大型免許が取れる年齢制限は何歳?取得可能な条件とともにご紹介!

   

運転が好きな方、ドライバーとして仕事をしたい方は、普通免許を取った後は、中型・大型と免許のレベルを上げていきたいですよね。

ただ、大型免許を取得するにはどんな年齢制限があるのでしょうか?実は、大型免許は他の免許と異なり、条件に特徴があります。

この記事では、大型免許取得条件となる年齢制限や、取得費用・取得期間についてご紹介します。

大型免許を取得できる年齢について

大型免許を取得するには年齢制限がありますのでご紹介します。

現在は21歳から取得可能

現在は大型免許を取得できる年齢は21歳からとなっています。大型免許制度ができた1960年当初は18歳以上であれば普通自動車の運転免許がなくても直接取得することができました。

しかし、当時は事故が相次いだため、1967年に免許制度が改正され、普通免許や大型特殊免許を取得後、2年以上の運転経験がある20歳以上となりました。

さらに、2007年に再び法改正され、現在の21歳以上の年齢制限に引き上げられることになりました。

3年以上の運転経歴が必要

年齢に加え、普通免許を取得してから3年以上の運転経歴も必要となります。

この3年以上の経験を証明するのに「運転免許経歴証明書」が必要になる場合もあるため、教習所に申し込む場合は受付時に必要であるか、事前に確認する必要があります。

また、3年以上の運転経歴ということですが、毎日運転していないといけないというわけではありませんので、免許を取得してから3年間ほとんど運転していなかった人であっても、大型免許を取得することはできます。

免許停止期間は含まれない

上記で紹介した3年以上の運転経歴は免停期間は含まれませんのでご注意ください。

また、大型トラックの運転となると、その責任も大きく、普通車の運転と比べて慎重になる必要もあり、大型車を運転する以上マナーを守るのは最低限であり、周囲の模範となる運転をしなければいけません

当然何度も違反していたり免許停止をするような人だと大型免許を取得した後にトラックを運転するときはより一層の注意が必要になることは間違いないでしょう。

大型免許の取得条件

大型免許を取得するには以下のような条件がありますのでご紹介しますね。

身体が健康であること

運転をする時は手足が不自由なく動くことはもちろん、身体も健康でなければいけません。特に、近年では長距離トラックドライバーやバスの運転手の運転中に突然死といったニュースも聞きます。

そのため、トラックの運転は一歩間違うと大変な事故に発展することがある為、心身が健康である状態の人しか運転してはいけないとも言えます。

視力

視力は、コンタクトや眼鏡を使用していても問題ありませんが、片目で0.5以上、両目で0.8以上ないといけません。また、物体に対しての遠近感や立体感を捉える目の能力を検査する「深視力検査」を実施します。

深視力検査は3本の棒のうち、真ん中の1本が前後に動き、3本が一直線に見えたときにボタンを押します。これを3回繰り返し、誤差の平均がプラスマイナス2cm以下でなくてはいけません。

聴力

クラクションの音や踏切の音など、運転中はたくさんの音で判断することもありますので、聴力が必要になります。補聴器をつけた状態でも構いませんので、10mの距離で90デシベルの警報機の音が聞こえることが条件になります。

といってもこれは、通常の会話が聞き取れれば問題なく合格できるため、普段の生活に支障がなく聞き取れるのであれば特に意識しなくても良いでしょう。

大型免許取得までの期間

大型免許を取得するまでの期間についてご紹介します。免許を取得した日によって若干の違いがあるため、確認しておきましょう。

平成29年3月11日以降に普通免許を取得した人

平成29年3月11日の法改正前に普通免許を取得した人は免許区分が「8トン限定中型免許」となるため、大型免許の教習時間が少し短くなります。

この場合、学科教習は無く、技能教習のみとなります。技能教習は、第一段階が8時間、第二段階が12時間の合計20時間となりますので、最短10日ほどで免許を取得することができるでしょう。

ただし、普通車から中型車に乗らずいきなり大型車を運転すると、その大きさに慣れないため、最初は少し苦労するでしょう。

それ以外の人

上記でご紹介した人以外で普通車の免許を所持している人は、以下の教習時間となります。

  • 普通MT(マニュアル)・・・学科教習1時間+技能教習30時間(第一段階12時間+第二段階18時間)
  • 普通AT(オートマ)・・・学科教習1時間+技能教習34時間(第一段階16時間+第二段階18時間)

その為、最短教習日数は教習所によって違いますが、合宿免許の場合だと14日、通学免許の場合は20日ほどかかる計算となります。

大型免許の取得にかかる費用

大型免許の取得にかかる費用もすでに所持している免許によって変わりますので、それぞれご紹介します。

普通免許所持者

普通免許は

  • オートマ限定(AT)
  • マニュアル(MT)

の2種類があり、教習時間も少し変わるため、教習金額も変わりますので、それぞれご紹介します。

オートマ限定免許の場合は35万円~となり、マニュアルの場合は30万円~のところが多くなっております。平成29年3月11日の法改正前に普通免許を取得して8トン限定中型免許の人は25万円~となっています。

準中型保持者

5t限定の準中型免許を所持している人が大型免許を所得するのにかかる費用は、28万円~となっています。

準中型免許は2007年に新しく制定された免許で、街中を走る小さめのトラックを運転することができます。小さくてもトラックであるため、大型免許を取得する時にほとんど違和感がないと思います。

そのため、教習も最短時間でこなすことができ、余分な教習費用をかけなくて済むでしょう。

中型保持者

中型免許を所持している人が大型免許を取得するには教習時間は14時間で取得できるため、費用は18万円~となっています。普通自動車と比べると半分の教習時間と金額で取得することができるでしょう。

また、中型免許を運転している人が大型免許にチャレンジする場合は、ある程度車両の大きさにも慣れている為、試験も一発で合格できる可能性が高いため、再試験で余計な費用がかかる可能性もグッと低くなります。

まとめ

大型免許は運転免許の中でも最高位の免許でもあるため、取得できる年齢に制限があり、なおかつ教習時間も多めに設定されています。

しかし、すでに所持している免許によって教習時間や金額が少なくなる可能性もあるため、大型免許取得を考えている人は事前に確認してみましょう。

【EU用】記事終わりCTA_22/09更新

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