4tトラックの車検費用は交換する部品次第で〇〇万に?車検代を節約するには

   

普通車と比べてはるかに大きいサイズの4tトラックの車検費用が、一体いくらぐらいいかかるものなのか気になりますよね。

しかし実際に所有していないと分からないことも多く、車検の出し方や乗り方で車検費用が変わることもあります。

そこで今回は、4tトラックの車検についての基礎知識や費用など、詳しくご紹介していきたいと思います。

4tトラックの車検は初回2年、2回目以降は年1回

トラックの車検は基本的には登録して初めは2年で行い、それ以降は年に1回行わなければいけません。

ただし8t以上の大型トラックは初回から1年ごとに行う必要があるので注意が必要です。

車検の際には一般的な検査や消耗部品の交換が行われると同時に必要に応じて部品の交換が行われます。

基本の車検費用に交換した部品の費用が加わってきます。

この際に自賠責保険料と重量税が加わり、それらをすべて合わせたものが車検に必要な合計金額となります。

自家用か事業用で法定費用が変わる

ベースとなる車検費用は自家用トラックでも事業用トラックでも変わりませんが、自賠責保険料と重量税には違いが発生してきます。

4tトラックの種類自賠責保険料重量税
自家用トラック36000円32800円
事業用トラック49000円
20800円

これはどういった車検の方法をとっても変わらない金額で、これに車検の整備料が加わってくることになります。

どういったところで車検を受けるかによって整備料は変わってきますが、平均的には5~6万円の間くらいになります。

それに自賠責保険料と重量税が加わって、だいたい11~15万円ほどが車検費用ということになります。

ただし、故障している部品などがあって部品交換があった場合はその分だけ加算されていきます。

4tトラックの車検方法3つとそれぞれの特徴

整備車検

地域に密着した自動車整備工場などで行われるのが民間の整備車検です。

自動車を持ち込んで見積もりをしてもらい、それに納得すれば24ヶ月点検や整備が行われて車検が実行されます。

普段から使っている整備工場であったりすればすでに信頼関係があることに加えて、それほど整備費用がかからないということもあって利用する人が多い方式でもありますが、整備工場によって技術や速さ、料金に差が生じやすいという特徴があります。

ユーザー車検

その名前が表しているように使用者が自分で陸運局の検査場に持ち込むという車検です。

これは自分で車を整備する必要性があるためにかなり専門的な知識と技術がある人限定の方法となりますが、車検費用はかなり安く済むというメリットがあります。

検査に合格しなければ車検のやり直しとなる他、陸運局は平日のみの受付など条件がいくつかありますので余程の自信がなければ避けた方が良いかもしれません。

車検代行

ほとんどユーザー車検と変わらない方法で、整備も自分で行うことになります。

平日に陸運局に自分で持ち込むことができない人などが、陸運局に持ち込んで実際の車検を行う部分だけを代行業者に依頼するのが車検代行になります。

車の整備に関しては自己責任となりますのでこれも安易には選べないかもしれません。

このほかには、自動車を購入した店で行う「ディーラー車検」、車検専門業者で行う「車検専門フランチャイズ車検」、カー用品店で行う「カー用品店車検」などがあります。

それぞれに長所と短所があり、車検にかかる費用や日数に違いがありますのでよく選ぶようにしましょう。

4tトラック車検見積もり例

自家用車の見積もり

ではだいたいどれくらいの金額が車検に必要になるかというと、自家用トラックで整備車検を行ったケースでは整備費用に約5万円、自賠責保険料36000円、重量税32800円となって合計12万円ほどとなります。

ただしこれには部品交換の費用は一切入っていませんので、部品交換があっただけ高くなると考えてください。

事業用車の見積もり

緑ナンバーの事業者用トラックの場合は整備費用約5万円、自賠責保険料49000円、重量税20800円となってこちらも約12万円ほどになります。

どちらの車の場合も車検業者などでオプションメニューがあります。

冷却水の交換やベルト類の交換、ブレーキ液の交換などがあってそれらを申し込むごとに料金が加算されていきます。

部品交換によって高額になることも

車検費用自体はそれほど高くならない4tトラックですが、部品交換が加わると料金が跳ね上がることがあります。

いくつか例を挙げていきます。

まずタイミングチェーンは30万km走行で交換時期がきて、交換には12万円ほどかかります。

ファンベルトの交換は1万円ほど、タイヤは1本3万円ほどかかります。タイヤをすべて交換するとなると数十万円かかるでしょう。

それにブレーキパッドやバッテリーの交換にも4~5万円ほどかかるので、これらの交換があるときには車検費用は高額になる可能性があります。

まとめ

4tトラックの車検費用自体は、それほどかからないということがわかりました。

問題は部品の交換費用が高額になりやすいということですが、安全面を考えるとそこは怠るわけにはいかない部分になります。

自分の身を守るだけでなく、事故を未然に防ぐためにも整備はしっかりと行うようにしましょう。

【EU用】記事終わりCTA_22/09更新

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