トラック運転手の仕事内容をご紹介!トラック運転手ってどんな仕事?
2018/04/28
街中でよく見かけるトラック運転手ですが、実際にどんな仕事をしているか知っていますか?
トラック運転手は物を運ぶ仕事です。短距離宅配などを行う小型トラック運転手もいれば、日本全国に物を届ける長距離大型トラック運転手もいます。運ぶものも食品、雑貨、ガソリン、軽油、高圧ガスなど多岐にわたります。
今回はそんなトラック運転手の仕事内容をご紹介します。
Contents
トラック運転手の仕事内容
トラック運転手の仕事は大きく広域配送と地域配送に分かれます。
どちらも我々の生活に欠かせない大事な仕事です。
日本の物流を支える仕事
トラック運転手は、物を運び、日本の物流を支える仕事です。
例えばECサイトで注文した商品を指定日に届けてくれたり、毎日近くのスーパーに新鮮な野菜を届けてくれたり、私たちの生活になくてはならない存在です。
全日本トラック協会によると、日本の全物流機関の91.3%はトラックが占めています。
参照:http://www.jta.or.jp/coho/yuso_genjyo/yuso_genjo2017.pdf
日本の物流を支えるのに、なくてはならない存在なのですね。
トラック宅配の種類
トラック運転手の仕事は、大きく広域配送(長距離運転手)と地域配送に分かれます。
︎広域配送
水産物や農産物、工業製品を全国に届ける長距離配送を広域配送と呼びます。
深夜に高速を走っている大型・中型トラックは、この広域配送に当たります。
拘束時間が長い反面、一人の時間が多いため、ストレスの少ない仕事だと感じる人も多い様です。
また、普段は行けない場所に行くことができ、日本のいろんな地域に行けることが魅力だと感じる人もいます。
地域配送
我々により身近なのが地域配送です。
宅配便のお届け(顧客配送)や、店舗に商品を届ける短距離配送(ルート配送)が地域配送と呼ばれます。主に、依頼に応じて指定された場所・時間に比較的軽い荷物を運びます。
長距離運転に比べて体力的なハードルが下がるため、女性にもおすすめの仕事です。
地域密着型の宅配ドライバーもいて、直接お客さまと接する機会が多い仕事でもあります。
プロのトラック運転手になるには
仕事が出来るプロのトラック運転手は、運転が好きだけではなれません。
トラック運転手の仕事が出来るようになるために何が必要なのかをご紹介します。
仕事をこなすための3つのスキル
プロのトラック運転手は、①運転スキル、②荷扱いスキル、③営業力の3つをバランスよく身につけることが大切です。
①運転スキル
運転スキルは、単に運転がうまいということだけではありません。運転技術に加え、道路標識の知識やトラックの構造の理解、また運転前の点検スキルも、運転スキルに含まれます。
トラック運転手が仕事をする上で、この運転スキルを身につけることはとても重要です。
②荷扱スキル
荷扱いスキルとは、荷主の要求どおりに荷物を扱うスキルです。
荷物事故を起こさないのはもちろん、作業効率を上げ出来るだけ早く荷物を届けることが求められます。
時と場合に応じて臨機応変に対応できるスキルが求められます。
③営業力
3つ目は営業力です。トラック運転手に営業力なんて必要なの?と思うかもしれませんが、これもドライバーが持つべきスキルの一つとなります。
営業力は、セールスドライバーとして自社の強みをうまくアピールし、荷主の信頼を得るために必要なスキルです。
トラック運転手が身につけるべきマナー
トラック運転手の仕事をするために、ドライバーとしてのマナーを身につけないといけません。
公道を走っているという自覚を持ち、割り込みや煽りのような事故中心的な運転ではなく、周囲を気遣った運転が大切です。
トラック運転手は、社会にとってとても重要な仕事です。流通がストップしてしまうと、日本の衣食住や医療が止まってしまいます。その自覚を持つことが、マナーのある運転に繋がります。
最後に
いかがだったでしょうか?
トラック運転手が毎日ものを届けてくれるからこそ、私たちの豊かな生活が成り立っています。
決して表に出る仕事ではないですが、トラック運転手は日本の縁の下の力持ちとして活躍しているんですね。