大型トラックの燃費を向上させる8つの方法【大型ドライバー必見!】

   

大型トラックに乗っている方にとって、燃費を良くするのは永遠の悩みですよね。大型トラックは、大型な分だけ燃料も大量に使用します。

しかし、自分が運転しているトラックの燃費について正しい知識を持っているドライバーはなかなかいません。

この記事では、大型トラックの燃費の平均と、どうすれば燃費を抑えることができるのかを紹介していきます。

大型トラックの平均燃費について

大型トラックの多くはディーゼルエンジンを使用しています。その燃料となる軽油はレギュラーガソリンよりも税金の関係で安いため使いやすいのです。

エネルギーとしても優秀な軽油ですが、ディーゼルエンジンは大型なために普通車では使用しにくいという現実があります。

大量にエネルギーを必要とするイメージがある大型トラックですが、近年燃費はどんどんよくなっています。

「三菱ふそう」「いすゞ自動車」「日野自動車」の大型トラックの燃費の平均値を重量別に見ていくと、

  • 2トントラック:10.5km/L
  • 4トントラック:7.38km/L
  • 10トン超トラック:4km/L

となっています。

大型トラックの燃費の基本:走行抵抗を知ろう!

大型トラックの走行抵抗(1) 空気抵抗

空気抵抗は移動している物体と空気との摩擦によって発生します。つまり、トラックが前に進むことで空気がトラックの前面にあたって運転しにくくなるものです。

トラックが箱型で大きいものになれば当然空気抵抗も大きくなります。また、スピードが上がればその分だけ空気抵抗も大きくなり、速度が70km/hを超えると急激に大きくなるとされています。

大型トラックの走行抵抗(2) 転がり抵抗

その名前の通りにタイヤが転がることによっての抵抗です。タイヤが変形すればするほど抵抗が大きくなり、運転もしにくくなります。

まずトラック自体の重量が大きいほど抵抗が大きくなり、さらに荷物を積載することでますますタイヤは変形して抵抗は大きくなります。

また、走っている道路の形状にもよります。舗装された平坦な道を通行しているときとガタガタの地面を走っているときでは抵抗も変わります。

大型トラックの走行抵抗(3) 勾配抵抗

これもその名の通りに坂道を登っていくときの抵抗になります。

「車両の重量」「積載している荷物の重量」「傾斜角度の大きさ」によって抵抗は変わっていきます。

ここであげた走行抵抗はどれも運転手の技量でどうにかなる種類のものではないため、対処のしようはありません。

大型トラックの燃費向上:車体編

大型トラックの燃費向上テクニック(1) エンジンオイルの交換

普通車もそうですがエンジンオイルが古くなると燃費も悪くなっていきます。

特に大型トラックの場合は汚れもたまりやすく、金属カスなども混じりやすいためにエンジンオイルが傷みやすいということもあります。

一般的には10,000km走ると交換する必要があるとされていますが、5,000kmで交換する方が良いという意見もあります。

大型トラックの燃費向上テクニック(2) タイヤの空気圧の点検

これも普通車や自転車と同じく、タイヤの空気圧が落ちてくるとエネルギー効率が悪くなります。

大型トラックの場合はその重量のためにタイヤが変形しやすくなり転がり抵抗を高めてしまうことにつながります。できるだけ一定以上の空気圧を維持しておくのが良いでしょう。

ただし空気圧が高すぎるとタイヤが破裂する可能性もありますし、地面とのグリップ力が低下するために注意が必要です。

大型トラックの燃費向上テクニック(3) 低燃費タイヤに交換

燃費を向上させるタイヤなどを利用するという方法もあります。

例えば、ブリヂストンがトラック・バス用の低燃費タイヤとして販売している「低燃費タイヤECOPIA」はそれまでの普通のタイヤよりも「約9%」も燃費が良くなるとされています。
低燃費タイヤECOPIAの紹介

大型トラックの燃費向上:運転で燃費向上

大型トラックの燃費向上テクニック(1) グリーンゾーンでの早めのシフトアップ

一般道路を走っている際の発進や加速は、大きくエネルギーを消耗します。

発進するたびに急加速するのではなく、グリーンゾーンでのシフトアップを的確に行うことで燃費を良くすることができます。

大型トラックの燃費向上テクニック(2) 7速など高速段を多用する

一般道路を走る際は他の車の速さに合わせる必要があるのでなかなか難しいのですが、それを考えなくてよいなら「7速」でゆっくりと走る方が燃費にはよくなります。

大型トラックの燃費向上テクニック(3) スピードを出しすぎない

スピードを出し過ぎると当然それだけエネルギーを多く使用して燃費が悪くなります。それに加えて、速度が70km/hを超えると空気抵抗も一気に大きくなってきます。

そのため、高速道路などでもスピードを出し過ぎないということが重要になります。

大型トラックの燃費向上テクニック(4) エンジンブレーキ・排気ブレーキを使う

大型トラックは運動エネルギーが大きいので「発進」「加速」「急ブレーキ」に大きなエネルギーを必要とします。

急ブレーキをかけるのではなく、前もってエンジンブレーキなどをできるだけ利用していくことで余分なエネルギーを使わずにすむでしょう。

大型トラックの燃費向上テクニック(5) 速度を一定に保つ

スピードを急にあげたり、急におとしたりするときには余分にエネルギーを必要とします。

できるだけ一定の速度で無駄なエネルギーを使わずに運転することが、燃費にはもっともよい方法なのです。

大型トラックの燃費は高速道路と一般道ではどう違う?

普通車の場合はスピードを出すことができる高速道路では燃費が悪くなります。しかし、大型トラックの場合は高速道路の方が一般道路よりも燃費は良くなります。

これは、一般道路では信号や他の車との関係でブレーキ、停止、発進、加速を繰り返すことになるためエネルギーを多く使用するからです。

高速道路では一定の速度で走ることができるため燃費が良くなるということです。

大型トラックの燃費を改善して気持ちよく運転しよう!

大型トラックは普通車よりも燃費が悪いものですが、少しの気遣いと工夫で改善することは可能です。
燃費を良くすることで気持ちよく運転をするようにしていきましょう。

【EU用】記事終わりCTA_22/09更新

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