【メリットなし?】トラック運転手に転職する4つのデメリットとは
2021/04/05
トラック運転手への転職を考えている方にとって気になることは、トラック運転手になることでどんなメリットがあり、どんなデメリットがあるのか?と言うことだと思います。
この記事では、トラック運転手・トラックドライバーになることで得られるメリットとデメリットについて、詳しくお伝えしたいと思います。
Contents
- 1 トラック運転手になるメリットとは?
- 1.1 様々なところに行くことが出来る!(地理や道に詳しくなる)
- 1.2 一人の時間が長く、人とコミュニケーションが少なくて済む!
- 1.3 新卒は初任給が高い!
- 1.4 異業種からでも免許さえあれば転職しやすい!
- 1.5 出勤時間の融通がきく!
- 1.6 需要が高く転職先に困らない
- 1.7 運転がうまくなる
- 1.8 仕事に慣れるまでの期間が短い
- 1.9 人間関係のストレスが少ない
- 1.10 安定して仕事がある/仕事が増えている
- 1.11 歩合制/日当など給与形態を選べる
- 1.12 仕事中に音楽を聞けたり通話できたりする
- 1.13 会社によっては自分で車をカスタムできる
- 1.14 運転免許さえあればすぐに始められる
- 1.15 高齢でも働ける
- 1.16 地理に詳しくなる
- 1.17 セールスドライバーであれば営業力がつく
- 1.18 新卒入社でも給料が高い
- 1.19 上司の監視の目を気にしなくてもいい
- 2 トラック運転手になるデメリットとは?
- 3 メリット・デメリットを踏まえた上でこんな人はトラックドライバーへの転職をおすすめ!
- 4 まとめ
トラック運転手になるメリットとは?
様々なところに行くことが出来る!(地理や道に詳しくなる)
勤務する場所が決まっている業種と違い、トラックドライバーは会社に出勤はしますがそこで勤務するわけではありません。
荷主の要望により日本全国が勤務地になり、九州、四国、本州、北海道まで配達を行います。仕事として日本各地を回りながら、移動中にそこでしか見ることのできない物を見たり、空いた時間を利用してご当地の食べ物などを味わったりすることが出来るのです。
毎日同じことの繰り返しの仕事に飽きて苦痛を感じる人や、毎日の生活に変化が欲しい人が受けられるメリットは大きくなりますが、長時間トラックを運転するという集中力と、道を覚えることが必要になってきます。
一人の時間が長く、人とコミュニケーションが少なくて済む!
トラックドライバーは、勤務時間のほとんどを一人で過ごすため他人との接点が少なくなります。しかし、人付き合いが苦手で他人との接触を避けたい方にとっては好都合で、一人での時間が長くなることで、ストレスを感じることなく仕事に集中することが出来ます。他業種ではこうはいかず、誰かと関わりながら仕事をしていくために、他人とのコミュニケーションをとるスキルが重要になってきますが、ほとんどの業務を一人でこなす運転手には必須のスキルとはなりません。
新卒は初任給が高い!
他業種の平均的な初任給と比べてトラック運転手の初任給は高くなっていますが、理由の一つとして給料の計算の仕方が違うことがあげられます。トラックドライバーの給料は乗務しているトラックの大きさや走行した距離、走った本数などで決まることが多く年齢や経験年数は関係ありません。また、荷物によっても変わり、機械で下ろすよりも手で下ろした方が高くなるため、体力に自信のある方は手で荷物を下ろす仕事をすることでさらに給与は増えます。この様な理由から新卒の初任給が他業種と比べて高くなっているのです。
異業種からでも免許さえあれば転職しやすい!
物流業界は常にドライバーが不足しており、雇い入れたい企業側は経験や年齢などよりもやる気のある方を重視して採用しています。そのため、運転手になるための一番のハードルは、運転するために必要な免許証を取ることです。中型免許は20歳以上で運転経歴2年以上、大型免許は21歳以上で運転経歴3年以上と取得の条件はありますが、免許証さえ取得することができれば採用される可能性は高く、ドライバーとしての経験がなくても転職は容易でしょう。
出勤時間の融通がきく!
トラックドライバーは他の業種と違い、出勤時間と言うものが正確に決まっていません。これは、セールスドライバーと呼ばれている宅配便の荷物を扱う運転手のように、細かい時間設定がないためです。もちろん、急いでいる荷物であれば朝一番でと言うことはありますが、基本的には午前中か午後からの大まかな指定が多いです。そのため、朝用事がある時などは遅く出勤し、夜に用事があるから早く帰りたい時などは朝早く出勤して仕事を済ませたりと、フレックスタイム制のような働き方も可能です。
需要が高く転職先に困らない
あらゆるサービスがデリバリーを始めている今、トラック運転手の需要は右肩上がりで、今後も上がり続けます。もともと人手不足な業界であることもあり、トラック運転手が転職先に困ることはありません。トラックの運転スキルや配達スキルを一度学べば、一生仕事に困ることはないでしょう。フォークリフトやクレーン・玉掛けなどの資格や、大型免許・トレーラーなどの免許を取得すれば、トラック運転手としての需要は更に上がります。
運転がうまくなる
トラックの運転は乗用車より難しく、高度な運転スキルを要します。2tトラックは乗用車とそこまで変わらないですが、中型トラックや大型トラックになると全く違った乗り物になります。運送会社に入社すると、先輩社員に運転の基礎を教えてもらいながらプロの運転手として働くことができるため、トラック運転手になると運転が格段に上手くなるでしょう。運転のプロフェッショナルになりたいという人はもちろん、運転が好きな人や運転が上手くなりたいという人にもおすすめの仕事です。
仕事に慣れるまでの期間が短い
トラック運転手の仕事は他の職種に比べてすぐに独り立ちすることができます。一般的な仕事だと、仕事を覚えるまで1年かかることもありますが、トラック運転手であれば運転能力さえあれば、あとはルートや配送方法を覚えるだけで 仕事をすることができます。もちろん向き不向きがあるため、独り立ちまで時間がかかる人もいますが、早い人だと1週間以内で独り立ちすることができますよ。また、仕事に慣れるまでの期間が短いと、より早く昇給することができることもメリットです。
人間関係のストレスが少ない
トラック運転手はデスクワークの仕事に比べて一人の時間が多く、煩わしい人間関係がありません。基本的に運転している時間が一番長いため、事務所での仕事は点呼をするか日報を書くかといった事務作業のみで、同じ会社の人と話す機会も少ないでしょう。会社での人間関係に悩みたくない、一人の時間が好きという人にはぴったりの仕事ですよ。人と話すことが好きという人であっても、配送先で荷主とのコミュニケーションが発生するため、寂しい思いをすることもありません。
安定して仕事がある/仕事が増えている
運送の仕事は需要が高く安定しているため、トラック運転手は仕事がなくなってしまうという心配がない仕事です。トラック運転手になれば職を失う可能性は低いでしょう。また、今後はECやデリバリーの需要が増え、ドライバーの仕事はどんどん増えていくことが考えられるため、仕事量がこれから増えていきます。トラックが必要になる業界が増えると仕事の幅も広がるため、トラック運転手になればさまざまな仕事に挑戦できるでしょう。
歩合制/日当など給与形態を選べる
トラック運転手の給与体制はさまざまで、自分にあった給与形態を選ぶことができます。例えば、月給制で毎月安定した給料をもらうこともできれば、歩合制で働いた分だけ稼ぐこともできます。会社によっては日当制で、出勤日数を増やせば給料も増えるという運送会社もあります。一般的な仕事だと給与形態が決まっていることがほとんどであるため、自分の理想の働き方に合わせて給与形態を選べることはトラック運転手のメリットだといえます。
仕事中に音楽を聞けたり通話できたりする
普通であれば仕事をしながら友達と電話したり、好きな音楽を聞くことは難しいですが、トラック運転手の場合はしっかり安全運転さえしていれば自由に過ごすことができるため、音楽鑑賞も通話も可能です。待ち時間が多いトラック運転手ですが、自由時間として睡眠をとったりYouTubeを見たりと好きなように過ごすことができるため、ストレスが少ない仕事だといえます。仕事中も縛られず一人で好きなことをしたいという方にはぴったりの仕事です。
会社によっては自分で車をカスタムできる
トラックのカスタマイズができる会社で働くことは、車好きの人にとってメリットだといえるでしょう。たまにカスタムされたトラックを街中で見かけることがありますが、あればトラック運転手が自分の好みでカスタムしているのです。車内に好きな飾り付けをしたり、外装をアレンジしたりと、自分のこだわり通りにトラックをカスタマイズできることはトラック好きの人にとっては嬉しいのではないでしょうか。もちろん、会社のイメージを守るためにトラックのカスタムを禁止している会社も多いため、入社前に確認することが必要です。
運転免許さえあればすぐに始められる
学歴や現在の業界/職種に関係なく、誰でもすぐに始められることがトラック運転手の魅力です。他の職種であれば、出身大学やこれまでの経歴によって就ける仕事が限られてしまいますが、トラック運転手は基本的に運転免許とやる気さえあれば採用してもらえます。性別も年齢も関係ありません。ただし、職歴があまりに多かったり前職の就業期間が1年未満だったりすると内定をもらえないことが多いため、誰でも採用されるわけではないことを理解しましょう。
高齢でも働ける
運送会社では定年年齢が定められていますが、実際は多くのドライバーが定年に関係なく働いています。ベテランのトラック運転手は若手より多くの仕事をこなすことができるため、運送会社にとって長く働いてもらうことはありがたいですし、ドライバー本人にとっても、年齢に関係なく走った分だけ給料がもらえるドライバー職を体力の続く限り続けたいと考えている人が多いです。実際に、60歳を超えても現役として活躍するトラック運転手はたくさんいますよ。
地理に詳しくなる
毎日いろんな場所を走るトラック運転手は自然と地理に詳しくなります。車両が大きいトラックは走ることができる道が限られるため、その地域の道路情報を把握していないとスムーズな配送ができません。また、運送会社もより短い時間で多くの配達をこなすことを期待しているため、配送の効率を上げるために裏道を調べたり、渋滞の多い道を避けたりする必要があります。トラック運転手の仕事をしていると普段の生活にも役立つ細かい知識がたくさんつくでしょう。
セールスドライバーであれば営業力がつく
トラック運転手が営業も兼任する場合、仕事を通して営業力やコミュニケーション力を身につけることができます。あまり人と話すことが好きではないという理由でトラック運転手になる人が多いですが、営業も配送もできるセールスドライバーの需要は高く、実はコミュニケーションに自信がある人こそドライバー職がオススメですよ。将来営業所長や運行管理者などにステップアップしたい人にとってはセールスドライバーの経験がアピールポイントになるでしょう。
新卒入社でも給料が高い
ほとんどの会社は新卒入社時の給料が低く設定されていますが、トラック運転手は独り立ちした段階で相場より高い給料をもらうことができます。中には新卒で総支給30万円もらえる運送会社もあります。トラック運転手は少しずつ昇給していくのではなく、実力があれば高い給料をもらうことができるため、20代で稼ぎたいという人にはオススメの仕事です。
上司の監視の目を気にしなくてもいい
トラック運転手の仕事は一般的な会社員の仕事と異なり、基本的に一人で行動する仕事です。そのため、ドライバーは上司の監視の目を気にせずに仕事をすることができます。もちろん事務所での挨拶や荷主に対しての最低限のマナーは必要ですが、安全運転で与えられた仕事をしっかりこなしていれば上司から口出しされることはありません。干渉されたり細かく指示されることが苦手だという人はドライバー職が向いているでしょう。
トラック運転手になるデメリットとは?
深夜から働き始めるなど、生活リズムが不規則になる
運転手の仕事は配達先、集荷先の都合により生活のリズムが一定ではなく不規則になりがちです。荷物の出荷というのは顧客の注文により決まりますが、翌日に届けるため注文を受けた荷主は当日に出荷したり、在庫分であれば翌日出荷するなど対応の仕方は様々です。大手ドラッグストアなどでは店舗の営業が終わってから搬入することも多くあります。このように、荷主や顧客の都合に合わせてドライバーが時間を調整する必要があるので、どうしても不規則になってしまうのです。そのため不規則な時間に柔軟に対応できる体制を取る必要があります。
体を使う仕事のため、腰痛になる可能性も
荷物の積み下ろしは手作業で行なうこともあるため、腰に負担がかかり腰痛になることがあります。全てが手作業と言うわけではなく積み下ろしする荷物によってバラバラですが、パレットと呼ばれる荷物を載せるための荷役台に積みつけてあり、なおかつそのままの輸送が可能であればフォークリフトで積み下ろしができるのですが、「パレットからばらして積んで下さい」と言う所もあり、手作業で積み下ろしを行わなければならないことがあります。また、長時間の運転時間も腰痛になってしまう一因となりますので、運転中は適度な休息を取ったり、積み下ろしの際はコルセットをするなどの腰痛対策が必要になります。
ドライバー職のままでは昇給が少ない
ドライバーという職業は初任給こそ他業種と比べると高くなっていますが、勤務年数が長くなっても大幅な昇給は期待できません。これは、ドライバー職の給料計算の仕方に問題があるのですが、乗っている車の大きさ、運行する本数、行き先や走る距離、運ぶ荷物の種類によって決まることが多いのです。経験年数は少なくても若く体力に自信のある運転手は、それだけ多くの仕事をこなせるため給料も多くなりますが、逆に経験年数が長い方は年齢を重ねていくことにより体力が低下し、できる仕事の量が減ってしまいます。そのため、基本給が上がっても給料があがらないということになってしまうので、対策として給料に手当としてプラスになる資格を取得することが望ましいです。
ドライバーから他の仕事へ転職することが難しい
トラックの運転手を長く経験されている方が転職を考え、実際に転職に成功しても、また運転手に戻ってこられる方が多くいます。他業種では他人とコミュニケーションを取りながら協力して仕事を進めていきますが、一人での業務時間が長く他人との接点が少ないドライバー職を長く経験していると、他人との接点に苦痛を感じそれが原因となり離職を考えてしまうのです。また、他業種へ就職した際の初任給の低さも転職を難しくしている原因の一つです。そのため、転職する際には他人との接点が少ない職を探したり、採用されたときの給与面で優遇されるように資格を取得するなどの対応が必要です。
事故の危険性がある
トラック運転手は安全運転をすることが仕事ですが、運転をする以上、常に交通事故と隣り合わせの仕事でもあります。トラックは乗用車より車体が大きい分事故の被害が大きく、普段の運転以上に注意する必要があります。また、トラックには荷主の商品が入っているため、傷なく商品を届けないといけないという責任もあります。トラック運転手の事故はドライバーの命の危険だけでなく、商品の破損し会社の信頼を失うリスクもあるのです。
仕事に慣れてしまうと単調に感じる
トラック運転手の仕事は、一度覚えてしまえばほとんどは同じことの繰り返しです。特にルート配送の場合、毎日同じ商品を同じ配送先に届けます。楽ではありますが、人によっては仕事を単調に感じてしまうこともあるでしょう。常に新しい仕事に挑戦したいという方は、毎日違うものを配送するトラックの仕事を選ぶことをおすすめします。また、歩合制の会社であれば、毎日同じ仕事だとしても「今日はどのくらい配送できるか」とゲーム感覚で楽しむことができますよ。
免許でキャリアアップしないと昇給が難しい
トラック運転手の仕事は、運転するトラックが大きいほど運べる量が増えるため、給料が多くなります。逆に言うと、2tトラックで大型トラックと同じ給料を稼ごうと思ったら相当の長時間労働をする必要があるため、ドライバーとして昇給したいのであれば運転免許を取得する必要があります。ただし、そこまで給料を高望みしない限りは中型免許でも高給な仕事はたくさんあるため、新しく免許を取らなくても、待遇の良い会社に転職することで昇給をすることは十分可能です。
長距離の場合はあまり家に帰れない
長距離配送の場合、北海道から沖縄まで全国に配送するため、日帰りできることはほぼありません。一泊二日の場合もあれば、1週間家に帰れないこともあります。家族がいる人や、家で過ごす時間を重要視している人に、長距離ドライバーは向かないでしょう。ただし、その代わり長距離ドライバーはトラック運転手の中でもっとも給料が高く、確実に稼ぐことができる仕事です。家に帰れなくても問題ないという人は、長距離ドライバーをおすすめします。
体を壊すと働けなくなる
トラック運転手は体が資本の仕事です。手積み手降ろしがある場合はもちろんですが、カゴ積みであっても台車であってもある程度体力が必要になります。そのため、トラック運転手が体を壊すと働けなくなってしまうことがほとんどです。特に腰痛はトラック運転手の職業病とも言われ、力仕事だけでなく長時間の運転で腰痛を発症することもあります。トラック運転手として長く働くためには、こまめにストレッチをしたり十分な睡眠を取ったりといった対策をする必要があるでしょう。
高齢でドライバー職を続けることは難しい
経験豊富なドライバーが長年活躍する運送業界ですが、トラック運転手は高齢になると続けることが難しい仕事でもあります。事故と隣り合わせの仕事であるトラック運転手は、荷物を運ぶ体力だけでなく、いつでも安全運転をするための集中力も必要になります。体力と集中力が両方必要になる長距離配送のような仕事は高齢ドライバーにはオススメできません。その代わり、地場配送など高齢でもできる仕事が多いため、一概に高齢だと働けなくなるわけではありません。
長時間労働の可能性がある
トラック運転手は拘束時間が長い仕事です。拘束時間が長い理由は業界全体のドライバー不足やEC需要の増加、ドライバーの高齢化などさまざまですが、中でも大きな原因となっているのがトラック運転手の基本給が低いことです。トラック運転手は残業が長いため、残業代が入ることを想定して基本給を低く設定していることが多く、残業をせずに仕事をしようとすると給料が下がってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
時間帯によっては友達や家族と時間が合わない
トラック運転手は勤務時間が特殊であることが多く、人によってはそれがデメリットとなります。食品配送であれば早朝3〜4時スタートだったり、大型ダンプであれば深夜スタートだったりと、昼夜逆転することも多いでしょう。家族がいる人はなかなか時間を合わせることができなくなってしまうかもしれません。一方で、早朝のほうが渋滞がなく走りやすかったり、朝が弱い人は夕方スタートの仕事のほうが合っていたりと、特殊な時間帯が向いている人もいます。
天候に影響を受ける
外で作業をすることが多いトラック運転手は、天候に影響を受けやすい仕事です。雨の中コンビニの前で手積み手降ろしをしているドライバーを見たこともあるのではないでしょうか。商品が濡れないようにいつも以上に素早く動かないといけないですし、自分も濡れて大変です。また、建築現場に資材を運ぶ仕事の場合、雨だと現場が休みになるため、配送業務も休みになってしまうことがほとんどです。日給制の場合は休んだ日の給料が出ないため、悪天候が続くと給料が減ってしまうこともあります。
意外とルールが厳しい
トラック運転手は自由な仕事だというイメージを持っている人が多いですが、配送先によってはルールが厳しい場合があります。特にコンビニ配送は、配送先での挨拶や納品の手順のルールがきっちり決まっており、コンビニによっては運転記録も評価されます。ルールが厳しいことに耐えられず辞めてしまう人がいるほどです。コンビニ配送以外でも、荷積みの順番などが細かく決まっていることが多く、トラック運転手は意外とルールが多い仕事です。
メリット・デメリットを踏まえた上でこんな人はトラックドライバーへの転職をおすすめ!
車を運転するのが好きな人
運転手は運転することが仕事で長距離のドライバーであれば状況にもよりますが、一日の運転時間が十時間を超えることもあるでしょう。
運転が苦手な人にはつらい時間ですが、運転が好きであれば長時間の運行も苦にならないはずです。
そのため運転が好きな人は運転手に向いていると言えます。
色々な土地に行くのが好きな人
色々な土地に行くことが好きな方は、それを旅行として自分で料金を支払い、行きたい場所に行っていますが、トラックの運転手は日本全国を仕事として回るため料金は会社持ちです。
様々な土地や色々な場所に行くことが好きな方にとって、こんなに都合のいい職業は他にはありません。
1人で仕事をするのが好きな人
勤務時間のほとんどを一人で過ごすトラックの運転手は、仕事のペースを自分で決めることが出来ます。
そのため、出勤する時間や配達・集荷に行く時間を他人に合わせる必要がなく、一人で仕事をするのが好きな人に向いている職業です。
体を動かす仕事が好きな人
事務作業が苦手でじっとしているより、体を動かす仕事が好きな人は運転手に向いていると言えます。
運転手の業務は運転だけと思われがちですが、荷物の積み下ろしは手作業ですることがあり、体を動かす仕事が好きであれば楽しんで仕事をすることができるでしょう。
まとめ
上記した人が運転手に向いていると言えますが、その他にも運転手として適性がある人は、他の人にとってのデメリットが自分にとってはメリットになる人です。
もちろん全てのデメリットがメリットに変わるわけではありませんが、例えば「ドライバー職は初任給は多いですが昇給が少ない」と言うデメリットがあります。しかし、若く体力のあるうちにしっかりと稼ぎたい人にとってはメリットになります。
また「体を使う作業で腰を痛める」デメリットがありますが、腰痛対策をしていれば体を動かす仕事が好きな人にはメリットとなります。
このように、上記で記載してきたデメリットがメリットに変わる人は、トラック運転手・トラックドライバーに向いていると言えるでしょう。