バキュームカーの運転手、汲み取り屋さんの給料/平均年収/月給/手取りはいくら?待遇や仕事内容

   

特殊用途自動車を使った仕事の一つに、バキュームカーでの汲み取りがあります。バキュームカーで行う業務は具体的にはどのようなものなのでしょうか?

この記事では仕事内容や平均賃金、バキュームカーの仕事に就くメリットやデメリットについて紹介します。

バキュームカーで行う業務内容

まず、バキュームカーを使って行う業務にはどのようなものがあるのかを確認していきましょう。

浄化槽の汲み取り

バキュームカーで行う業務の中で最も代表的なのは、浄化槽の汲み取りです。 浄化槽という言葉は聞き慣れないかもしれません。簡単に説明すると、生活排水の処理設備です。

微生物の働きを利用して汚水を浄化し、きれいな水にしてから放流するための施設で、各家庭の敷地内に備え付けられています。

以前は水洗トイレからの汚水を処理するだけだったのですが、制度が変わり、現在では水洗トイレからの汚水に加えて台所や浴室、洗濯機からの排水を一括して処理する合併処理浄化槽となっています。

この浄化槽に溜まった余分な汚泥を吸い出すのがバキュームカーの役割です。

保守点検

浄化槽を維持・管理していくためには、適切なタイミングでの保守点検が欠かせません。マンホールを開けると、浄化槽の各種付属機器や部品が出てきます。

それらに対して

  • 水漏れや破損がないかどうか
  • 異物が挟まったりはしていないか
  • 水質がどうなっているか

などを検査し、適宜薬品を補充するなどして浄化槽の状態を保つのも仕事のうちです。浄化槽は基本的に微生物の働きを利用するものですから、微生物が生存していけるように水質を維持することは特に重要になってくるのです。

バキュームカーの運転

当然ながら、バキュームカーの運転それ自体も仕事内容の一つです。バキュームカーの操作に特別な資格は必要ないため、自動車運転免許さえあればバキュームカーを運転することは可能です。

ただし、一口にバキュームカーと言っても様々なサイズがあります。大型免許が必要なバキュームカーなのか、それとも中型免許を所持していればいいのかは車種によって変わります。

どの車種を運転することになるかは会社しだいですから、求人に応募する際に採用担当者にしっかり確認しておきましょう。

浄化槽管理士普通免許を取得

浄化槽の設置や保守点検、清掃に関する規制は浄化槽法によって定められています。その浄化槽法に基づく国家資格として、浄化槽管理士というものがあります。

浄化槽管理者より委託されて、水質汚濁防止のため、浄化槽の保守点検に従事する専門家のための資格です。

バキュームカーの仕事をするために必須というわけではないのですが、会社によっては応募条件として求めてくるところもありますから、あらかじめ取得しておくと選択肢が広がります。

バキュームカーにおける汲み取り業者平均給料

バキュームカーを使った仕事に従事することでどれだけの収入に繋がるのでしょうか。平均的な給料を調べてみました。

平均18~35万円

バキュームカーの運転や浄化槽の汲み取り、保守管理を行うことで得られる収入は、18万円~35万円が相場でした。求人情報を見る限り、20万以上で募集をかけている会社が大半です。

また、契約社員やアルバイト、派遣社員といった非正規の雇用形態は少なく、ほとんどが正社員としての採用でした。20代、30代、40代と年齢が上がるにつれて収入も増えていく傾向にあります。

基本的に高給で迎えられる職業で、しかも正社員待遇であるため安定していると言えるでしょう。

勤務する地域、企業によって大きく異なる

とはいえ、やはり勤務する地域や企業によって待遇に違いはあります。

地形の都合などによって

  • 下水を通せない場所
  • 工場が建ち並んでいる区画
  • 牧場のある一帯

などには定期的にバキュームカーが清掃に赴かなくてはならないため、そうした地域では需要が多く、給料が高くなる傾向にあります。

また、会社の規模や行政との関係によっても従業員の待遇は変わってくるでしょう。高収入というイメージだけで応募するのではなく、下調べを行っておくことが大切です。

専門資格があれば待遇も

会社内で昇級していくほど給料も高くなりますよね。そして、昇級するためには専門資格を持っているほうが有利です。

先に挙げた

  • 浄化槽管理士普通免許
  • 浄化槽衛生管理士

といった資格も持っていると道が開けてくるでしょう。もっとも、浄化槽衛生管理士は合格率30%を切ります。しっかりと勉強・対策して試験に臨まないと合格することは難しいでしょう。

バキュームカーの仕事メリット・デメリット

バキュームカーの仕事をするうえでのメリット・デメリットを列挙していきます。

肉体労働である

大前提として、バキュームカーの運転や浄化槽の保守点検といった作業は肉体労働です。体力に自信のある方には向いていますが、そうでない方が続けていくのは至難の業と言えます。

就職希望者が少ないので内定率が高め

仕事内容が仕事内容ですから、率先してバキュームカーの仕事に就きたいと希望する人はあまりいません。したがって、自然と競争率は低く、就職内定率は高くなります。

車内にも臭いがなく清潔に仕事ができる

バキュームカーと言えば悪臭のイメージがつきまといますが、最近のバキュームカーは性能がよく、臭いが気にならない車も増えてきています。衛生面では昔よりも遥かに改善されていると言ってよいでしょう。

まとめ

バキュームカー(汲み取り屋さん)の仕事内容や給料、平均年収などについてはご理解いただけましたでしょうか?

資格が必要になるものの、就職率は高いため、急ぎでお仕事を探している方などは検討してみてはいかがでしょうか?

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