かっこいいトラックを運転できる運送会社はココだ!どういうメーカーが人気?
多くのドライバーにとって、トラックのカッコよさは重要なポイントですよね。
ですが、自分がかっこいいと感じるトラックに誰もが乗れるわけでもなく、会社によっては外装はもちろん、内装に手を加えることも禁止されている会社も存在しています。
そこで今回は、かっこいいトラックを所有する運送会社の見つけ方、選び方のポイントなどについて詳しくご紹介していきたいと思います。
Contents
かっこいいトラックはドライバーの憧れ!
ドライバーのモチベーションを維持するために最も大事なものの一つが「トラックのかっこよさ」でしょう。
ドライバーは運転することを生業としているため、人によってはまるまる1日車の中にいるということもあります。そんなドライバーにとってトラックの外見はとても大事なことです。
なぜなら、ドライバーが仕事中に見られる部分はほとんどがトラックの車体だからです。サラリーマンの服であるところが、ドライバーでいうトラックに当たるのです。
サラリーマンがスーツや革靴にこだわるのと同じで、ドライバーもトラックの外見にこだわるのは当然です。
しかし、トラックはスーツや革靴とは異なり、会社に入った後に自分で選ぶことができません。そのため、運転するトラックの種類を選びたいドライバーは、転職や就職をする前にその会社の所有するトラックの種類を調べておく必要があります。
国内シェアトップのメーカーは?
では、かっこいいトラックを使っている会社を知る前に、前提としてまず、運送会社の中で最も多く使われているトラックのメーカーをみていきましょう。
日野自動車
日本で最も使われているトラックのメーカーは「日野自動車」です。
日野自動車は国内の4大トラックメーカーの一つで、トヨタグループの子会社でもあります。日野のトラックの特徴はトップクラスの馬力と、手厚いアフターサポートです。
日野のトラックはトヨタ系列の高い技術力と、全国展開しているディーラーから受けられるサポートが運送業界から高い評価を受け、結果として全国シェア1位となっています。
車体も頑丈に作られていて故障することが少ないので、修繕費を削減することができます。
いすゞ
日野自動車の次にシェアが高いのは「いすゞ自動車」です。いすゞも日野自動車に負けない高い技術力を持っており、ディーゼルエンジンの性能は日野自動車と肩を並べます。
それでいて、値段が安く抑えられているため非常に人気の高い自動車メーカーの一つとなっています。
ディーラーの数をみると、日野に比べて少し数が少ないためシェア日野自動車よりも低くなっているのかもしれません。
いすゞ自動車はトラックに絞った事業を展開しているので普通車ではあまり名前が出て来ませんが、トラックでみるとトップクラスの自動車メーカーです。
理想のトラックを所有しているかどうかを確認するには?
では、次に本題であるかっこいいトラックを所有している会社の判断の仕方を見ていきましょう。
会社のホームページを確認する
会社の所有しているトラックを一番手軽に知る方法は、ホームページの写真を見ることです。
運送会社のホームページには会社紹介というページがあり、多くの会社の場合、所有しているトラックの写真が載っています。そのため、会社のホームページを見れば、転職を応募する前にその会社の所有しているトラックのメーカーや種類を知ることができます。
会社によってはトラックの細かい部分までわかる写真を乗せている会社もあり、トラックの装飾などもみえるかもしれません。
実際にトラックを見に行く
中にはホームページにトラックの写真が載っていない運送会社もあります。そういった場合はトラックの種類を知るすべはもうないのでしょうか。
どうしてもトラックの種類が知りたい場合は、会社の住所を調べて自分で見に行くことができます。会社まで出向いて見に行けばトラックが見れるかもしれません。
他にも、インターネット上でその会社の出している求人を見るといった方法が考えられます。求人にはその会社のトラックの写真が使われていることが多いからです。
探すなら大手企業と中小企業どっち?
運送会社は「大手企業」と「中小企業」の二つのグループに大きく分けることができます。
大手企業と中小企業では、トラックの装飾についてルールが異なってくるので、自分の理想のトラックに乗りたい人は、どちらの企業を選ぶか考えた方がいいでしょう。
大手企業
大手企業は、トラックに関する制限が強く、自分の思い通りになる部分が少ないです。トラックの外装や内装を変えることも禁じられているところが多いです。
さらに、会社によってはそもそも自分の持ち車がないことすらあるのでトラックのカスタマイズをしたい方にはあまりおススメできません。
大手企業は業務が固定されていて、効率を求めた合理的な制度が完成してしまっているので、基本的に個人のやることが決まっていて自由は少ないです。
自分でトラックをかっこよく改造することはかなり高い確率で禁止されていると思われます。
中小企業
中小企業は大手企業に比べると個人の自由はまだ多いです。人数がそれほど多くない中小企業では、持ち車が与えられることもあり、自分の好きなように装飾をつけることが許されている会社もあります。
中には、個人経営で社長自身がトラックが好きだから、装飾が許されているという場合もあるそうです。
しかし、そうはいっても会社としての体裁や、荷主からの評価を考慮して、あまり大々的な装飾を許している会社は少なくなってきています。
かっこよさだけで選ぶデメリットについて
ここまで会社の所有しているトラックがかっこいいかどうかを判断する方法をご紹介してきました。
しかし、トラックのかっこよさだけで会社を選ぶと、勤務環境の悪い会社にあたってしまう危険があります。具体的には以下のような待遇の会社に入ってしまう可能性があります。
勤務時間が長い
基本的にドライバーの拘束時間は1日13時間以内、延長する場合であっても16時間以内と定められています。
しかし、中にはこの勤務時間を越えて働くことを求めてくる会社もあります。そのような会社に入社してしまい勤務時間が長くなると、毎日を車の中で過ごすことになってしまいます。
プライベートの時間が取れなくなり、自分のやりたいことができず仕事だけをしていたり、家族と過ごす時間が無くなってしまう人もいます。
手作業がある
トラック運転手は運転だけをしているわけではなく、荷物を積み込んだり積み下ろしたりする作業もあります。
そして、会社によっては「手積み」があります。手積みはドライバーの中でも最もつらい作業であると感じる人も多く、かなり体力を消耗する作業であることがあります。
会社の運ぶ荷物にもよるのですが、仕事内容を確認しないと思い荷物の手積みがある会社に入ってしまうこともあります。
給与水準が低いことも
給与はドライバーとして働くうえで最も大事なことの一つですが、給与は会社によって大きく異なります。
例えば同じ大型ドライバーでも月に10万円以上の差が会社によって出てきます。年収に換算すると100万円以上も変わってきてしまうのです。
このように、会社の所有しているトラックだけを見て就職・転職先を決めてしまうと、勤務環境が著しく悪い会社に当たってしまうこともあるので、しっかりと勤務時間や給与といった部分も見ておく必要があります。
理想のトラック乗務でモチベーションアップ
サラリーマンが、自慢のスーツや靴を履いていると仕事中にモチベーションが上がり、やる気が出てくるのと同じで、ドライバーも自慢のトラックを運転することがモチベーションのアップにつながります。
特にトラックが好きで運送会社に入るという人にとっては、勤務条件や給与が悪くてもトラックの種類の方が大事であるともいえるかもしれません。実際、中には勤務環境が悪くてもトラックの種類で会社を選んだ方もいます。
しかし、一般的にはトラックの種類は勤務時間や仕事内容、給与の次に考えた方がいいでしょう。
確かに自分のモチベーションを維持するためにある程度は選ぶことも大事ではありますが、参考程度にとどめておくのがいいです。
まとめ
かっこいいトラックを運転して仕事をすると仕事へのモチベーションが高くなるというメリットがあります。
一方でトラックの種類ばかりを考えていると、勤務環境の悪い会社に入社してしまうこともあるので、あくまでも参考にする程度にとどめておきましょう。