トラックの荷台にロープの結び方とは?荷物が落ちないための固い結び方のコツ

   

普段使わなくてもトラックで荷物を自分で運ばないとならない事ってあるものです。例えば大きな家具を運んだりする引越しやバイクや機械などの搬送などがそうですね。

こんな時、ロープを使った固定方法を知っていると、荷物の落下や破損を防げるので安心です。今回はプロドライバーもやっている荷台へのロープの結び方をご紹介いたします。

プロでも使う使い勝手の良いロープでの固定

一般的にプロドライバーがロープを使って荷物を輸送する事はあまりないかもしれませんが、荷物の種類や職業によってはロープを頻繁に使って固定する事があるものなのです。

もちろんすべての荷物ではありませんが……。そしてプロのトラッカーが行っているロープの結び方を知っていると、何か個人で荷物を輸送する時などにもとても重宝します。

例えばバイクや自転車を輸送する時や機械類や家具などを輸送する時にも、ロープを使った方が固定がしやすいですよね。

でも慣れないと輸送途中でロープが緩んでしまったりする事もあるので、できればプロのドライバーが行っているロープの結び方をマスターしておくと良いのです。

実は意外と知っておくと普段も使えるのでとても便利ですよ!

重量物の運搬には向かないロープでの固定

皆さんはロープが何でできているのかご存知でしょうか?昔は藁などを使って綱が作られていて、現在でも藁を使った綱(ロープ)はあちこちで使われています。

ですが最近のロープの素材と言えばナイロンなどのプラスチック素材が多いですね。

金属を使ったワイヤーロープなども多くなっていますが、実はとても頑丈なものなのですが、荷物が重い場合にはロープだと固定しきれないものも多いものなのです。

なので輸送する荷物の重さがロープの強さに耐えられるものを選ぶ必要があります。例をあげると1トン以上もある機械を輸送する時にはロープでの固定はやめた方が良いでしょう。

万が一の事があって荷物が落下してしまったら大きな事故にもつながってしまいます。なので1トン以下の荷物の輸送をする時に使うと良いでしょう。

プロも使うロープの結び方を紹介!

それでは具体的にプロのドライバーも使っているロープの結び方をご紹介いたしましょう。

荷物に合わせて調整しやすい南京結び

南京結びというのはトラックドライバーにとっては初歩的な結び方です。比較的簡単に結ぶ事ができてがっちり固定する事が可能です。

まずロープで8の字を作ります。8の字の下の部分を一回ひねって上の部分に引っ掛けます。

下の輪に結んでいないロープをくぐらせフックにかけて引っ張ります。余ったロープが長い場合はロープの下から通してフックに掛けましょう。

この結び方をする時にはトラックの煽りについているフックにしっかりとロープを張る必要があります。

少しでも緩んでいるとフックからロープが外れて荷物が落下してしまう可能性があるからです。さらにロープを締めた後も必ずロープの張りをチェックします。

走行中に外れて緩んでしまうのを防ぐためです。確認する時はロープの張りを直接チェックするのも良いでしょう。それと同時に荷物を手で揺らしてみて荷物が動かないかどうかを確認しましょう。

そして使用するロープも素材も丈夫な素材を選びましょう。ロープが長すぎる場合にはロープが走行中に影響を及ぼさないようにまとめて置く事をおすすめします。

滑車の原理で締め付ける輸送結び

輸送結びは複数の異なる荷物をしっかりと結んで固定する時に利用される結び方です。

南京結びに比べると比較的簡単な結び方になるので、何となく不安になるという方もいらっしゃるかもしれませんが、意外としっかりと固定できるので覚えておくと良いでしょう。

まずは荷物の上にロープを掛けて片側を『ダブルエイトフィギュアノット』という結び方をしておきます。すごく難しい名前ですが普通にロープを二つ折りにして結ぶだけです。

ただし先端は15センチほど残して結んでおきましょう。次に片側を同じ要領で結んでいきます。

この時、下の輪をぎゅっと結ばずにロープの余った部分をくぐらせて荷台フックに引っ掛け、余ったロープを引っ張れば引っ張るほど荷物が締め付けられていくようになっています。

これはこの結びめが滑車の役割を果たしているからです。注意する点としては引っ張ればどんどん締まっていきますので、変形しやすい荷物の場合は向いていません。

機械類など硬いもので人間の力で引っ張っても変形しないものを輸送する時に使うと良い方法です。

スタートのフックはもやい結び

もやい結びはロープの結び方の中では比較的ポピュラーな結び方ですね。しっかりと荷物を固定する事ができます。

ロープで輪を作りその中に片方のロープを通しますが、通したら引っ張らずにもう片方のロープの下を通して再び同じ輪にロープを通します。

簡単に言えば一つの結びめに同じロープを入れて戻します。ただこれだけの事なので覚えてしまえばだれにでも簡単にすぐにほどけない結び方ができるわけですね。

もやい結びをする時の注意点ですが、ロープの向きには注意しなくてはなりません。荷物の積み方にも気を付けなくてはなりません。

もしも途中で荷物がずれてしまったりした場合、せっかくのロープが緩んでしまってフックが外れてしまい、輸送中に荷物をバラまいてしまわないとも限りません。

なのでバランスよく荷物を積み込みます。もちろん左右のバランスはもちろんですが、前後のバランスにも気を付けて積み込みしましょう。

またとても簡単にしっかりと結べるのでもやい結びはスタートのフックに掛ける時の結び方としておすすめです。

トラックの荷台に荷物をロープで固定する時に注意したいこと

ここではトラックの荷台に荷物をのせてロープで固定する時に注意しなくてはならない事をご紹介いたします。

ロープの食い込みによる荷物の破損

ロープはとても頑丈なものです。だからこそ安心して荷物の輸送時の固定に役立つものなのですが、運ぶ荷物によっては荷物を破損してしまわないとも限りません。

人の手で結んでいるとは言ってもかなり締め付ける事ができるからですね。

万が一強く締められて破損してしまったら困るものに関しては、カバーを付けて慎重に結ぶなどの予防策をとっておくと良いでしょう。

走行中のロープ緩みによる荷物の落下

ロープを固定したつもりでいても、慣れていないと締め方が甘かったり途中で緩んでしまったりする事も考えられます。

トラックの荷台は走行中の振動などが加わるとロープが緩む事も十分に頭に入れて締め付けなくてはなりません。

なのでロープが緩まないか、固定はしっかりとされているかなどをチェックする時には、荷物を揺らしてみてしっかりと固定されているかもチェックする必要があります。

ロープの引きずり事故

トラックに荷物を固定させるロープはとても長いものが多いです。大きな荷物を積む時にもある程度の余裕があるほどの長さのものも多いので、余ったロープの処理はしっかりとしておかなくてはなりません。

しっかりと荷物とロープの間にくぐらせて余ったロープが走行中に外に出てしまわないように気を付けます。ロープが下に落ちて引きずったりすると事故につながり危険です。

覚えておけば活躍の場は多いロープの結び方

トラックへのロープの結び方は特殊な結び方をしていて、図で見てもなかなか頭でイメージがわかなかったりします。

でも覚えておくととても便利ですしトラックに荷物を結ぶ時意外にも使えるものばかりです。例えばアウトドアでも使う事ができますよね。

釣りをする時にバケツにロープを結びつけるときにも使えますし、木にハンモックを結びつける時にもほどけにくい結び方ができると安心して遊べます。

他にもボートを岸壁などに結び付けて釣りをする時などにもしっかりと固定ができて命を守る事もできます。

他にも登山などにも便利ですね。万が一の時のためにロープを使う事はしばしばあるものです。

このように荷物を運ぶ時だけではなくいろいろなシーンで使えるのでぜひこの機会にマスターしておくと良いでしょう。

まとめ

今回はトラックの荷台に荷物を固定するロープの結び方についてご紹介いたしました。

耳で聞いて簡単にできるものではありませんが、練習して慣れるととても便利なのでおすすめです。この記事がロープの結び方を知りたい方のお役に立てると幸いです。

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