会社の車で事故を起こした...弁償?保険? そんな時に行うべき対処法や連絡先とは

   

会社の車を運転していたら、事故に巻き込まれてしまったというケースも少なくありません。

でも、もしあなたが当事者になってしまったとしたら、何をしたらいいのか冷静に対応できるでしょうか。

そこで、会社の車で事故を起こしてしまった時の対処法についてご紹介していきたいと思います。

会社の車で事故が起こるケースとは

交通事故の大半は交差点付近で起きていると言われています。業務に追われ、焦って右折時に対向車との距離を見誤っての接触事故や横断歩道を横断中の歩行者との接触事故もあります。

また、脇見運転による追突事故や接触事故もあり得るのではないでしょうか。皆様の中にも、携帯電話の画面を注視していて、ヒヤッとした経験などはないでしょうか?

例えば会社からのメールや電話の着信に気を取られて前方不注意で追突では目も当てられません。

昨今は働き方改革が叫ばれ、労働時間の短縮を各企業は迫られています。とはいえ、やはり疲労は蓄積するもので、無理をして居眠り運転で追突事故を起こしてしまった!なんてこともあります。

事故は起こしたくて起こすものではありませんよね。ここからは、そんな万が一事故を起こしてしまった時の対処法を解説していきます。

事故を起こしてしまった時の対処法

車を停車

万が一会社の車で事故を起こしてしまった場合、先ずは車を停車させる事が大事になります。二次災害にならない様に安全な場所に車を停車させる様にしましょう。

事故を起こしてしまった直後は混乱して冷静にはなれないかもしれませんが、間違ってもパニックになって、その場から立ち去る様な事だけはしないで下さい。

当て逃げ、ひき逃げ等という事になれば、最悪は逮捕、会社は懲戒解雇などと言う事になりかねません。

救助

交通事故を起こした時に第一にするべき事は、ケガ人の確認と救助になります。交通量が多い場所で交通事故を起こしてしまった場合、後続車両に轢かれてしまう等、の危険もあります。

自分の怪我も含めて、事故で誰がどういった怪我をしているかを確認して、怪我を負った人を安全な場所に誘導しましょう。

救急車の手配

怪我人の救命処置、応急処置と並行して至急119番に連絡して、救急車を呼びましょう。もし救命処置や応急処置で手が離せない場合は周りの人にお願いして、119番に連絡してもらいます。

交通事故では、仮に目立った外傷がなくても後から症状が出る場合があります。ですので、大した怪我ではない様に見えても、救急車は呼んでおくべきといえます。

安全確保

交通量の多い道路で事故を起こしてしまった場合、2次災害の危険もあります。停止表示板を置いて発煙筒を焚く等して安全確保に努める様にします。

警察を呼ぶ

怪我人の確認と救助と共に、警察への連絡をしなければなりません。事故を起こしてしまった場合、ケガ人の迅速な救助と警察への連絡は道路交通法によって定められています

(道路交通法第七十二条)また、警察への通報を怠った場合は「3ヶ月以以下の懲役刑または5万円以下罰金」が罰則として科せられます。

この様な報告義務は基本当事者が負っていますが、通報は誰が行っても大丈夫ですので、救助等で手が空いていない場合は同乗者や通行人にお願いしてください。

気をつけたいのは、仮に被害が軽微だとしても、その場で示談をしてしまう事です。後々、トラブルになる可能性が高いので避けましょう。

会社に連絡を入れる

交通事故を起こしてしまった場合、最初にやらなければならない事はケガ人の救助と警察への連絡です。その二つが終わったら、会社に連絡を入れましょう。

会社の車で事故を起こしてしまったと言うことは、ご自身の勤務している会社も事故の被害者や当事者に対しての責任があります

ですので、何時何分、何処でどんな状況で事故を起こしてしまったのか、また、被害状況、事故の相手方の連絡先等も確認してしっかりと説明できる様にしておきましょう。

病院に行く

交通事故の現場での対応が完了したら、必ず病院で医師の診断を受けましょう。交通事故ではその時は事故の対応に追われて気づかず、後でムチウチや脳内出血が発覚するケースもあります。

ですので、事故直後は大丈夫かな?と思っても、必ず病院で検査を受ける様にして下さい。尚、医師の診断書がなければ、通院費や治療費、慰謝料等の損害賠償は認められません。

もし負傷があった場合は必ず病院で医師の診断書を作成してもらう様にしましょう。

帰社後の対応

上司への報告

事故後の対応が終わっても、それで終わりではありません。会社の車で事故を起こしてしまった以上、会社に戻って速やかに事故の状況を上司に報告しなければなりません。

ですが、例えそれがもらい事故だとしても、上司への事故報告は憂鬱になります。ましてそれが、加害事故なら、尚更です。気持ちはわかりますが、勇気を振り絞って、真っ先に上司の下へ報告に向かいましょう。

その際、先ずは事故を起こしてしまった事をしっかり謝罪をする。事故の状況は出来るだけ分かりやすく、落ち着いて報告する事が大事になります。

報告書の作成

事故の報告の際、ほとんどの会社が事故を起こした、当事者に対して始末書や報告書の提出を求めます。

報告書や始末書はケジメをつける、と言うと言葉は悪いですが、本人の反省を促す、ある意味、反省文的な意味合いもあります。

また今後類似の事故が起きない様にする為の教訓的な役割もありますので、しっかり分かりやすく、丁寧に書く事を心掛けましょう。具体的には、

  • 事故の発生から事故後の対応までの状況
  • 事故の発生原因
  • 事故を起こしてしまった事への謝罪と今後の行動

等を書く様に求められることが多いです。

保険会社へ連絡

警察や消防への連絡が終わった時点で、ご自身が加入している任意保険会社にも連絡をいれましょう。会社によっては、保険部門のある会社も多いので、その場合は会社に報告した時点で保険対応は会社が行うことになるでしょう。

保険担当の人に状況や書類の提出を求められるかもしれませんので、その場合も、詳しく状況を説明し、丁寧に対応する様にしましょう。

事故車の修理

会社の車で事故を起こしてしまった場合、当然、事故車の修理をしなければなりません。その会社が契約している修理工場で修理をする事になるでしょう。

その場合の修理費用ですが、条件はありますが、会社は社員に対し損害を請求する事はできます。ですが、もちろん青天井で請求できると言う事では、なく、重過失が認められた場合に上限25%の範囲で請求できると言う事です。

ただ実際には会社の営業車は、何らかの任意保険に入っているケースがほとんどで実際には請求されない事の方が多いのではないでしょうか。

多くの会社、特に運送会社等は無事故に対して何らかの手当てを設定していて、会社の車で事故を起こしてしまった場合、その手当て分が給料や賞与から差し引かれるという形をとっています。

日頃から事故に対しての危機意識を持つ

いくら自分は運転には自信があると言っても事故はいつ何時、どんな形で起こるかは分かりません。ですが、殆どの事故は自分が注意する事で防ぐ事ができます。

車両のハンドルを握る、という事は大きな責任が伴うという事を自覚して、日頃から安全意識を持って運転を行いましょう。

もし万が一会社の車で事故を起こしてしまった場合は先ずは、落ち着いて、冷静に対処する事が、とても大事になります。日頃からそう言った事態もイメージしておく事が大事になるかもしれません。

まとめ

ここまでは会社の車で事故を起こしてしまった場合の対処法を紹介してきました。事故は起こさない事に越した事はありませんが、万が一事故を起こしてしまった場合は、事故後の対応、対処が大事になります。

事故の相手方にはもちろんですが、会社に対しても、誠心誠意謝罪をし、反省していることしっかり示して、今後の行動に活かしていきましょう。

事故は起こしても、起こされても、いい事は一つもありません。何時も安全第一で日頃の業務に励んでいって下さい。

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