2トントラックの高速料金は?トラックの高速料金はナンバープレートの数字で決まる

   

トラックの高速料金はどのように決められているのかご存知でしょうか。実はナンバープレートの数字で分けられているのですが、今回はトラックの高速道路での料金がどのように決められているのかを簡単にご紹介いたします。

高速道路の車種区分

まずは高速道路においての車両区分についてをご紹介いたします。尚、高速道路の料金については都市高速、地方の有料道路ででは区分が多少違うことがあります。

軽自動車等

高速道路を走行できる車両の中で「軽自動車等」は走行可能な車両の中で小さくて軽い車両全てを含みます。

軽自動車というと軽乗用車と思われがちですが、実際に高速道路を走行できる小さい車両は軽乗用車だけではありません。

バイクなどの自動二輪も小さい車両に含まれます。黄色いプレートで4ナンバーや5ナンバーの軽乗用車と軽トラック、二輪自動車はサイドカーのついたものを含んで125cc以下も含まれます。

普通車

普通車という区分に含まれているのは二輪車、サイドカー付き二輪自動車を除く小型自動車(三輪は含む)と、白地のプレートで4、5、6、7ナンバーの小型自動車と普通乗用車が含まれます。

小型自動車の場合ですが、全長が4.7m以下であること、そして幅が1.7m以下であること、高さが2.0m以下の車両となっています。

ガソリン車の場合は排気量が2000cc未満の車両までが「普通車」の区分に含まれているのです。

中型車

中型車の区分に含まれる車両は主にトラックです。例えば貨物自動車で1ナンバーの車両総重量8トン未満で最大積載量が5トン未満の車両で、例えば4トントラックなどが中型車に区分されています。

ここに普通車は含まれません。

他には乗車定員11人以上29人以下で車両総重量が8トン未満のマイクロバス、そしてトレーラーやセミトレーラーの場合は牽引する車両と牽引される車両の両方が含まれることを頭に入れておきましょう。

ナンバープレートの数字は1です。

大型車

車両総重量車両総重量25t未満のトラックで、8トン以上の車両、最大積載量が5トン以上の大型トラックが含まれます。また車軸が3つ以下の貨物用トラックなどの車両も大型車です。ナンバープレートは1の車両です。

ただし最遠軸距5.5m未満か車長9m未満の場合は20t以下です。

けん引普通車、けん引中型車、けん引大型車と被けん引自動車、店員30人以上または車両総重量8t以上の路線バスや車両総重量8t以上乗車定員29人以下で車長9m未満バスが含まれます。

特大車

車両総重量が25t以上の大型車、4軸以上で大型車に区分されている普通貨物自動車以外の車両、けん引中型車と2車軸以上の被けん引自動車の車軸、けん引大型車と車軸数合計が4車軸以上、特大車がけん引する連結車両も含みます。

バスの場合は大型特殊自動車や乗車定員数が30人以上、または車両総重量8t以上で車長が9m以上の路線バスを除くバスも特大車に含まれています。

2トントラックの高速料金

ここでは具体的に2トントラックの高速料金についてご紹介しています。ナンバーやサイズなどの区別のされ方をご覧ください。

4ナンバーの条件

登録条件はトラックの全長が4.700mm(4.7m)以内、全幅1.700mm(1.7m)以内、全高2.000mm(2m)以内であること。

ただしディーゼルエンジンのトラックに限るので、ガソリン車の場合は別の条件があります。ディーゼルエンジンではなくガソリン車の場合は排気量2.000cc以下じゃなくてはなりません。

2トントラックの寸法

同じ2トントラックでも荷台のタイプはいろいろです。そして荷台の大きさもそれぞれ違います。

全長4.7mで全幅1.7mがショート、全長6.0mで全幅1.9mがロング、全長6.0m、全幅2.1mをワイドロングといいます。

荷台の箱のタイプでは箱、ダンプ、アジテータドラム、クレーン、冷凍冷蔵装置など業種によって変わり、ナンバーも異なります。

2トンショートは4ナンバー

ショート、ロング、ワイドの中で、4ナンバーの条件にピッタリとマッチしているのがショートです。

つまり2トントラックのショートは4ナンバーを取得することができるというわけですね。コストが安いのがメリットです。

例えば高速料金ですが普通車と同じ料金で高速道路を利用できるからです。よく高速道路を使用する業者にとっては大きなメリットです。

2トンロング、ワイドは1ナンバー

先ほどご紹介したように2トンロングの寸法は全長6.0mで全幅1.9m、ワイドの寸法は全長6.0m、全幅2.1mなので普通車ではなくて中型車と同じ金額を払わなくてはなりません

4ナンバーの規定外のロングやワイドの2トントラックは1ナンバーに含まれるので、高速料金も中型車と同じ金額になるわけですね。

2トントラックは普通免許で運転できる?

ここでは2トントラックの運転をするために必要な運転免許についてご紹介しています。

平成29年3月11日までに免許を取得した人

昔と違って現在では道交法が改訂となったので、免許の取得時期によっては運転できる人とできない人に分かれます。

例えば平成19年6月2日までに取得した方は車両総重量8t未満、最大積載量5t未満、乗車定員10人以下のトラックまで運転できます。

平成1年6月2日~平成29年3月11日までに取得した方は車両総重量5t未満、最大積載量3t未満、乗車定員10人以下のトラックの運転ができます。

平成29年3月12日以降に免許を取得した人

平成29年3月12日以降に取得した方の場合ですが、道交法の改定で以前よりもさらに厳しくなりました。車両総重量3.5t未満、最大積載量2t未満、乗車定員が10人以下のトラックまで運転ができます。

つまり2トンショートまでなら普通免許で運転することができるわけです。

人気の2トントラック

ここでは人気の2トントラックをメーカー別にご紹介していきます。

いすゞエルフ

安全性を重視しておりコストを少しでも軽くしたいと考えている事業者におすすめです。その理由の一つが排ガス規制への対応です。その結果優れた燃費性能を持った車種です。

レンタル、購入いずれもおすすめです。

また、前方に障害物などを感じしたら、運転者に警報を鳴らしたり警告を画面で通知してくれたりもしますので、交通事故の軽減や事故の予防効果を期待できるでしょう。

操作性も良くトラック初心者の方でも安心して運転ができます。

日野デュトロ

トラックの中でも人気なのが日野のトラックですが、火のトラックの中でもデュトロは人気のある車種です。

歩行者を感知する衝突被害軽減ブレーキを標準で搭載しているので、住宅街など人の多い場所での輸送や作業に向いています。

運転手が見やすく操作しやすい運転席、キャビンのグレードやボデーのバリエーションも豊富でカスタマイズしやすいというメリットがあります。

中古も出回っているので購入もおすすめですが、初期投資のコスト削減ならレンタルがおすすめです。

トヨタダイナ

安全性が高く見た目も美しいトヨタダイナは夜間の作業に向いています。作業人数に応じてキャビンを選べますし、運転時の居住性や快適性で選ぶならダイナがおすすめです。

購入価格は550万円なので初期投資コストを軽減するならレンタルが良いでしょう。

中古なら半額以下で購入ができるのは魅力です。荷台のタイプも豊富ですので業種によって必要な機能を搭載したトラックを選べるのも大きなメリットとなるでしょう。

日産アトラス

パワーを求めているのならば日産アトラスがおすすめです。豊富なキャビンに豊富な荷台バリエーションが人気ですし、小回りが利く2トントラックは狭い場所での作業に向いています。

しかも低燃費で維持費を抑えることができます。昇降が非常にスムーズで体に無理な負担がかからないので、土木作業や重い荷物の運搬をする業種におすすめです。

購入価格は新車で490万円前後、中古なら半額程度で入手可能ですが、コストをさらに抑えたいならレンタルが良いでしょう。

まとめ

今回は、トラックの高速料金の区分についての説明と、2トントラックの種類やそれぞれの寸法、それぞれのトラックを運転するのに必要な運転免許の種類、さらに取得年で違う運転可能なトラックの大きさなどの説明をいたしました。

2トントラックは小さくて小回りが利く便利な車種ですが、メーカーごとに優れた点が違うので、性能や価格などを比較して利用すると良いでしょう。

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