【完全版】トラック運転手の必需品をご紹介!これを揃えたら間違いなし
2018/05/05
皆さんはトラック運転手が用意すべき必需品をご存知ですか?
トラック運転手は一日中車内にいる仕事なので、ちょっとした不便なことでも、一日中続くと相当ストレスになります。しかもそれが毎日続くと考えると、トラックの車内環境を整え、ストレスを極力なくすことが必須なのです。
今回は、トラック運転手が気持ちよく運転するための、トラック運転手の必需品をご紹介します!
Contents
事前準備のための必需品
トラックに乗る前に、まずは事前準備です!トラックが最初に用意すべき物を2つご紹介します。
デコデコ(DC/DCコンバーター)
乗用車用のカーオーディオやカーナビなどの電化製品を、トラック内で使うための必要なのが電圧コンバーター(通称:デコデコ)です。
乗用車の電圧が12Vなのに対し、トラックの電圧は24Vであるため、電圧の変換をしないと機器が使えません。そのまま12Vのカー用品を使うと、機器が壊れてしまいます。
最初から24V用カー用品で揃えることもできますが、プライベートで運転する車でも使えた方が便利ですよね。なので、一番最初にデコデコを買い、24V用の機器を買わなくていいようにすることをお勧めします。
Amazonなどの口コミを見ると、カーソケットに差し込むだけで使えるタイプが人気のようです。
インバーター
車内でスマホの充電をしたり、照明をつけるためには、車内でコンセントが必要です。車内でコンセントを使うには、車から取れる電流を、家庭用コンセントで使える電流に変えないといけません。そこで必要になるのがインバーターです。
長時間トラック運転する場合は絶対に持っておいた方がいいでしょう。
インバーターを購入する時は、デコデコがある場合は12V用を、ない場合は24V用を選んでください。
トラック運転手が持っておくべき生活用品
次に、トラック運転手が用意すべき生活用品をご紹介します!
寝袋または布団
トラック運転手にとって一番重要なのが質のいい睡眠です。
これは仕事の快適さだけでなく、事故を起こさず安全な運転ができるかにも関わるため、トラック運転手は睡眠に徹底的にこだわった方がいいでしょう。
寝袋でもいいですし、トラックに布団を持ち込む人もいます。冬は毛布なども必要でしょう。必要な時にすぐ睡眠を取れるように、自分が一番寝やすい環境を作っておくことが大切です。
ケトル(またはガズコンロ)
車内でご飯を食べることが多いトラック運転手にとって、ケトルは便利アイテムです。
ケトルがあればコーヒーを飲んだりカップ麺を食べることができるため、長時間運転では重宝します。
ただし、ケトルはバッテリーに負担がかかるので、すでにオーディオなどで電気を使っている場合は、あまりおすすめできません。その場合は、ガスコンロを用意することをお勧めします。
小型冷蔵庫(またはクーラーボックス)
買った飲み物などを冷やしておくための小型冷蔵庫やクーラーボックスを車内に置くトラック運転手もいます。
夏場はいつでも冷たい飲み物が飲めると便利ですよね。
ただし、場所を取ってしまうため、必要ないというドライバーもいます。冷蔵庫を置くかどうかは個人の好みですね。
トラック運転手が持っておくべき便利小物
これがあるとトラック運転が快適になる!という便利グッズをご紹介します!
ハンズフリー通話機能付きイヤホン
トラック運転手は、運転中に電話をしないといけない場面がよくあります。そんな時便利なのがハンズフリーのイヤホンです。
長時間運転の際は、必ずと言っていいほど誰かと電話する機会があります。この時にハンズフリーイヤホンを使わずに電話してしまうと、当たり前ですが警察に捕まってしまいます。
運転中のスマホ電話で捕まるトラック運転手は多いので、ハンズフリー通話できるイヤホンは必ず用意しましょう。
電子タバコ
タバコを吸う方は、普通のタバコではなく電子タバコを用意することをおすすめします。
副流煙が充満するのを防げるため、運転が快適になりますし、万が一落としても黒い焦げ穴ができることもありません。
喫煙者限定になりますが、トラック運転中は電子タバコを吸いましょう。
風呂セット
これは長距離運転手に限りますが、お風呂セットは非常に重宝します。
トラック運転手はどこでお風呂に入るの?と思っている方もいるかと思いますが、実はガソリンスタンドでシャワーまたはお風呂を借りることができます。
そこでお風呂セットを持っていれば、綺麗に体を洗ってすっきりした気持ちで運転を再開することができます。
目覚まし時計
時間にシビアなトラック運転手に目覚まし時計は必須アイテムです。
長距離ドライバーは4時間ごとに最低30分間は休憩を取るよう義務づけられていますが、少しだけ寝ようとして、寝過ごしてしまったら大変ですよね。
仮眠を取る時は目覚まし時計を常時セットし、計画的な運転ができるようにしましょう。
安全靴
あまりイメージがないかもしれませんが、トラック運転手が作業をする場合、安全靴というものを履かなければいけません。安全靴はつま先を守る防護靴です。
安全靴を履いていない状態で怪我をすると、労災認定されないケースもあります。
これはものを運ぶ時など、自分の足を守るためのものです。
最近は蒸れにくい高性能な安全靴が出ているので、トラック運転手になる方はぜひ一足は持っておいてください。
自動車用クッション
腰を痛めないか心配な人は、自動車クッションを使うことをおすすめします。
たかがクッションで変わるのか?と思うかもしれませんが、Amazonなどの自動車用クッションの口コミを見ると、クッションを使うことで乗り心地がよくなった、腰が楽になったという声が多く載っています。
長く運転手を続けたい方は、ぜひ、自動車クッションを使ってみてください。
トラック運転手が持っておくべき掃除アイテム
トラック内を清潔に保つための掃除グッズのご紹介です!
車内掃除機
まずは車内掃除機を用意しましょう!
最近の車内掃除機は性能が上がっており、こぼしたお菓子のくずなどの小さいゴミから、小石などの大きなゴミまでしっかり吸い取ってくれます。
値段も2,000円代からとお手頃なので、ぜひ用意することをおすすめします。
コロコロ
コロコロがあると掃除機で取れなかったゴミや髪の毛まで綺麗にできます。
見た目ではわからないゴミが取れるので、コロコロしてみるとこんなに汚れてたんだ!と驚くことも多いはずです。
雑巾・綿棒
ダッシュボード周りやハンドルは普通の雑巾で拭き取り、エアコンの吹き出し口などの手の届かないところは綿棒で掃除します。
綿棒で掃除する際に便利なのがアルコール除菌スプレーです。アルコールを綿棒の先に吹きかけてから掃除すると、除菌もできますし防臭にもなります。
重曹(またはセスキ炭酸ソーダ)
車内にシミができてしまった場合に使えるのが重曹です。水100ccと重曹3gを混ぜ、スプレー容器に入れて使用します。(頑固そうな汚れの場合は、重曹の割合を増やしてください)
ジュースをこぼしたりタバコで汚れてしまった場所に、重曹スプレーを吹きかけ、固く絞ったタオルで拭くと、汚れも取れるし匂いも気にならなくなります。
車内でカーテンを使っている場合は、カーテンの掃除にも使えます。
トラック運転手が持っておくべき事故防止アイテム
最後に、事故に備えて揃えるべきアイテムを紹介します!
発炎筒(はつえんとう)
発煙筒とは、赤く光る筒状の道具です。 主に緊急時に停車した場合に、他の車に危険・障害物があることを知らせるため用いられます。
いざとなった時に必要になるかもしれないので、常備しておくことをおすすめします。
また、発煙筒は期限が切れるとつかなくなってしまう可能性があるため、期限チェックをしっかり行いましょう。
三角停止表示板
事故などの理由で、高速道路で停車しないといけなくなった場合、後方に停車を知らせるために三角停止表示板を設置しないといけません。
高速道路で停車するのは非常に危険なため、三角停止表示板の設置が義務付けられており、設置しないと故障車両表示義務違反となり罰金を取られます。
消化器
①火類物を運送する場合、②指定数量以上の危険物・可燃物を運送する場合、③150kg以上の高圧ガスを輸送する場合、④放射性物質・核燃料を運搬する場合に、消化器の設置が義務付けられています。
上記に当てはまる場合、会社の指示に応じて、消化器を車内に設置しましょう。
最期に
いかがだったでしょうか?
これからトラック運転手になろうと思っている方も、現役ドライバーの方も、ぜひ参考にしていただければと思います。