大型トラックの運転席は快適?車内を過ごしやすくにするアイテムを紹介
大型トラックの運転手が、勤務時間のほとんどを過ごす運転席が一般車と何が違うのか、どの様になっているのか気になりますよね。また、運転手が長時間を過ごす車内も、どの様になっているのか気になるのではないでしょうか。
そこでここでは、大型トラックの運転席に関することや、車内で快適に過ごすための情報を詳しくお伝えしていきたいと思います。
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こんなにも違う運転席の高さ
運転席の高さは、大型トラックと一般車で大きく異なります。まず、通常の一般車の場合、およそ1.2mの高さになります。また、一般車でも、ワンボックスカーなどの場合はおよそ1.8mの高さになります。
それに対し、大型トラックの運転席の高さはおよそ2.4mです。したがって、一般車と大型トラックでは2倍程度高さに差があることが分かりますね。
運転席は長時間の運転でも疲れにくいエアサス仕様
多くの大型トラックには、エアサスシートが搭載されています。このシートの特徴は、運転中に感じる振動の度合いを小さくできる点です。運転をしていて大きな負担になるものが振動ですので、それを抑制できるというのは大きなメリットということですね。
昔の時代だとエアサス仕様になっていないトラックも多かったのですが、近年では大方のトラックに搭載されています。
大型トラックの運転席は仮眠も取れる
大型トラックの場合、一見手狭な印象を受けると思います。しかし、ちょっとした工夫をするだけで、仮眠できるほどのスペースになります。
具体的には、運転席の椅子を後方へ倒した上で、ハンドルの高さを調整することです。これによって広いスペースが生まれますので、足を伸ばして仮眠をすることは十分に可能です。
大型トラックの運転席の後ろは睡眠を取るためのベッド
基本的に大型トラックには、運転席の後ろにベッドが搭載されています。具体的なサイズについては、幅60cm×長さ210cm程度です。
したがって、男性一人程度ならゆったりと寝ることが可能です。このサイズに合わせた敷布団なども販売されていますので、多くのドライバーが購入し、活用しています。
大型トラックの車内は自分の部屋
長距離の大型トラックドライバーであれば、勤務日の大半を車内で過ごすことになります。そのため、多くのケースでは、トラックの中で快適に過ごせるような工夫をしてOKです。したがって、多くのドライバーがさまざまなグッズを車内に設置しています。
大型トラックの車内を快適にするおすすめアイテム5選
ドライバーとしては、大型トラックの中でも快適に過ごせることが望ましいですね。そこで、おすすめのアイテムを5つご紹介しましょう。
安眠カーテン
トラック用の安眠カーテンについては、多数販売されています。多くのタイプでは遮光性に優れていますので、たとえ昼間であっても安眠することが可能です。
その他にも、過熱効果があるものや、防炎素材を使用したものなど、優れた安眠カーテンは多くあります。
テレビ
トラック用のテレビも多く販売されています。12Vと24Vの両方に対応したテレビは多くありますので、大型トラックの中でも問題なくテレビを見られるようになっています。
また、テレビによっては色々な機能がついていて、とても鮮明に地デジが見られるものもあります。
湯沸かし器
トラック内で使用可能な湯沸かし器も販売されています。スピーディーにお湯を沸かせるタイプや、1ℓ程度の水が入る大容量タイプなどがありますので、自分に合った湯沸かし器を選んでみてはいかがでしょうか。
冬は加湿器
トラック内で使用可能な加湿器も販売されています。車内にらくらく置けるコンパクトなタイプなどもありますので、これを機に検討されてはいかがでしょうか。車内の乾燥状態を改善させる意味でも、加湿器の存在は重要です。
夏は扇風機
トラック内で使用可能な扇風機も販売されています。シガー接続でお手軽に使用できるタイプや、風量の調節ができるものなど、多くあります。走行する上で車内の暑さは大敵ですので、扇風機の設置を検討することもおすすめします。
まとめ
大型トラックは、多くのケースで長距離を走行するものです。そのため、長い時間運転していても大きな負担にならないよう、さまざまな対策が取られています。エアサスシートの搭載などもその一つですね。
また、トラック業者の大半がドライバーへの配慮を意識していますので、基本的には車内に快適グッズを置くことが認められています。そのため、どのような快適グッズがあるのかを踏まえた上で、車内の環境を自分なりに工夫してみてはいかがでしょうか。