運行管理者の給料/年収/月収の平均相場はいくら?資格の取り方や費用も紹介

   

運行管理者は国家資格であり道路運送法によって、各事業所に必ず配置することが定められているため、需要の高い資格になります。

そのため、求人情報も多く、運行管理者の仕事に興味を持ち転職を考えている方にとって給料は気になる項目ですよね。そこで今回は、運行管理者の気になる給料についてご紹介していきたいと思います。

運行管理者は安全管理のプロ

運送業界においてドライバーの安全管理、健康管理や配送全体の管理、ドライバーの休憩・仮眠場所の保守管理など全般を行うのが運行管理者です。運送法上、30名のドライバーごとに1名を設置することが定められています。

過積載が行われていないかという管理やドライバーが適切に運転・運行しているかどうかなど仕事が多岐にわたるだけでなく、責任も重い仕事になりますので気苦労が絶えない仕事でもあります。その分だけうまく運行がすすんでいれば大きなやりがいを感じることができるでしょう。

とにかくドライバーが健康な状態で適切に運転できているかどうか、長時間勤務が続いてるような状態になっていないかを管理することで事故を未然に防ぐ運行管理者はまさに安全管理のプロと言えるでしょう。

運行管理者の給料はどれ位が相場なのか?

給料は気になるところですよね、具体的に平均的な給料を見ていきましょう。

平均月収

大手の運送会社なのか中小企業なのかにも大きく差がでてきますが、運行管理者は仕事内容の割には給料には反映されていないと言われています。中小企業では平均月収が28~35万円前後、大手の運送会社で30~40万円前後と言われています。通常の給料に運行管理者手当として5000~10000円上乗せされるだけというところも多くあります。

平均年収

こちらも中小企業と大手の運送会社ではかなりの差が出ています。中小企業ではだいたい350~400万円前後、大手の運送会社でも500~600万円前後と言われています。とにかく運行管理者は運送業を行う上で必要不可欠であり、仕事内容も多岐にわたっている割には給料がそれほど高くないのが実状なのです。

運行管理者資格について

それでは資格を取るために必要な内容を見ていきましょう。

取得条件

運行管理者になるには運行管理者資格証を取得する必要があります。こちらは国家資格となっており、誰でもが取得できるわけではありません。資格取得には2つの方法があります。

1つ目は、1年以上の運行管理の実務経験がある人が試験に合格することです。そしてもう1つは、5年以上の実務経験がある人が5回以上の講習を受けた場合です。このどちらかをクリアすれば運行管理者として認定されることになります。

取得にかかる費用

受験に必要な費用は申し込み方法によって多少の差があります。
書面で申請した場合は、

手数料    6,000円(非課税)
受験申請書料 1,030円(税込み)
計      7,030円

インターネットで申請した場合は、

手数料    6,000円(非課税)
受験申請書料  648円(税込み)
計      6,648円

となります。電子申請する場合はこちらから行うことができます。
http://www.unkan.or.jp/guidance/howto/index.html#3

これとは別に希望する人は216円で採点結果の通知をしてもらうことができます。

合格率は?

運行管理者の試験には2種類あり、「旅客」「貨物」があります。

さらに試験科目は道路運送法、貨物自動車運送事業法、道路運送車両法、労働基準法等の法令ならびに運行管理者の業務に関し必要な実務上の知識ならびに能力について出題がされます。

合格率は2017年3月の試験で「貨物」20.5%、「旅客」26.0%となっており、かなり難関の試験であると言えます。

運行管理者の需要は高い

運送業を行うにあたって運行管理者を設置するのは必須です。ドライバー30名に対して運行管理者1名をおかなければならないのです。そのため運行管理者の資格を持っている、実務経験があるという人は常に求められています。

需要の高い会社としては運送会社、バス会社、タクシー会社などが挙げられます。

運行管理者の求人情報の紹介

具体的な求人の例を見ていきましょう。

求人例1

給与:時給 1,100円〜
勤務地:岐阜県
勤務時間:2:00〜11:00で時間帯は委細面談!
※勤務時間は応相談!
休日・休暇:シフト制、他、応相談
勤務期間:6ヶ月以上
経験・資格:運行管理者資格
※トラック・配送経験者、優遇致します!!
福利厚生

  • 車通勤可
  • 駐車場完備
  • 各種社保完備
  • 制服貸与
  • 残業手当有
  • 2ヶ月程度の試用期間あり

求人例2

運行管理スタッフ
給与:月給22万円〜24万円

勤務時間:8:30~17:30
職種:ドライバー・配達 (配車・点呼員)

【運行管理者の主な仕事】

  • 乗務員の配車手配や運行状況の把握
  • 睡眠休憩所の管理含む健康状態の把握
  • 日々の点呼と乗務員への指導

【他、営業アシスタント業務】

  • 電話対応・来客応対等
  • 伝票処理(所定の伝票を作成しパソコン(エクセル・ワード)に入力します。)
  • 請求書作成(20日と月末にこの業務があります。)
  • 各種書類の保管・整理業務

【資格】

  • 要普通免許(AT限定NG)
  • パソコン(エクセル・ワード・パワーポイント)できる方

★事務経験者優遇
★運行管理者の有資格者尚可

求人例3

仕事内容:運行管理者

  • 運転者の指導監督、健康管理
  • 運行の安全を確保する
  • 管理上の書類作成、記録等
  • ドライバー補助

資格:運行管理士免許、整備工管理士免許あれば尚可(入社後取得可能)
給与:月給220,000円(試用期間1ヶ月は202,000円)
勤務時間:10:00~19:00
休日:日曜・祝日(土曜は月2回出勤)
待遇

  • 社会保険完備
  • 昇給あり
  • 交通費支給(15,000円まで)
  • 制服あり
  • 各種手当あり

責任の大きさに対しての給料は?

運行管理者はしなければいけない仕事は多く、しかも責任を伴うものですので心身ともに大変な仕事だと言えます。しかしその責任の重さの割には給料面に反映されていないことが多く、「割に合わない」と感じることが多いかもしれません。

まとめ

運行管理者は大変な割には儲からないと言われています。そのため、運行管理者を行うのはそれ単独の報酬が目的というよりは、その達成感ややりがいを目的にすることが多いかもしれません。また、この仕事によって信頼を得て出世、昇進するということを目標にするのも良いでしょう。

運行管理者の資格があることで給与が大きく上がる求人も中には存在しております。下記から求人を探してみてください。

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