運転免許証の写真のサイズはどれを使えばいい?持ち込み写真をきれいに撮るためのコツとは
運転免許証には写真を使用します。免許センターなどで撮影した写真だと納得がいかないと思った事はありませんか?
納得のいく写真を持参しても良いので、そこで今回はサイズと条件についてをご紹介いたします。
Contents
運転免許証の写真のサイズ・条件
運転免許証の写真のサイズや条件、持ち込みについて簡単にご紹介いたします。
免許証の写真のサイズ
まずは免許証に使われている写真のサイズですが、法律では写真のサイズは縦3センチ、横が2.4センチと決まっています。一般的には運転免許センターなどで新規に免許の取得をした場合と、更新をする時に撮影する写真を使います。
他にも最近では証明写真を撮影する事ができる証明写真機や、写真館などでも運転免許用に使用する事を伝えるだけで、指定されているサイズの写真を撮影できます。でも最近はお気に入りの写真を持参する方が増えているようですね。
免許証の写真の条件
運転免許証の写真には条件が付いています。その条件とは
- 帽子を着用していない
- マスクは使用不可
- カラーコンタクトなどを使っていない
なども条件の中に含まれています。
- 正面から撮影したものである事
- 鎖骨が見える位置から上(上三分身)である事
- 背景は派手な色ではない事
- 背景に景色などが入っていない事
も条件に入っているので、条件を逸脱しない服装や髪形で写真を撮影しましょう。
免許証の写真の持ち込みについて
免許証の写真は一般的には更新手続きをする場所(免許センターや警察)で、その都度撮影する事になるのですが、持ち込み写真でも条件さえあれば使用する事ができます。その時は受付などで「持参写真を使いたい」旨伝えます。
この時の持ち込み写真については、
- 定められている写真のサイズである
- 写真の画質
- 服装や背景
など細かな条件を満たしている必要があります。さらに持参写真の場合は確認作業に多少時間がかかる事も頭に入れておくと良いですね。
運転免許証の持ち込み写真で不可になる例
ここでは運転免許証の持ち込み写真でと使えない写真とは何かについて、例に例えてご紹介していきましょう。
写り方の不適切例
持参写真であってもサイズが合えばどんなものでもOKというわけではありません。
まずは写り方についてですが、よく自分はこのアングルだと可愛らしく見える!という向きってありますが、証明写真なので正面から撮影したものでなくてはなりません。
- 顔を傾けている写真
- 記念撮影のように少し斜めを向いている
などはいけません。必ず正面を向いた状態で上下左右に顔の向きを変えたりせずに撮影した写真を持参しましょう。
また
- 上三分身よりも大きく顔が写っている
- 正面を向いていても中心からずれている
- 写真が明るすぎる暗すぎる
などもいけません。当然ですが上三分身よりも小さくても髪が顔にかかってもいけません。
表情の不適切例
持参写真でよくある不適切とされる例としては、笑った口元から歯が見えているというものです。もちろん笑顔がいけないというのではありません。少し口角を上げてほほ笑む程度なら問題なく使う事ができます。
ですが歯を見せた状態で撮影された写真は、運転免許証の証明写真には不適切とみなされてしまうのです。他にも視線が合っていない、つまりカメラ目線ではない場合にも却下となってしまうので、必ずカメラのレンズを見ながら撮影します。
さらにこれも良くあるのですが、目を閉じているように見える状態の表情でも許可されないので、必ず目を開けて視線をレンズに合わせて正面を向き歯を見せずに微笑む程度で撮影をしましょう。
服装・ファッションの不適切例
服装についてですがあまり派手な服装をしていると、全体が見にくくなってしまうので却下されない場合があります。細かいストライプやドット柄などの場合もちらちらしてしまうので許可されない事もあるかもしれません。
また、撮影した場所の背景と同じような色合いの服を着ていると、背景と同化してしまうので見にくいという理由で却下される事があります。また幅広のヘアバンドなども禁止されていますし、サングラスなどを使うのも禁止されています。
コートやパーカーのフードをかぶった写真もいけません。また、薄着で撮影した場合に裸に見えてしまうのも却下の原因となるので注意しましょう。カラーコンタクトも目の大きさが変わるので禁止されています。
運転免許証の持ち込み写真をきれいに撮るコツ
ここではいよいよ持ち込み写真をきれいに撮るコツについてをご紹介いたしましょう。
髪型はすっきりと
まずは髪型についてですが、髪型は前髪が長すぎて目が隠れてしまうと顔の表情がとらえにくいため、却下されてしまいますので、前髪は目が見える位置までカットするか、目が見えるように分けて撮影を行うと良いでしょう。
髪の毛の色については基本的にこの色と決められているわけではありません。若い方などはファッションの一環として髪を染めている方もいらっしゃいます。ただあまり奇抜な髪形は避けた方が、あとあと後悔しないかもしれませんね。
服装は明るめの色
基本的に背景は青などの落ち着いた色が好ましいので、服装が黒とかグレー一色とかだと映えないという事で却下になってしまう可能性が否定できませんので、証明写真を撮影する時は明るめの色の服装にする事が望ましいでしょう。
女性でも男性でも白系の色のシャツや黄色やオレンジといった暖色系の色合いの服が望ましいですね。また、3年以上使うものなのでもあり証明としても使うものなので、スーツなどで撮影するのも良いかもしれません。
口角を上げて自然な表情
顔の表情ではむすっとした顔をするのではなく、自然な表情を作るために口角を少し上げた表情で撮影したものが望ましいでしょう。ただしあまり口角を上げ過ぎて撮影しても、不自然な表情として却下されてしまう事もあります。
あくまでも本人と同じ顔かを確認するための証明写真なので、著しく表情が変わったものはいけません。少しだけ口角を上げるだけだと極端に表情が変わるわけではないのと、よくある犯罪者のような写真にならずに済みます。
運転免許証の持ち込み写真を撮影する方法
ここでは運転免許証の持ち込み写真を撮影する方法や場所についてをご紹介していきましょう。
証明写真機
もっとも簡単に撮影できるのが証明写真機で撮影する事です。証明写真機というのは色々な証明写真を撮影する事ができるので、運転免許証を選択すればフチなしでサイズも指定されたサイズで撮影する事が可能です。
背景がブルーのボックスの内部でお金を入れて、複数回撮影して気に入った写真をプリントアウトできます。スピード写真は撮影してから数分でできるので、時間がない場合に最適かもしれません。価格は800円くらいからです。
写真店でプロに撮影してもらう
写真店、写真館などで撮影する方法ですが、街にある写真館や写真店などで運転免許証に使う写真をお願いします。と言えばすぐに撮影していただけます。フチなしでサイズも条件に合った写真を撮影する事が可能です。
ただし写真店や写真館で証明写真の撮影を行うと、20分以上は時間がかかる事が多いようです。また費用についても2,000円~となっているので、若干コストが高めとなっていますが、プロに撮影した貰いたい方におすすめです。
スマホアプリで撮影する
最近ではスマホアプリで証明写真を撮影したりする事ができますね。スマホアプリのメリットは無料で写真撮影ができる点です。しかも最近のスマホアプリは美肌効果があったり顔を少し細く見せるなど、様々な加工を施す事ができます。
ただしあまり加工しすぎてもいけませんし、明るくし過ぎても却下されてしまうので、あまり派手な加工を施す事はおすすめできません。また加工しすぎて本人と区別がつかないのも却下されるので、自然に見えるよう撮影しましょう。
コンビニの証明写真プリントを利用
スマホやデジカメなどで撮影した写真の中にお気に入りの写真があった場合、その写真を上手に切り取ってプリントアウトして持参する方も多いようです。自宅でプリントアウトするよりもコンビニエンスストアにある証明写真機を使ってプリントアウトができます。
なぜ良いのかというと、コンビニエンスストアの証明写真プリントは、使いたい写真のデータを選択肢て運転免許証用を選択するだけで、誰にでも簡単に証明写真の撮影ができます。1枚200円程度なのでコストがかからずおすすめです。
運転免許証の写真についてのQ&A
ここではよくある運転免許証の写真についての疑問や質問についてをご紹介いたします。
サイズが合わない写真は切っても大丈夫?
写真をプリントアウトしてからサイズが合わない事に気づいたのでカットしたいけど良いの?という質問に対しての答えですが、確かに不要な部分をカットして指定のサイズにする事は可能でしょう。でも注意する点があります。
それは切った部分の状態です。もしもこの部分がギザギザだったり直線にならなければせっかく持参しても許可が下りなかったなんて事になる可能性があるのです。
免許証写真にカラコンはNG?
カラーコンタクトは瞳を大きく見せてくれるのでとても可愛らしく撮影する事ができますが、運転免許証の証明写真ではカラーコンタクトは許可されていません。これは瞳の大きさで人間の見た目が大きく変わるからです。
ですので証明写真を撮影する時にはカラーコンタクトを使用せずに、本来の瞳の大きさで撮影すると良いですね。中にはそんなに極端なものじゃないナチュラル系なら大丈夫だったという話もありますが、通らないところも多いのでやめた方が良いでしょう。
タンクトップで免許証写真は撮影できる?
先ほど少し触れましたが、撮影する時期が夏だった場合タンクトップを着用する方も増えています。運転免許証用の証明写真を撮影する時にもタンクトップを着用していたという方もいるかもしれませんが、この場合は却下される可能性があります。
肌の露出が多い服装は裸で撮影しているように見えてしまうため、避けた方が良いのでカーディガンなど上着を着用した方が良いですね。チューブトップはさらに裸に見えてしまうのでやめましょう。
まとめ
今回は運転免許証に使用するための証明写真のサイズや服装そして撮影条件などについてを、よりわかりやすいように詳しく説明していきました。
この記事が免許証の証明写真を持参したい方の参考になれば幸いです。