バス運転手の仕事内容はきつい?具体的な業務内容をご紹介します!
バスの運転手はお客様を載せて走る性質上、安全には細心の注意を払って運転しなければいけません。
しかし、そんな緊張とは裏腹に、業務が終わると疲れ切ってしまい、仕事がきついと感じる人も多いのではないでしょうか。
仕事のきつさに意識が向いてしまうと、このまま続けていくべきかどか迷うものですよね。そんなバスの運転手の将来性について考えてみたいと思います。
Contents
バス運転手が抱える現状
バス運転手は乗客の命を預かる仕事です。万が一交通事故などにあってしまうと大勢の命を奪ってしまう可能性があるため、常に気を張って運転し、居眠り運転を避けるために日々規則正しい生活が求められます。
そんな運転手ですから、はじめは苦になっていなかったバス運転手としての責任が重く感じきつく感じる日がくると思います。
バス運転手としての責任に加え、
- 長時間の拘束
- お客様からのクレーム対応
などさまざまな面からストレスの感じやすい仕事でもあります。精神的面から退職を考える人も多いのが現状です。しかしやりがいのある仕事であり、人々に必要とされ続ける素晴らしい仕事でもあります。
バス運転手が直面するトラブル
バス運転手が直面する最大のトラブルといえば交通事故です。決して起こってはならないですが、起こってしまっているのが現状です。
万が一のためにバスの前後にはドライブレコーダーの設置が義務付けられています。事故の現場を正しく抑えるため、また運転手に常に緊張を走らすことを目的としています。
他車を巻き込む事故が起きた場合運転手の責任は重く、慰謝料を払わなければいけなかったり時には裁判に発展する可能性もあります。さらに普通車では起こりえない車内事故を起こした場合は、100%バス側が責任を負うことになります。
また、お客様とのトラブルも少なくありません。例として
- 駆け込み乗車できなかったことに対してクレームを入れられたり
- 安全運転を心がけているだけでノロノロ走るなと言われたり
などわりと理不尽なクレームが多いですがそのようなクレーム対応も全て運転手が対応しなければいけません。
バス運転手の将来性
バス運転手が活躍できる場の拡大
バス運転手の抱える悩みの1つでもある長距離運転。長距離運転は見た目以上に精神的にも体力的にも負担がかかります。
高速バスの運転手となると一般道以上に気をつける必要があり、神経を使うためなお疲れます。長距離運転に疲れ、バス運転手の職を手放してしまう方も多くいます。
しかし最近では長距離運転ばかりではなくコミュニティバスの普及やバスツアーの運転手など、バス運転手の活躍できる場が広がりはじめています。
仕事にやりがいを感じているが体力的にきついから辞めたいという方は、バス運転手の職を手放すのではなく働き口を変えてみるのもいいでしょう。
資格を生かせる仕事
バス運転手になるためには大型二種自動車運転免許が必要です。大型二種自動車運転免許の合格率は30%〜50%程度とされており、決して誰もが通れる道とは言い難いです。
そんな難関である大型二種自動車運転免許の資格を取得したのにもかかわらず、そしてきっとバスや運転が好きだからこそ選んだ職を手放してしまうのは少しもったいない気がしませんか?
好きなことを職として生かせることは大変素晴らしいことです。
バス運転手は人間関係のストレスがない
バス運転手はバス一台につき一人のため、人間関係のストレスが少ないといえます。本来運転に集中するために他の従業員を乗せないという理由ですが、一人でいるということに変わりありません。
他の仕事のように日中人と関わることもなく、ある意味お気楽に仕事ができるのではないでしょうか。
お客様と触れ合える
コミュニティバスやツアーバスを担当する方は、お客様との触れ合いがあります。理不尽なクレームをいうお客様も時にはいらっしゃいます。しかしそのようなお客様ばかりではありません。
長時間の運転はやはり疲れますが、休憩の際などにお客様と触れ合うことで気分転換にもなるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
長時間の運転、クレーム対応、また仕事の責任の重さなどからバス運転手の職から離れる方も少なくありません。
しかしデメリットばかりではなくたくさんのメリットがあります。人間関係でのストレスがないのもメリットといえますが、最大のメリットは好きなことを職に生かせるということではないでしょうか。
簡単なようではありますが、好きなことを職に生かせている人はそう多くはありません。好きなことだからこそ乗り越えられることもたくさんあります。
また、バス運転手の活躍の場は広がりはじめています。仕事にやりがいを感じているが体力的にきついから辞めたいという方は、バス運転手の職を手放すのではなく働き口を変えてみるのもいいでしょう。