コンビニ配送ドライバーの仕事はきつい?先輩の口コミから検証
コンビニルート配送ドライバーの仕事はきついと聞きますが、実際にどれくらいきつい業務なのかいまいち分かっていない方も多いのでは?
転職を考えるにあたっても、仕事のきつさがどれくらいかは知っておきたいですよね。そこで、口コミなども元に、コンビニ配送ドライバーの仕事はきついのかを調べてみました。
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コンビニ配送といっても運送会社はそれぞれ
コンビニ配送業務は、物流センターで仕分けられた商品をコンビニの各店舗に配送する仕事となります。コンビニは冷蔵品、冷凍品、パン、雑貨や飲料など、様々な商品を取り扱っているため、運送会社もそれぞれ異なります。
そのため、配送時間も早朝勤務があれば、深夜に配送するシフトがあったりと勤務時間も会社によって大きく違います。
コンビニ配送ドライバーはきつい?
運送業というときついという印象を受けると思います。そこでコンビニ配送ドライバーはきついの?という疑問の迫ります。
実際に働いている人・働いたことがある人の口コミ
実際にコンビニ配送ドライバーをしていた先輩の口コミは以下の通りになります。
・早く上がっても日給は同じ!
・配送は頭も体も使う
・少しでも商品に傷がつくと自腹買取になる
・配送ドライバーという仕事のブラック化は深刻
口コミを見てみると仕事内容は簡単に見えますが、実は検品などの細かい業務が多く、覚えるまでが大変だということがわかります。さらにトラックを使い商品を運ぶため、責任は大きくのしかかってくる仕事だということもわかります。
ですが、一度仕事に慣れると自分のペースでできるため、要領がいい人であれば仕事を早く終わらせることもできるとも考えられますね。
きついと感じる人がいる理由
コンビニ配送業がきついと言われている理由は力仕事が多いということではなく、決まったルートを決まった時間に届けないといけないという時間的なプレッシャーが大きいことでしょう。また、ドライバーという職種のため、毎朝出勤前にアルコールチェックがあるため、お酒をセーブしなければいけないことや、事故や配送品の破損は自己負担になることがきついと言われる原因で
はないでしょうか。
そのため、引越し業務などの体力勝負のドライバーよりは楽ではあるものの、プレッシャーなど、精神的な負担はあるため、決して楽な仕事ではありません。
会社や運ぶ商品によってきつさが変わる
コンビニ配送といっても会社によって運ぶ商品の重さや量が違うため、会社選びは慎重に行いましょう。
例えばドリンクといった飲料系の商品の配送となると、大量のペットボトルが入った段ボールを運ぶことになるため、力仕事になる場合があります。さらに惣菜などの日配品は便数が多くなり、何度も配送することになる可能性も。
そのため、自分が受ける会社が何の商品を取り扱っているのかを確認しておくことをおすすめします。
きついだけじゃない!コンビニ配送業の良いところは?
コンビニ配送業も当然いいところは存在します。まず、基本的に一人一台で配送業務を行うため、自分のペースで仕事ができ、人間関係のトラブルもほとんどありません。さらに、毎日同じお店を配送して回るため、一度仕事を覚えてしまうと、あとは繰り返しのルーティーンワークとなり、さほど難しい仕事ではありません。
また、配送というと力仕事というイメージですが、荷物は全て台車に積んで運ぶため、さほど大きな力は必要ありません。
コンビニ配送業で働くために知っておきたいこと
コンビニ配送ドライバーでで働くために知っておきたいことをご紹介します。
コンビニ配送ドライバーに必要な資格
ほとんどのトラックは2トントラックを使用するため、「普通第1種免許」は必須と言えるでしょう。さらに会社のトラックによってMT(マニュアルトランスミッション)の車両もあるため、できればMT免許を所持しておくといいでしょう。
また、仕事内容によっては荷物の積み降ろし作業はフォークリフトで行うこともあるため、「フォークリフト運転技能講習修了証」は取得しておくことをおすすめします。
失敗しない配送会社の選び方
配送業者も様々で、会社の勤務条件も大きく変わります。そこで配送会社を選ぶ際は、会社のホームページなどで、取り扱っている商品を確認しておくことをおすすめします。できれば実際に配送しているトラックなども確認しておき、トラックがしっかりと清掃されているかどうかも確認しておきましょう。
なぜなら、毎日運転することになるものはきちんとしたものを使わないと仕事へのモチベーションに関わるからです。どうしても自分で選べない時は、転職エージェントなどのサービスを利用するのも良いでしょう。
コンビニ配送ドライバーの気になるQ&A
コンビニ配送ドライバーについての気になる質問にお答えします。
女性でも働けるの?
もちろん女性ドライバーも多数活躍しています。トラックも小さく、街中を主に走り回るため、きめ細かい運転ができる女性にも向いている職業とも言えます。そのため、体力に自信があり、運転が好きという人は女性であっても何も問題はありません。
繁忙期はあるの?
基本的に毎日決まった時間に決まった商品を配送するため、繁忙期などはありません。ただ、日配品などといった惣菜関係の商品は「節分の時期はお寿司の配送量が増える」など、イベントで一気に発注数が増え、商品の量が増えることがあります。
年齢層はどれくらいなの?
おもに20代~40代、50代と幅広い年齢の人が働いていますが、中には60、70代の方も現役で活躍しています。これは、ドライバー業全体が人手不足なことが多いでしょう。
さらにコンビニ配送は決まったルートを配送するルーティーン作業となるため、同業種に勤めていた経験がある人は高齢であっても体力があれば仕事を続けることができます。そのため、運転スキルがあれば転職するチャンスが大きい職種とも言えるでしょう。
まとめ
コンビニ配送ドライバーは一見簡単そうな仕事でも、覚えることが多く、トラックのドライバーという業種のため、社会的な責任感も大きく大変な仕事であることには変わりません。しかし、自分の働き方次第で仕事を早く終わらせることができたりと、やりがいがある仕事でもあります。
さらに運転免許があれば比較的転職しやすい業種のため、ドライバー業として一度経験してみてもいいかもしれませんね。