重機の免許に年齢制限はある?免許の種類や仕事内容もご紹介!

   

重機の免許取得を考えている人は、年齢制限とかがあるのか気になりますよね。

重機を動かす仕事に就きたいと考えている人で、年連がまだ18歳前後の人もいるのではないでしょうか?

そこで、重機関連の資格の年齢制限についてや仕事内容について詳しくご紹介します。

重機について

重機とは、建設工事や土木作業といった作業現場で使用する建設機械全般のことを言います。

ビル、工場などといった大きな建物や、道路などの特殊な設備は人間の力では到底作ることができないため、専用の仕事をしてくれる機械が必要になりますよね。

重機の動力はディーゼルエンジンを使用しており、さらに足場が悪いところや傾斜地で使うことを前提としているため、タイヤではなく

  • キャタピラ式のもの
  • 地面に直接固定するタイプのもの

と、様々な種類があります。

重機関連の免許について

各職種別の免許取得に必要な免許についてご紹介します。

整地用の資格について

整地用の重機はショベルローダーやフォークローダーといった機械が必要になります。

この機械で運転できるのは次の条件に当てはまった人となります。

  • ショベルローダー等運転技能講習修了者
  • ショベルローダー等の訓練修了者
  • 労働大臣が定める人

ショベルローダー等運転技能講習修了者の資格を取るには、建設機械施工士の資格を持っている人は9時間の講習だけで取得することができます。また、資格を一つも持っていない人の講習時間は35時間となります。

解体用の資格について

建物の解体には、機体の重量が3トン以上の

  • ブレーカー
  • コンクリート圧砕機
  • 解体用つかみ機

などが装着された重機を使い、解体を行います。

この仕事をするには以下の条件が必要になります。

  • 車両系建設機械運転技能講習(解体用)
  • 建設機械施工技術検定合格者
  • 労働大臣が認める人

車両系建設機械運転技能講習(解体用)では、建設機械施工技士2級以上の資格を持っていれば3時間の講習だけで得ることができます。ちなみに一切資格を取得していない人は38時間の講習を受けなければいけません。

基礎工事用について

基礎工事をおこなう重機の運転に必要な資格は、車両系建設機械運転技能講習(基礎工事用)となります。

主な対象機械は、

  • くい打ち機
  • バイブロ
  • アースドリル

などがあげられます。

この資格は機体重量3トン以上の車両系建設機械のくい打機業務に従事する人は労働安全衛生法に基づく技能講習を修了しなければいけません。ちなみに移動式クレーン運転士免許を所持していると9時間の講習で取得することができます。

コンクリート打設用について

コンクリート打設には、コンクリートポンプ車という重機が必要になります。コンクリートポンプ車を現場作業で操作するには車両系建設機械運転車(コンクリート打設用)の資格が必要になります。

この資格は企業などの各事業所や都道府県労働局長登録教習機関などでおこなわれており、履修時間は12時間以上と決められています。また、コンクリートポンプ車を行動で走らせるには大型特殊自動車免許も必要となります。

免許の年齢制限について

重機の免許は何歳から取得することができるのかといった内容をご紹介します。

無免許で走った場合の罰則について

車やトラックなどと違い、重機は特殊な作業をするために開発された機械であるため、専用の免許を取得している必要があります

操作や運転に危険が伴う可能性がある建設機械は法律によって制限されていたり、免許や資格が必要なことが多くなっています。

もし、無免許で走ると以下のような罰則があります。

  • 事業主・・・6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金
  • 作業者・・・50万円以下の罰金

このように、万が一無免許で運転させると、事業主も罰せられます。

重機関連の仕事は何歳から働ける?

重機の免許や特別教育、運転教育、技能講習については年齢制限や資格は必要ありませんので、何歳からでも取得可能となります。

また、小型特殊車両が公道を走ることについては小型特殊自動車の免許が必要になりますが、普通運転免許を持っていれば運転できるため、18歳で運転できることになりますね。

ただし、小型特殊自動車の受験資格は16歳からで、大型特殊自動車の免許は18歳から受験資格があります。

特別教育について

重機を使って作業するときに車両系の建設機械を動かすのであれば、その機械に対応している資格を取る必要があります。

前項でもご紹介しましたが、車両系建設機械の資格には次の4種類があります。

  • 整地用
  • 解体用
  • 基礎工事用
  • コンクリート打設用

そして、その資格には

  • 運転技能講習
  • 特別教育

の2種類にわかれています。

そのため、操作をしたい重機の種類によって運転技能講習にするのか、特別教育にするのか変わります。特別教育は操作する機械の重さが3トン未満の場合に必要不可欠となります。

技能講習について

技能講習修了者になると、操作可能な重機の幅が広がるため、様々な現場で働くことができます。また、特別教育で取り扱える、機械の重さが3トン未満の重機も扱うことができます。

しかし、注意点があります。技能講習など車両系建設機械の資格だけ取得して、運転免許がないときは現場で重機の操作は可能ですが、公道で乗ることはできませんので、公道走行ができる大型免許や大型特殊免許も取得する方がいいでしょう。

土木や工事現場で働く人の年収について

では土木関係や工事現場で働く人の年収は一体いくらなのでしょうか?詳しく見てみましょう。

工事関連の仕事内容について

土木や工事関連の仕事は主に力仕事や重機を運転したりすることが多いでしょう。特に人力での力仕事が多く、現場での経験が浅かったり、重機の免許を持っていないともっぱらこの仕事をやることになるでしょう。

ある程度経験を積んで免許を取得したりすれば重機の運転を任せられたり、現場の監督をしたりする可能性が高くなります。

そうなると昇級があり、給料が上がる可能性がありますが、現場の管理や重機の運転はその責任感は大きいため、人選は慎重におこなわれるでしょう。

一日の仕事の流れ

工事現場の1日の流れをご紹介します。

まず、現場の1日は朝礼から始まるため、午前8時に全員集合し、朝礼が行われます。朝礼時に当日の作業内容や手順、資材の最終チェックを行い、最後に安全ミーティングが行われます。

その後、作業エリアについたら工事で使う機器の始業前点検を行い、現場での仕事が始まります。工事現場や土木の工事は途中に段階確認検査があり、施工中の内容に変更がないか途中でチェックをします。

お昼休憩を挟んで、午後も同じように作業を行い、終了時刻になると後片付けと終業点検を行い、事務所に戻って業務記録を付けて終了となります。

管理者になるためには

工事現場の管理者になるにはどうすればいいのでしょうか。管理者の資格は工事現場で働いていれば自然となれるものではありせん。現場監督になるには、建築士や建築士施工管理技士の資格が必要な場合があります。

特に、

  • 1級建築士
  • 1級建築施工管理技士
  • JR工事管理者
  • 管工事施工管理士(1級・2級)
  • 1級土木施工管理技士

の資格があると有利になります。どれも取得するには一筋縄ではいかないため、かなりの勉強や努力が必要になります。

また、資格がなくても現場監督になることはできますが、以下の条件が必要になります。

  • 建築系の専門校または高専、大学卒で実務経験が3年以上
  • 建築系専門の高校卒で実務経験5年以上
  • 中学、高校、大学卒で実務経験10年以上

このように、長い実務経験が必要で、現場作業のスペシャリストでないと難しいでしょう。

重機関連の免許を取ってキャリアアップしよう

土木作業や工事現場で働き続けるには重機関連の免許をとって、まず自分の仕事の幅を広げることをおすすめします。

特に力仕事の場合は若いうちは問題なくできますが、年齢とともに体力が衰え、仕事自体がきつくなりますので、続けることが困難になるでしょう。

また、将来的に管理者になると給料面でも優遇されるため、現場の仕事をしながら実務経験を積み、必要な資格を取得するために普段から勉強をしておくと良いでしょう。

工事関連の仕事の離職率

工事関連の仕事は3K(きつい、汚い、危険)と呼ばれるように、とてもハードな仕事のイメージもあるでしょう。

工事関連の離職率についてですが、厚生労働省が発表した2017年で見てみると、大卒であれば30.5%、高卒で47.7%となっています。これは、全ての職種と比べると、大卒で9番目、高卒で5番目となっています。

やはり工事関連の仕事は非常にハードであるのと同時に、常に危険が伴う仕事であるため、その責任の重さが目立つため、耐えられなくなり離職につながるのではないでしょうか。

工事関連の仕事の労働時間について

工事現場で働く人の労働時間は一般的な会社員と同じ8~9時間であることが多いようです。また、現場によっては昼夜と分けて2交代シフトを取るときもあります。

また、工期が迫ると長時間の残業が続き、月の平均で70時間以上になることもあります。工事の完了時期は絶対のため、何としてでも期限内に終わらせなければいけないのは、この業界の特徴とも言えるでしょう。

現場関連の仕事はブラック?

上記でも述べましたが、工期が迫ってくると、当然残業が増えてきますが、きちんと時間が管理されているため、労働時間が伸びる分に関しては残業代が未払いといったようなことは起らないと考えられます。

しかし、現場作業は機材を準備しているときや、移動時間も本来は労働時間に含まれるはずです。そのことを考えると、現場関連の仕事はブラックという風に捉えることもできますね。

まとめ

重機の資格は特に年齢が定められているわけではありませんが、公道で運転をするのであれば運転免許を取得できる年齢が最低年齢ということになります。

また、重機の資格は操作する機械によって若干の違いがあるため、現場作業で必要な免許を取得し、徐々にスキルアップしていきましょう!

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