ミキサー車の仕事は楽だって本当?転職前に必要な心構えとは

   

ミキサー車の仕事は楽そうだから転職したい! ……と考える人も多いようですが、実際にミキサー車ドライバーの仕事に就いている人は本当に楽をしているのでしょうか?

今回はミキサー車ドライバーへの転職を考えている方のために、ミキサー車の仕事内容や必要なスキル、就職するにあたっての心構えなどについて詳しく紹介します。

ミキサー車の仕事は本当に楽?実際の仕事内容とは

ミキサー車ドライバーは果たして本当に楽なのか、という点を最初に検証してみましょう。求人情報を参考にしつつ、ミキサー車の仕事が楽であると言われている理由を考えていきます。

ミキサー車ドライバーの求人例

求人情報の募集要項を見てみると、仕事内容の概要が書かれている場合があります。そこで実際のミキサー車ドライバーの求人を当たってみると、やはり仕事の流れが例として示されていました。

ミキサー車ドライバーは、オフィスに出社してまずミキサー車の点検を行います。所要時間は約3分。

この点検が終わったらミキサー車を運転してセメント工場へと赴き、生コンを積み込んで、建設現場に配送する。以上が一連の仕事の流れであるとされています。

建設現場で受領書にハンコをもらったら、オフィスに帰ってきて日報を提出し、一日が終わるというわけですね。

ちなみに、生コンの積み込みは専門のスタッフが行うため、ドライバーがすることはありません。

つまり、ミキサー車ドライバーの仕事は、基本的にミキサー車の運転とレバーの操作がほとんどということになります。

ミキサー車の仕事が楽だと言われる理由

仕事の流れを確認してみると、なぜミキサー車の仕事が楽だと言われがちなのか、その理由も見えてきます。

先述のように、ミキサー車ドライバーの仕事はミキサー車自体の運転と、運転席または車体の側面についたレバーの操作が主です。

力仕事がないので体力面で厳しいということはなく、女性ドライバーも増えています。

また、長距離の運転が少ないことから勤務時間がさほど長くならない傾向にあるのも、他のドライバー職と比較して楽だとされる要因の一つでしょう。

しかし実際のところ、ミキサー車の仕事に従事する人全てが楽をしているわけではないのです。

ミキサー車の仕事は楽なわけではない!大変な事とは

ミキサー車ドライバーは、労力という意味ではたしかに他のドライバー職よりも軽くて済むかもしれません。

ですが、だからといって楽をできるかとなると話は別です。ミキサー車ドライバーの仕事には、ミキサー車特有の難しさがあるのです。

ミキサー車の仕事で大変なのは運転技術

ミキサー車ドライバーが通常のトラックドライバーなどと比べて特異なのは、レバー操作があることです。しかし実際のところ、このレバー操作はさほど問題になりません。

ミキサー車の仕事で大変なのは、運転です。ミキサー車は生コンを積み込んだ際の総重量が重くなりますし、特にフル積載時は重心も高くなります。

これによって横転の危険性が上がりますから、急ハンドルは禁物です。また、急ブレーキをかけてもすぐには止まれませんから、スピードを出さずに走ることも大切になってきます。

このように、ミキサー車の運転には高い技術が必要とされます。

現場の状況によっては出勤時間がバラバラ

勤務時間そのものが慢性的に長くなることはあまりないのですが、出勤時間が決まっているとは限りません。ミキサー車の出番があるかどうかは建設現場の状況しだいです。

したがって、日によっては早朝から稼働することもありますし、遅い時間まで働くことになるケースも考えられます。

出退勤の時間が不規則になるのを避けたい方は、事前に勤務時間について職場に確認しておいたほうがいいでしょう。

年収は決して高くない

会社によっても異なるため一概には言えないのですが、ミキサー車ドライバーの平均年収が250万~400万円ほどであることを考えると、高収入は期待しないほうが落胆せずに済むでしょう。

事実、先程参考にした求人例の待遇も、大型免許を持っているドライバーの場合で月収30~35万円と、決して極端に好条件というわけではありません。

とはいえ、手当がどれだけ充実しているか、残業の有無などによって年収は変わってきます。詳しく知りたければ、就職前にあらかじめ会社に確認しましょう。

決して楽ではない!ミキサー車ドライバーに求められる事とは

ここからは、ミキサー車ドライバーの仕事に就くために必要となる資格や、仕事をこなすうえで必要になってくるスキルについて説明します。

ミキサー車の運転に必須の免許

ミキサー車のドライバーはミキサー車を運転するのが仕事ですから、何はなくとも運転免許がなければ始まりません。

このことは逆に「運転免許さえあればいい」という言い方もできます。レバーを操作するのに特別な資格は必要ないからです。

普通免許、中型免許、大型免許のいずれかを所持していれば、ミキサー車のドライバーになることができます。

ミキサー車自体に大型車が多いことを考えると、大型免許を取得しているのがベストと言えるでしょう。

もっとも、社内で免許取得支援制度を敷いている会社もあるため、必ずしも応募の段階で免許を持っている必要があるとは限りません。

詳しい条件は会社や営業所によって異なりますから、求人情報をしっかり確認してください。

ミキサー車ドライバーに必須の運転スキル

狭い道路を走行しなければならなかったり、バック走行が必須の道だったりと、現場しだいでは高い運転技術を求められることもあります。

ドライバーの運転スキルによって仕事の効率にあからさまに差が出るため、丁寧な運転を心がけることが大切です。

また、地域の道路網に通じていれば、抜け道を利用するなどできるため仕事がやりやすくなるでしょう。

まとめ

ミキサー車ドライバーは体力面ではさほど厳しくないものの、運転する車両や運搬する生コンの性質上、高い運転技術を要求されます。

スキルに自信がないと現場での評価を下げてしまう原因にもなりかねません。あまり甘く考えないほうがいい、ということは覚えておいてください

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