コンビニのトラック配送運転手ってどんな仕事内容?配送業務の流れ
2019/02/13
コンビニのトラック運転手ってどんな仕事なのかご存知ですか?
コンビニルート配送を担当するトラック運転手は、指定されたエリアのコンビニに決められた荷物を毎日運ぶことが仕事です。
コンビニに商品が届かないと多くのお客さんに迷惑がかかるため、トラック運転手の業務の中でも、もっとも時間にシビアな配送業務でもあります。
今回は、そんなコンビニのトラック運転手についてご紹介します!
Contents
コンビニルート配送とは?
「コンビニルート配送」とは、決められたエリアのコンビニに商品を配送する仕事です。
1人のドライバーが全商品を担当する訳ではなく、アイス担当はアイスのみを配達など、ドライバーごとに担当商品が決まっています。
コンビニ配送運転手の1日の流れ
コンビニルート配送業務の1日の流れをご紹介します。
配送回数は、1日2回が基本です。商品によっては2回以上配送する場合もあります。
なぜ1回で終わらせないの?と思うかもしれませんが、お弁当などのご飯が一番売れる朝や夕方、深夜の時間帯に、鮮度のいいご飯を補充しておく必要があるため、1シフト2回配送するのがベストなようです。
また、コンビニは24時間営業なので、出発する時間帯を選ぶことができます。8時出発などの早い便もあれば、21時出発などの遅い便もあります。時間帯は会社によって異なります。
▼8時出発のコンビニ配達の例
(引用元:コンビニ配送ドライバー 1日の流れ)
コンビニルート配送の需要
コンビニルート配送の需要ですが、全国のコンビニ件数は現在も増え続けており、2017年には55,322店舗にもなっています。つまり、コンビニ配送ドライバーの需要も増え続けているのです。
(引用元:コンビニの国内店舗数推移をグラフ化(1983年~))
コンビニルート配送の求人もたくさん掲載されており、需要が大きい分、比較的受かりやすい仕事だと言えます。
コンビニルート配送のメリットとデメリット
コンビニ配送業務について、「コンビニ配送は楽だ」というトラック運転手もいれば、「コンビニ配送は過酷すぎて辞めてしまった」というトラック運転手もいます。
コンビニルート配送が自分に向いている仕事なのか理解するためには、コンビニルート配送のメリット、デメリットをしっかり理解することが大切です。
コンビニルート配送のメリット
まずはコンビニルート配送のメリットをご紹介します。主に下記の3つが、コンビニ配送ドライバーになるメリットです。
- ルートが決まっている
- 規則正しい生活ができる
- 給料が高い
ルートが決まっている
通常のトラック運転手が毎回違う場所に荷物を届けるのに対し、コンビニ配送担当ドライバーは毎日同じエリアに商品を届けます。
担当のルートを覚えてしまえば、毎日知っている道を走ることができるため、新しい道を覚える必要はありません。
最初にルートを覚えるところさえ乗り越えれば、地理に詳しくない人でもトラック運転をすることができます。
規則正しい生活ができる
コンビニ配送のもう一つのメリットは、他のトラック運転業務と比較すると勤務時間が決まっているため、規則正しい生活ができるということです。
朝の配送をすれば夜は必ず休めますし、夜の配送すればお昼は必ず休めます。長距離運転手が不規則にしか休みが取れないのに対し、規則正しく休めるコンビニ配送業務は魅力的だという人も多いはずです。
給料が高い
コンビニ配送ドライバーの年収は、約350~400万円と、他の配送業務と同等の額がもらえます。
福利厚生などは会社によって大きく変わるため、同じコンビニ配送業務であっても、待遇を加味して会社選びをすることが大切です。
コンビニルート配送のデメリット
コンビニ配送業務にはもちろんデメリットもあります。デメリットもしっかり理解した上で、コンビニルート配送が自分に向いている仕事かを判断しましょう。
主に以下3つがコンビニ配送業務のデメリットです。
- 時間にシビア
- 荷積み・荷下ろし作業がある
- 大型連休が取りにくい
時間にシビア
コンビニ配送が遅れると、必要な時間帯にコンビニに商品が並ばなくなり、多くのお客さんに迷惑がかかります。コンビニルート配送業務は、時間厳守ができる人でないと勤まりません。
逆に、時間厳守である仕事が好きな人、時間通りに物を届けることに達成感を感じる人には、ぴったりの仕事だと言えます。
荷積み・荷下ろし作業がある
コンビニ配送業務は、商品の荷積み・荷下ろし作業も含まれます。
パンなどの軽い商品であれば楽ですが、ペットボトルなどの重い商品の荷下ろし作業は、かなりの体力を要します。
一見楽そうに見えるコンビニ配送ですが、実はある程度体力に自信がある人でないとできない仕事なのです。
大型連休が取りにくい
コンビニは週7日間24時間営業です。なので、コンビニ配送業務にも休みはありません。
週休2日制の会社も多い一方で、有給を使っても4日間の休みが最長の連休であることが一般的なようです。
休みはいらないからいっぱい稼ぎたい!という人には向いているかもしれませんね。
最後に
いかがだったでしょうか?
コンビニルート配送は大変な面もありますが、多くの人に商品を届ける仕事であるため、やりがいのある仕事でもあります。
興味を持った人は、ぜひ挑戦してみてください!