車のナンバープレートの変更費用はいくら?安く抑える方法をご紹介!
ドライバーにとっては身近にあるナンバープレートですが、ナンバープレートの番号変更に関しては知らないことが多いと思います。
そこで、今回は「ナンバープレートの変更に費用はいくらかかるのか」や「番号変更に必要な手続き」を徹底解説します!
Contents
そもそもなぜナンバープレートを変えないといけないの?
トラックドライバーの仕事をしていても、ナンバープレートを変える必要が生じる場面はめったにありません。ですが、実際にはナンバープレートを変えなくてはならない場面が存在します。
ナンバープレートを変えなかったらどうなる?
ナンバープレートを変えなければならないのは、引っ越しをして陸運局の管轄が変わる場合です。
もし、引っ越しをしてもナンバープレートを変更しないと不便が生じるケースがあります。車検をうけることや保険の加入・更新は可能ですが、以下の事態が発生します。
- 車がリコールされた時に案内が届かなくなる
- 廃車するときに、書類で住民票の履歴を証明しなければならない
特に廃車の手続きが煩わしくなってしまうので気をつけましょう。
手続きはどこで行えばいいの?
では、ナンバープレートの変更手続きはどこで行えばいいのでしょうか?
ナンバープレートの変更手続きは、引っ越し先の新たに自動車を運転する住所を管轄する運輸支局の窓口で行います。
所有者と使用者が同一名義の場合、当日は必要書類として
- 住民票
- 委任状
- 車検証
- 車庫証明書
- 手数料納付書
- 自走車税・自動車取得税申告書
- 申請書
が必要になります。他にも希望するナンバープレートの種類などによって必要な書類が増えることもあるので、よく確認しましょう。
手続きに必要な費用は?
ナンバープレートの変更のための手続きには、いくつかの書類が必要になってきます。書類を用意するのは簡単なので、しっかり説明を読んでください。
申請用紙の購入に必要な費用
ナンバープレートの変更手続きには、申請用紙が必要です。手続きに必要な書類は「申請書(第3号様式)」と呼ばれる用紙です。
申請書(第3号様式)とは、車検の再発行や番号変更などの際に新しい車検証を発行するために必要な用紙です。
入手方法としては、
- 手続き当日に運輸支局窓口で用紙をもらう
- 用紙をダウンロードして印刷しておく
があり、どちらの場合も費用はかかりません。家庭用のプリンターではうまく印刷できない場合もあるので、当日もらう方をおススメします。
ナンバーの取り外し・取り付け
ナンバープレートの変更手続きが終わったとは、新しく支給されたナンバープレートと古いものを交換しなくてはなりません。
ナンバーの着脱は、自分で行うことも可能ですが、代行業者に頼む場合は費用がかかってきます。
代行業者にナンバープレートの交換を依頼する場合は、18,000~20,000円ほどの費用がかかってきてしまいます。
ただし、ナンバープレートを取り付けた後の「封印」という作業は陸運事務所の職員に行ってもらう必要があります。
変更手数料、ナンバープレート代
ナンバープレートの変更にかかる費用のうち、登録手数料とナンバープレート代は、以下の通りになっています。
- 変更登録手数料:350円
- ナンバープレート代:1,500~1,800円程度
「変更登録手数料」は、運輸支局で住所変更を行う際に必要な手数料のことです。ナンバープレート代は、希望するナンバープレートによって変わってきます。
住民票、車庫証明
ナンバープレートの変更にかかる費用としては、他にも「住民票」と「車庫証明」の取得費用があります。こちらは書類を発行する際にかかる費用です。
- 住民票の発行費用:300円
- 車庫証明書の取得費用:2,500~3,000円
「車庫証明書の取得費用」は、車庫証明書を申請するときと発行するときに必要になってくる費用です。
希望ナンバーを取得する場合
希望のナンバーにしたいという方も、中にはいらっしゃるかもしれません。
その場合は、別途で4,000~7,000円程度の費用がかかってきます。小型・普通自動車の場合は4,000~4,500円程度、大型自動車の場合は5,000~5,500円程度となっています。
ナンバーの中には、「字光式」と呼ばれる光るナンバーがありますが、この字光式のナンバーを希望する場合は上記の金額に1,300円ほどの追加料金がかかってきます。
まとめ
ナンバープレートは、引っ越しをする際に、新しく自動車を使用する先の運輸支局にて変更手続きを行う必要があります。
その際には、「ナンバープレート代」や「変更登録手数料」の他にも、「車庫証明書」と「住民票」の取得のための費用がかかってきます。
ナンバープレートの変更の際には、最低でも5,000円の費用がかかってきますので、しっかり準備しておきましょう。安く抑えたい場合は、ナンバープレートの取り付けや書類の記入を自分で行うのがいいでしょう。