トラックのナンバー灯をLEDに交換しよう!交換方法や注意点を紹介
トラックドライバーとして働く方々にとって、自分のトラックをドレスアップすることは楽しみの一つですよね。
その中でも配線不要で簡単に出来るのが、ナンバー灯をLEDに交換することです。
そこで今回は、ナンバー灯の交換に興味がある方のために、交換する方法や交換する際の注意点について紹介していきたいと思います。
Contents
ナンバー灯をLEDに交換すると雰囲気が変わる
夜道でもナンバープレートの文字が確認できるよう、自動車の後部にはナンバープレートを照らすナンバー灯が装着されています。
しかしこのナンバー灯、ノーマルの状態ではごく一般的な電球なので、オレンジ色の電球色で照らされるのです。
これだと特徴がありませんし、あまり明るく見えないため人によってはみすぼらしく感じる場合もあります。そこで効果的なのが、ナンバー灯をLEDに交換すること。
LEDの白い光で照らすことでナンバープレートが明るく見え、さらに色合いの関係上、光そのものもキレイでかっこいい印象になります。
このことから、ナンバー灯だけでなくサイドマーカーや車高灯などに関してもLEDによるドレスアップが人気となっており、実際に多くのドライバーがLEDを導入しています。
トラックナンバー灯の交換手順
LEDを使う意義が理解できたところで、次はナンバー灯の交換手順について確認していきます。
電球カバーを外す
交換すると言うからには、最初にノーマルの電球を外さなくてはなりません。というわけで、まず電球カバーを外します。カバーはネジで留められています。
取り外すには全てのネジを回す必要がありますが、車種によってはネジ位置が見えづらいこともあるため、ネジの頭を潰さないよう慎重に作業してください。
球を押込み左に回してロックを外し球を外す
カバーを外すことに成功したら、次に電球を外します。電球は走行中の振動などで外れてしまうことがないよう、ロックがかかっています。
したがって、電球を外すためには、押し込みながら左に回してロックを外してやる必要があります。
LED球を押し込みながら右に回してロックする
電球を取り外せたら、いよいよLED球の取り付けです。
先述のようにナンバー灯にはロックがあるので、先程とは逆の手順をとる必要があります。つまり、押し込みながら今度は右に回せばよいのです。
確実にロックをかけておかないと、接触不良で点灯しなくなる可能性があるため注意しましょう。
点灯確認・交換完了
ナンバー灯を交換したら、一旦LED球が点灯するかどうか確認してください。
問題なく点灯したら、カバーをはめて再びネジで締めましょう。カバーの取り付けまでが終わったら交換作業完了となります。
ナンバー灯をLEDに交換する時の注意点
先の項目で説明した手順を踏むにあたって、どんなことに注意すべきなのでしょうか。押さえておくべきポイントがいくつかありますので、一つずつ解説していきます。
白色LEDのみが車検対応
LED球には赤や青、緑など様々な種類がありますが、ナンバー灯に使えるLED球は白のみです。
他の色でも取り付けること自体は可能なのですが、白色範囲に収まっていないと車検に通らないのです。したがって、白のLED球を取り付ける必要があります。
白色LEDでも車検に通らないことも
ナンバー灯は白ければいいというものでもありません。光量が足りない場合はもちろん、明るさにムラがあっても車検に通らないことがあるのです。
保安基準においては「均斉度20以下であること」がナンバー灯の要件として定められています。
すなわち、一番明るいポイントと一番くらいポイントの輝度と照度が一定の範囲に収まっていなければならない、ということです。
形状とサイズの確認を確実に
ナンバー灯の規格は、トラックならどれも一緒というわけではありません。トラックのメーカーによって、または車種によって形状やサイズが異なる場合が考えられます。
交換する車種のナンバー灯の規格をしっかりと確認してからLED球を購入するようにしてください。
ナンバー灯の交換は簡単に出来るドレスアップ
ここまで見てきたことからわかるように、ナンバー灯を交換するときには難しい配線作業を行う必要がなく、誰でも簡単にチャレンジすることができます。
LED球自体にかかるコストも1,000円~2,000円程度とかなり安いため、おすすめのドレスアップであると言えます。
まとめ
ナンバー灯の交換方法、違法性の有無や車検に出す際の注意点などについて、ひととおりご理解いただけたのではないでしょうか。
ナンバー灯の交換は難しい作業ではなく、それでいてトラックの雰囲気を充分に変えることのできる便利な方法です。
ぜひこの記事の情報を参考にして、あなたのトラックをアップグレードしてあげてください。