大型トラックのバッテリー交換目安と交換方法について

   

大型トラックのバッテリーは、トラックの心臓部分といっても過言ではありません。バッテリーが上がってしまうと仕事に大きな支障をきたしてしまうものです。

最近バッテリーが上がってしまうことが増え、交換するべきかどうか迷っている人のために、バッテリーの交換目安と、交換の仕方についてご紹介したいと思います。

大型トラックのバッテリーの特徴

大型トラックも普通車と同じくバッテリーがあります。構造上は同じですが、電圧や大きさが普通車と異なっているために取り扱いには注意が必要となります。

一番の大きな違いは普通車のバッテリーが12Vなことに対してトラックは24Vのバッテリーだということです。そのためにトラックでは12Vのバッテリーを直列でつなぐことで24Vにしているのです。

交換する際は「直列につながれているバッテリー」を意識して交換しなければならないという特徴があるのです。

バッテリーの平均寿命

バッテリーは消耗品ですので寿命がくると交換しなければいけません。大型トラックのバッテリーは平均寿命が3~4年ほど、長くても5年ほどだと考えておけば良いでしょう。

ただし、1日に何度もエンジンをつけたり切ったりを繰り返したり、ヘッドライトの使用率が高かったりするとそれだけバッテリーに負担がかかるので寿命が短くなることはあります。

寿命よりも早く交換する目安としては、
・冬場など寒い時期になかなかエンジンがかからない。
・エンジンをかけたときのアイドリングが弱々しく違和感を感じる。
・エンストすることが多い。
・ヘッドライトが暗く感じたり、クラクションの音が小さく感じる。
というものがあります。こういった症状が出るとバッテリーの交換時期であると言えるでしょう。

バッテリーを選ぶポイント

バッテリーを選ぶ際にはいくつか気をつけなければいけないことがあります。まずは「必ず同じ大きさのものを選ぶ」ということです。

バッテリーには数字やアルファベットで表される形式があります。「90D25L」というようなもので、この場合は「90」が性能、「D」が長い面の長さ、「25」が短い面の長さを表しています。

すなわちこのバッテリーを交換する際には「D」「25」のものでなければならないということになります。

それに加えて「90」という性能を見ます。ここは「75」などの数字が入ることもありますが、この数字が大きいほど性能が良いバッテリーということになります。できれば少しでも性能の良いバッテリーを使用するようにしましょう。性能が良いバッテリーほどエンジンがかかりやすく運転しやすくなります。

バッテリーの外し方

バッテリーを交換する際には「新しいバッテリー」「ボックスレンチ10mm」「軍手」などが必要になります。バッテリーによっては12mm、13mmのボックスレンチが必要になることもあります。軍手は危険防止と手が汚れるのを防ぐためです。

まずボックスレンチでトラックのバッテリーのマイナス端子についているナットを緩めていきます。ここを緩めていくことで配線を外すことができます。

次にトラックのバッテリーのプラス端子を同様の手順で外していきます。このときボックスレンチを正しく使わなかったり、ボックスレンチでなくスパナなどを使用するとナットが「ナメて」しまって使いづらくなってしまいます。

そして次はバッテリー同士でつながっているマイナス端子の配線を外していきます。トラックのバッテリーは2つのバッテリーが直列につながれているために焦らずに落ち着いて外していきましょう。

最後にバッテリー同士でつながっているプラス端子の配線を外していきます。これでバッテリーを外すことは完了です。

バッテリーの付け方

基本的には外したのと逆の手順で進めていけば正しくつけることができます。
まず1つのバッテリーのプラス側に短い配線を取り付けていきます。そしてボックスレンチでナットを締めていきます。

次に配線の反対側をもう1つのバッテリーのマイナス端子につなげてナットを締めていきます。これでバッテリー同士を直列に繋いだ状態にできたはずです。

そしてつなげたバッテリーのプラス端子をトラックのプラスの配線に取り付けていきます。このときプラスとマイナスを間違えないように気をつけましょう。

最後に残っているマイナス端子をトラックのマイナスの配線に取り付けていけば完成です。
それぞれの端子がナットでしっかりと締められているかどうかを確かめるのですが配線が傷んでしまうほど締め付ける必要はありません。外れない程度に締めておきましょう。

また、作業中にプラスの配線とマイナスの配線を接触させないように注意しましょう。ショートしてしまう可能性があります。

まとめ

バッテリーを交換するのはカー用品店や整備士に任せても構いませんが、思いがけない料金が発生することがあります。正しい手順さえしっかりとわかっていればそれほど難しいものではありませんので、自分で挑戦してみるのも良いでしょう。

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