうために時間はしっかりと守らなければいけません。
主なルート配送をしている業界
毎日定期的に商品が入ってこなければならない業種には、ルート配送はなくてはならないものです。例えば災害の時などにルート配送が来れなくなったためにおにぎりやパン、弁当などが商品棚から消えてしまうコンビニなどはわかりやすいと思います。
その他にも医薬品やクリーニング、自動販売機の補充など様々な業種があります。基本的には運んでいるものそのものに対する専門的な知識は必要ありませんが、運び方や温度設定などが関係してくる場合には注意が必要となります。
ルート配送業が女性に向いている理由とは?
ルート配送は女性も活躍している仕事です。特に運ぶものがそれほど重くないもの、運ぶ範囲がそれほど広くない場合などが中心となっています。また、ルート配送にはカゴ積みカゴ降ろし多く、力仕事が必要ないものも多いですよ。ドライバーが不足している現在、女性ドライバーはますます増加傾向にあります。
女性がルート配送を行うメリットは、体力がいらないこと以外にもあります。1つは、ルート配送のドライバーは比較的安定した収入を得ることができることです。ルート配送の月給は20万円〜28万円ほどで、接客業より同じかそれ以上の給料を安定してもらうことができます。接客が苦手な女性、運転が好きな女性にはおすすめの仕事だと言えるでしょう。また、国土交通省が女性のトラック運転手の活躍を促進する「トラガール促進プロジェクト」を推し進めており、現在運送業界では女性が働きやすい環境作りを行っているため、環境としても女性が働きやすい職場になっていくことも女性ドライバーになるメリットです。
実際に、求人票で女性が活躍していることをアピールしている会社や女性への待遇を表記している会社では歓迎されることが予測されます。
ただし、長距離トラックなどと比べると楽ということはありますが、決して体力を使わない仕事ではありません。基本的には一日中運転することになりますし、荷物の積み下ろしも必要になってきます。単純に「ルート配送」とひとくくりにせず、その中でもどういった仕事なのかを精査する必要があるでしょう。
女性が気になるルート配送業のQ&A
女性に向いているとはいえ、いろいろ実態が気になるところですよね。よくある質問について回答いたします!
ルート配送業は体力が必要?
運転するのがメインの仕事ですので、もちろん最低限の体力は必要になります。また、配送先につけば荷物の積み下ろしをしなければいけません。
ルート配送はどちらかと言えば「大きな重いものをまとめて積み下ろす」というよりも「決まった量を細かくあちこちに配送する」方が多くなりますのでその荷物を持てるくらいの体力は必要です。
ルート配送業は大変な仕事なの?
何が重視されるかは配送会社にもよりますが、ルート配送で重視されるのは「時間通りに運べるか」ということです。街中のルート配送の場合は事故や渋滞で混雑することもあります。
そういった際に遅れても仕方ないというわけにはいかないのがこの仕事です。その商品が時間通りにつかなければ、そこでの営業に関わってくるためです。
迂回したり抜け道を通ったり荷物の積み下ろしを迅速にしたりすることで時間の調整をしなければいけません。
また、コンビニの早朝のおにぎりやパン、弁当などのように早朝配送や深夜配送がある場合もあります。慣れるまではきついと感じることがあるかもしれません。
ルート配送業の良いところは?
よくある出勤体制として朝の8:30~17:30といったものがあります。決められた時間に配送することができれば残業や不規則な勤務体制はあまりありません。これは運送業のなかでは珍しいメリットと言えるでしょう。
お子様がいらっしゃるお母さんなどにとっては、勤務時間が安定しているのは嬉しいですよね。
ルート配送ドライバーの給料はどれくらい?
勤務する会社や、その人の経験や持っている資格などによっても変わってきますが平均すると社員の給料が月給20~25万円ほど、それに成果給がついてくる場合があります。年収でいえば300~400万円前後となります。
アルバイトでルート配送を行う場合は地域によって大きく変わってきますが、たいてい900~950円ほどが中心となっています。
旦那さんのプラスして稼ぐ金額や一人暮らしの収入としては、十分な額を稼ぐことができます。
ルート配送ドライバーの平均勤務時間は?
こちらも何を運んでいるかによって大きく変動してきますが大型の長距離トラックのように日をまたいでぶっ通しの勤務などはまずありません。多いのは8:30~17:30(休憩1時間含む)といった勤務体系です。
アルバイトの場合は何件配送に回るかにもよりますが、たいてい3~4時間からになります。長い場合は7~8時間ほど勤務することもあります。
ドライバー業務が未経験でもなれるの?
ドライバー業務があれば歓迎されますが、なくてもできないというわけではありません。ルート配送の場合は特に「時間を守る」「真面目に配送する」ことが求められますので、たとえ未経験であってもそういった部分が認められれば採用されることもあります。
ルート配送で働くための条件
では、働くに当たり、どういう資格が必要なのでしょうか?
必要な免許やスキル
ドライバーですので当然運転免許がなくてはいけません。どのサイズのトラックを運転するかにもよりますが、中型や大型免許が必要になる場合もあります。その場合は入社してから取るということも可能な場合もありますので会社の募集要項をしっかりと確認しておきましょう。
ただ、配送先によっては狭い路地を入っていくこともあります。基本的に運転が好き、運転が得意という人の方が向いていると考えられます。
ルート配送ドライバーになるための心構え
ルート配送は朝に一日分の荷物を積んで出発してしまえば、会社に戻ることはほとんどありません。運転中は一人ですので、人と積極的に関わりたくないという人でも問題のない仕事です。
ただし、配送先の人とは決まった曜日、多ければ毎日会うことになるために最低限のコミュニケーションだけはとっておきましょう。それに毎日のように同じ道を通り、同じ人に会い、同じ荷物を運ぶことになるので、それを平気と感じる人が向いている仕事です。
ルート配送ドライバーに転職するには?
現在運送業界全体としてドライバーが不足していますので、転職自体はしやすい傾向にあります。応募の仕方としてはその会社の求人に直接応募するパターンや転職サイトを通して応募するパターンがあります。
転職サイトを通して応募するとそこからお祝い金がもらえたりすることもありますので、どちらが得かを調べてから応募するのが良いかもしれません。
こちらの転職サイトでは、おすすめの求人を調べることができますので、活用してみて下さい。
まとめ
ルート配送は決して楽な仕事ではありませんが、きつすぎて女性ではできないという仕事でもありません。大型長距離トラックのように不規則な勤務でもないので勤務時間の目安がわかりやすいというメリットもあります。