タクシードライバーの勤務時間の平均は?タクシー運転手の気になる勤務形態も紹介!

   

車の運転が得意な人にとっては、タクシードライバーは魅力的な転職先候補の一つです。しかし、タクシードライバーは勤務時間が不規則というイメージもあり、二の足を踏んでしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、タクシードライバーの実際の勤務時間がどれほどなのかを、一日の流れや勤務形態といった関連情報を交えながら説明していきたいと思います。

タクシードライバーの業務内容について

まずは一般的なタクシードライバーの業務内容について見ていきましょう。タクシードライバーの仕事は、言うまでもなくお客様を乗せて目的地まで送り届けることです。

ただし、それに付帯する営業活動や雑務も仕事のうちであるという点には注意が必要。お客様を見つけるのはドライバー本人がやらなければなりませんし、運賃の受け取りや常務記録への書き込みも自分で行う必要があります。

ちなみに、タクシードライバーの走行距離はもっぱらお客様の目的地に依存するため、近距離の移動だけとは限りません。場合によっては関東‐関西間など、長距離の乗車を希望する乗客を乗せることもあるでしょう。

また、タクシードライバーにはタクシー会社に勤めるほか、個人タクシーとして活動するというパターンもあります。割合としてはタクシー会社所属のドライバーが9割、個人タクシーが1割といったところです。

タクシードライバーの三つの勤務体系

タクシードライバーには大きく分けて三つの勤務体系があります。それぞれどのような特徴をもつシフトなのか確認していきましょう。

昼日勤

昼間に勤務する形態を、タクシー業界では昼日勤と呼びます。

勤務時間は7:00~8:00始業、16:00~17:00終業といったところで、8時間勤務、休憩1時間という体制が主流。月の稼働日数は22~24日です。ほとんど一般のビジネスマンと同様と考えてよいでしょう。

朝が早い一方で、終業も早いという利点もあります。そのため、遅い時間に出歩くことを避けたいシングルマザーなどの女性や、高齢者ドライバーに人気のあるシフトです。

夜日勤

昼日勤とは反対に、夜間のみ勤務するシフトもあります。これをタクシー業界では夜日勤と呼んでいます。夜日勤のメリットは、昼日勤と比べてより多くの売上をあげやすいこと。

タクシーには深夜割増があるので、夜日勤のドライバーの乗客は客単価が高くなるわけですね。タクシー会社は基本的に歩合制を導入しているので、売上を伸ばせばそれだけドライバーの給料も高くなります。

勤務時間は18:00~19:00始業、翌2:00~3:00終業の範囲に収まることが多いです。飲み会帰りの客や、終電を逃してしまった人、残業が長引いたビジネスマンなどが主な客層となるでしょう。

隔日勤務

実のところ、昼日勤、夜日勤ともに、現在のタクシー会社ではあまり一般的に用いられている勤務体系ではありません。昼と夜のどちらかしか働けないドライバーが増えると、もう一方の時間帯の稼働率が悪くなり、効率よく売上を計上することができなくなってしまうためです。

したがって、タクシー会社の多くは隔日勤務を採用しています。

隔日勤務というのは、出勤日は丸一日稼働し(1乗務につき20時間前後と考えておきましょう)、次の日には「明番」という形で休みをとるという勤務形態のこと。

ちょうど一日おきに出勤する格好になるため隔日勤務、というわけです。

1週間の流れとしては、出勤日である「出番」、休みになる「明番」を2回繰り返した後、丸一日休日というローテーションの働き方になるのが主流です。

タクシードライバーの勤務時間は?

タクシードライバーの勤務時間についてもう少し詳しく見てみましょう。

既に述べたとおり、タクシードライバーの勤務形態として最も一般的なのは隔日勤務です。この隔日勤務の場合、ドライバーは月に11~13乗務をこなすことになります。

1ヶ月の稼働が11~13と聞くと少ないと感じるかもしれませんが、隔日勤務では一度の出勤につき20時間前後乗務することになりますから、実質的には1日で2日分の仕事をこなすようなもの。

数字を倍にして考えるのが適切でしょう。一般企業で言うところの月22~26日稼働に相当するわけで、きわめて妥当な稼働時間と言えます。

もっとも、1乗務20時間というのも休憩時間を含めての話です。実際には3時間ほどの休憩が挟まるため、実働時間としては17時間前後ということになります。

総じて、出勤した日の稼働時間は多いものの、その分休みを多く確保できるのがタクシードライバーの勤務体系です。まとまった休日がほしい方にはおすすめできる職種と言ってよいでしょう。

タクシードライバーの一日の流れ

続いて、タクシードライバーの一日の業務の流れを確認していきましょう。

出勤・点呼

朝7:00~8:00、まずは所属するタクシー会社に出勤するところから一日の業務が始まります。

他の多くのドライバー職がそうであるように、出社して真っ先にやることといえばアルコールチェックです。ここでもしアルコールが検出されてしまうと乗務ができなくなってしまいますので、前日の飲酒には気をつけましょう。

アルコールチェックを終えたら、車両点検です。お客様を乗せる仕事ですから、車内の掃除も含めて入念にやっておくことが大切です。

ひととおり点検が終わったら点呼を受けます。このとき、注意事項の伝達を受けたり、報告するべき事項があれば会社に伝えたりします。

営業

点呼終了後、タクシー会社を出発して営業に向かいます。朝の時間帯から午前中にかけては営業に向かうビジネスマンや、買い物に出かける主婦を乗せることが多くなるでしょう。

そのためタクシードライバーもオフィス街や鉄道駅、住宅街を中心に回ることになります。また、無線配車の営業をする場合もあります。

昼食

午前中の営業に区切りがついたら、一回目の休憩を入れます。この休憩時間中に昼食をとるわけですね。

休憩時間は一時間ほどと極端に余裕があるわけでもないので、コンビニや牛丼屋などで手早く食事を済ませてしまうドライバーが多いです。余った時間は仮眠に充てるとよいでしょう。

隔日勤務での出勤日はほぼ丸一日を仕事に費やすことになりますから、仮眠は取れるときに取っておくべきです。

営業

休憩が終わったら午後の営業に向かいます。時刻としては概ね13:00~18:00が目安でしょう。午後は時間帯による客層の偏りがないため、臨機応変に回る場所を変えることになります。

ここはドライバーの営業力の差が現れてくるポイントで、たとえば地域のイベント情報をしっかりと網羅しているドライバーであれば効率よく稼ぐことができるでしょう。

夕方は仕事帰りのサラリーマンや、出勤してくる夜勤の人などを中心に乗せることになるため、再びオフィス街や駅周辺に出向くと乗客を得られる可能性が高くなります。

夕食

夕方の仕事が一段落したら夕食を取ります。このときの休憩でも仮眠を取れるようなら取っておきましょう。また、ここまでの業務でガソリンが減っているようなら、ガソリンスタンドに寄って給油しておくのもよいでしょう。

営業

夜の営業に向かいます。飲みに出ているサラリーマンなどが客層に入ってくるため、繁華街付近や飲み屋街を回ると乗客を捕まえることができるかもしれません。

終電を逃した人を狙って駅で待機するのもおすすめです。もちろん、無線配車での営業を行うこともあります。

帰庫・点呼

ひととおりの乗務が終わったらタクシー会社に帰庫し、点呼を受けます。洗車を済ませて運転記録や日報、未収書などの処理を終えたら業務終了となります。

自由に使える時間も多いタクシードライバー!

タクシードライバーは出勤日こそハードですが、その代わり休みとなる日も多い仕事です。他業種と比べてまとまった休みが得られるため、自由な時間を確保することができます。

そのうえで頑張れば頑張っただけ給料もよくなりますから、オンオフのメリハリをつけて働きたい方にとっては魅力的な職種と言えるでしょう。

まとめ

一口にタクシードライバーと言っても勤務形態は一つではありません。自分に合った会社やシフトをよく選んで応募することが大切です。

【EU用】記事終わりCTA_22/09更新

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