トラックの横乗りは気まずい!早く一人前として仕事をするためには?
トラックドライバーとして働きだした方が、必ず経験することになるのが横乗りですよね。
ドライバーとして働きだすためには重要な横乗りですが、全く面識がない方との狭い車内での時間に、気まずいと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、気まずく感じるトラックの横乗りについて詳しくご紹介していきたいと思います。
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トラックの横乗りとは?
トラックの横乗りとは何かというと、運送会社に就職した新人はその会社の仕事のやり方や、お客様の事も何もかも初めての事なのでわかりませんよね。
そんな時に基本的な仕事を先輩が教えてくれる事を言います。簡単に言ってしまうと新人研修のようなものです。まずは先輩が仕事をしているのを見て、ルートを覚えて積み込みの仕方を覚える。
ある程度の期間横乗りをした後で、先輩が会社にもう一人立ちしても大丈夫だと報告すれば横乗りは終わります。
一般的なトラックの横乗り期間について
横乗りの期間はどのくらいなのか?せっかく仕事を覚えたのだから、早く自分ひとりで仕事をしてみたいと思うのは普通の事です。ですが横乗りの期間というのは仕事の内容によって変わってきます。
企業によって仕事の内容はかなり違います。ただ荷物を運ぶだけの仕事だと思ったら大間違いです。クライアント様への態度も企業によって違いますし、運ぶ荷物の扱い方も企業によって違うものなのです。
比較的扱いが簡単な荷物で、かつクライアント様とあまり接しなくて済む仕事であれば、3週間~1か月程度で横乗りから卒業ができるでしょう。
でも内容が細かくなっていてやることが多ければ3か月程度の会社もあります。
トラックの横乗りは気まずくて当たり前!
トラックで横乗りする時には何が一番大変なのか?ちょっと想像したらわかると思うのですが、やはり先輩と社内でどんな話をすればいいのかがわからない。だから緊張してしまうという方が結構いらっしゃいますよね。
トラックの運転台は広いようで意外と狭いものです。そんな狭い空間で話したこともない人と一緒に仕事をしなくてはならないのです。例えばルート配送の場合はお客様からお客様までの距離が短くて済むかもしれません。
ですが長距離だったらかなり気まずいですよね。でも気まずいのは自分だけではありません。先輩もやっぱり気まずいものなので、あまり気にせずに楽な気持ちで乗ると良いですね。
無理に会話をする必要はない
そうは言っても気楽に何をすればいいのか悩みますよね。年齢が近かったら何か趣味の話でもできそうですが、いくら移動中の車中といっても仕事の最中ですので、趣味や仕事以外の話を喋るのはあまり良くありません。
ではどんな会話をすればいいのかというと、別に無理に会話をしようとしなくても問題ありません。ではどんな会話をすればいいのかというと、仕事に関するわからない事を聞けば良いのです。
ルート配送であればルートに行くまでの道順を聞いたり、何か目印になるものを教えていただくのも良いでしょう。ほかにもお客様のタイプなどを聞いてみても参考になりますよね。納品する時のやり方なども有益です。
そして仕事のことを聞いてしっかりとメモしたり覚え、それ以外は先輩に合わせていれば問題ないのです。逆にあまりおしゃべりが過ぎると勤務中の態度の評価に影響するかもしれません。
また、会話が詰まってしまったら無言でも問題は無いでしょう。先輩がお話好きで話しかけてきたら話す程度でも問題はありません。
横乗り中はこんな所を見られている
実際にトラックの横乗りなんてただ乗っていればいいのだろうと思ったら大間違いです。実はトラックの横乗りの最中にはこんなことが起こっているかもしれません!
仕事への取り組み方
荷物の取り扱いは本当に気を遣うべきです。例えば荷物を扱う時に乱暴に扱っていないかどうかなどはよく見られています。もしも破損してしまっていたとしたら大問題になってしまいますよね。
さらに仕事をしている時の勤務態度もとても重要です。トラックの運転手の仕事は運転だけではありません。お客様のところに荷物をお届けする際にはもちろん、誰もいなくても丁寧に扱う真面目さをチェックされているのです。
積み降ろし先での態度
トラックドライバーは荷物を運ぶのが仕事です。だからお客様のところに行って荷物をお渡しする時は、さっさと荷物を渡してしまえば良いという考えはいけません。
トラックドライバーの仕事はお客様に満足していただく事も入っています。お客様への接し方によってその会社の良い悪いが決まってしまう事だってあるのです。
先輩もお客様への態度をしっかりとチェックしています。
運転技術
初めてトラックを運転させていただく時はとても嬉しいですね。大きなトラックを運転すると何となく気持ちが大きくなる方もいるかもしれません。でももしも事故を起こしてしまったらどうなるでしょうか?
それ以外にも気を付けなくてはならない事があります。荷物を積んでいて急ブレーキを踏むような事があったら、発進した瞬間に荷物が崩れる事もあります。
もしもそんな事になったらお客様の荷物を破損する事になりかねません。そんなクレームが来るような運転をする人を一人立ちさせるわけにはなりません。なので運転も丁寧に行う事を心掛けましょう。
早く一人立ちをしたいなら
もし横乗りの期間を少しでも短縮して一人前のドライバーとして活躍したいと思うのならば、早く自分が任されるであろう仕事を覚える事です。ルート配送ならまわるお客様の順番を覚える事も良いですね。
また、荷物の積み方や下す場所などについてもしっかりと覚えて、荷物は丁寧に扱うよう心がけるといいでしょう。また先輩が注意した事は絶対に守る事も必要です。なぜならば同乗してくれる先輩が一人立ちできると判断すれば良いからです。
真面目に仕事を覚えて先輩のいう事をしっかりと聞いていれば良いだけです。特に見ていない時にこそしっかりと仕事をしていると、周囲からの評価も上がるので一人立ちが早くなるでしょう。特に見ていない時にサボらない事です!
まとめ
今回はトラック運転手の横乗りとは何か?そして横乗りするのは気まずいという事、気まずさをどうすれば良いのか?さらに横乗りから早く一人前になるにはどうすれば良いのかをご紹介いたしました。
その方法は意外と簡単なので実践して少しでも早く一人立ちできるよう頑張りましょう。