「バタ踏み」とは?ブレーキが効かなくなる危険性があるため注意しましょう!

   

エアーブレーキを搭載している車を運転する際に、注意しなければならない「バタ踏み」。危険な行為ではありますが、あまり聞きなれない言葉で、何のことか理解できない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、エアーブレーキ搭載車であるトラックを運転するなら、必ず知っておかなければならないバタ踏みの危険性についてご紹介していきたいと思います。

バタ踏みとは?

「バタ踏み」とは、その名前からも、連想できるとは思いますが、走行中や停止中にブレーキペダルを踏み込んだり、緩めたりする行為を短時間に繰り返すブレーキペダルの踏み方のことです。

一般的に、ブレーキペダルの踏み方として、使用されることが多い用語ですが、アクセルペダルを均一に踏み込んで、車両の速度を一定に保っておくことが苦手な方の場合、アクセルペダルでもバタ踏みしていることがあります。

エアーブレーキ搭載車でバタ踏みをすると…

エアーブレーキが搭載されている車は、主に4t以上のトラックですが、トラックはエンジンをかけているときは、付属しているエアータンクに、自動でエアーと呼ばれる空気を圧縮して貯められるようになっており、エアーを利用してブレーキやクラッチなどを補助してます。

しかしバタ踏みをしてしまうと、エアータンクが空になってしまい、ブレーキが利かなくなったりして、重大な事故につながる恐れがあります。

バタ踏みが原因でエアーがなくなると

ブレーキが効かなくなる

エアーブレーキを搭載している車で、バタ踏みを多用すると、ブレーキを補助するエアータンクの中のエアーと呼ばれる空気が無駄遣いされ、ついには空になってしまいます。

そうすると、いざ、車を止めなくてはならない場面で、エアー不足でブレーキが利かず、例えば、追突したり、衝突したりといった、重大な事故につながります。

クラッチが踏めなくなる

トラックのクラッチは、普通の車より重いので、それを補助するためにエアーが使われています。ここでも、バタ踏みを多用することにより、エアータンクが空になり、エアー不足で、クラッチが利かなくなる恐れがあります。

ギアが変えられない

バタ踏みによる、エアー不足では、クラッチが利かなくなる恐れがありますが、クラッチが利かなくなると、ギアチェンジができなくなります

ギアが変えられないと、特に長い坂道などで、ギアを落としてエンジンブレーキを使用する必要がありますが、高いギアで、坂を下ることになり、大変危険です。

バタ踏みが原因の事故は多発している

バタ踏みが原因とみられる事故は、多数発生しています。上述のように、ブレーキが利かなくなることによる追突や衝突事故。

また、バタ踏みをしてしまうのは、下り坂やカーブが多いです。下り坂やカーブが多く見通しの悪い道でバタ踏みを多用し、ブレーキが利かなくなったことが原因と思われる転落事故も多数発生しています。

例えば、2016年に起きた、軽井沢スキーバス転落事故も、バタ踏みが事故の一因となったのではないかと考えられており、この事故では15人の命が失われています。

年式の古いトラックには特に注意しよう!

年式の古いトラックは、各部品が、経年劣化しています。また、現在の新しいトラックと比べると、性能の面でも劣ります。

こうしたデメリットを抱えた、年式の古いトラックで、バタ踏みを多用するということは、それだけエアー不足を起こす可能性も高く、十分注意しなければなりません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「バタ踏み」の意味、その危険性について、ご理解いただけましたでしょうか。

特に、普段載っている車で、バタ踏みの習慣が身についてしまっている方が、トラックに乗った時もついバタ踏みをしてしまう、といった場合は特に注意が必要です。

危険性を十分認識したうえで、トラックの運転に当たってください。

【EU用】記事終わりCTA_22/09更新

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