バスの運転が荒いと感じる瞬間3選!バス会社によくあるクレームの内容とは?
普段化ら公共の乗り物を利用されている方の中に、バス運転手の運転が荒いと感じる事がありませんか?
人によって感じ方は違うかもしれませんが、今回は運転が荒いと感じる瞬間と不安や不満をいかにしてクレームにするかをご紹介いたします。
Contents
バスの運転が荒いと感じる瞬間
まずはバスの運転が荒いと感じる瞬間の中から、特に多い3つのシチュエーションをご紹介いたします。
急ブレーキ・急発進
一般的に人を乗せて走行するのだから安全運転を心掛けるのは普通の事ですが、いくら運転のプロとは言ってもバス運転手も人ですから、運転技術に差が出るのは仕方がない事かもしれません。
ですが急ブレーキや急発進をされると運転が荒いと感じてしまいます。例えばバスが混雑していて立った状態の時に急ブレーキや急発進をされると、バランスを崩して倒れてしまいそうになり、不安と不満を感じてしまいますよね。
しかももし急ブレーキや急発進をするバスがいたら、周囲を走っている車から追突などの事故が起こるとも限りません。
割り込み・ノロノロ運転
これもたまに見かけますが、交通量の多い道路を走行する際に無理な割り込みをしたり、車線を変更したいがためにのろのろ運転をしたりするバス運転手がいますが、これも乗っている乗客も怖いと感じる瞬間です。
そしてそれ以上に突然割り込みをされた場合、他の車両が追突してしまったり煽り運転の原因となる事もあるので、やはり事故の危険を感じる瞬間だと思われても仕方がない事だと言えます。
バス運転手の舌打ち・暴言
運転が荒いなと感じる瞬間は、別に急ブレーキや急発進だけではありません。例えば運転手が他のドライバーに対して舌打ちをしたり、暴言を発したりしても乗客としては不安を感じてしまうでしょう。
本人からすれば何もしていないと思うかもしれませんが、イライラしているという雰囲気が乗客に伝わります。
- 運転が荒くなってしまうのではないか?
- もしかしたら事故につながってしまうのではないか?
と思う方もいらっしゃるでしょう。さらに言えば舌打ちや暴言は周囲の人に不快な気分にさせてしまうのです。
バス運転手が荒い運転をするのはなぜ?
前の項目では乗客や周囲のドライバー目線のバス運転手の運転が荒いと感じる瞬間をご紹介いたしましたが、今度はバス運転手の目線から『なぜ』荒い運転をしてしまうのかを考えてみましょう。
時間厳守
バスは公共の乗り物です。路線によっては複数の停留所を経由しなくてはなりません。
しかもバスが停留所に寄る時間は決められていて、時間厳守しなくてはならない決まりになっているため、その時間に間に合うようにしなくてはなりません。
その時間はあくまで距離と平均的な時速で割り出されたものですので、例えば渋滞する時間帯だったりするとどうしてもその時間に着かない事もあり、それがクレームになると思うと、焦りからついスピードを出し過ぎてしまう事もあるのです。
法定速度
自分で運転をする感覚とは違ってバスの速度が遅いと感じてしまい、それが危険だなと感じる事もあるかもしれませんが、バスの走行する時速は法定速度を守るように、基本的には教育されているものです。
そのため緊急の事態にならなければ法定速度を厳守します。
そのため運転がノロノロ運転になってしまい、お客様から急いで欲しいというクレームになる事もあるようです。乱暴運転でも危険感じてしまわれがちですが、ノロノロ運転でも自己中心的だと感じられてしまう事もあるようです。
接客業という意識が足りない
バスの運転手はお客様を乗せる乗り物なので、ドライバーでありながらもお客様と直接関りを持つ接客業でもあります。
しかしながら運転に神経が集中してしまうせいか、接客業という立場をつい忘れてしまう運転手もいるようです。
また、バス運転手の仕事に慣れてしまう事によって、接客業がおろそかになってしまう事もあるようです。
安全運転を心掛けながらもつい運転が荒くなってしまったりして、お客様からのクレームにつながる事もあるでしょう。
バス会社へのクレームの上げ方
ではバス運転手の運転が荒いと感じた場合、どのようにしてバス会社にクレームを言えばいいのでしょうか?簡単にまとめてみました。
クレーム窓口を探す
まずはどこにクレームを上げれば良いのかですが、必ずどこのバス会社にもクレームなどを受け付けている窓口というものがあります。窓口の見つけ方については定期券を持っている場合には裏面などに記載されている可能性が高いです。
もし定期が無い場合にはインターネット上でホームページを持っていれば、そのサイトでクレームなどの窓口の連絡先を記載しています。もしホームページが無い場合にはバス会社に連絡して窓口の連絡先を訪ねてみましょう。
日時・場所・乗車したバスを伝える
クレームを上げる場合には、
- 何月何日の何時ごろに乗車したバスか
- どのようなシチュエーションで起こった出来事なのか
を伝えなくてはなりません。もしも運転手の名前がわからない場合にも問題はありません。先ほど説明したように乗ったバスと場所そして日時を的確に伝えます。
ちなみに運転手の名前については多くの場合は前の窓の上中央部分などに名札を掲げています。中にはバスを降りたらすぐにナンバーを確認する方もいらっしゃるようです。確かにナンバーがわかれば運転手の割り出しがしやすいかもしれません。
クレームは具体的に
バス会社に運転手についてのクレームを言う場合に気を付けないとならないのは、何があったのかをできるだけ具体的に伝える事です。何時ごろに乗った〇〇路線のどこからどこまでの間で、どのような事が起こったのかなどを伝えます。
自分が感じた恐怖や憤りなどを伝えるのも良いかもしれませんが、それだけではなく周囲の乗客もどうだった、といった事を伝える必要があります。頭ごなしに怒った口調で言うのではなく落ち着いた状態で訴えると良いでしょう。
運輸局に伝えるという手もある
一度だけ起こった出来事なら次は気を付けてくれるだろうと思うかもしれませんが、中には何度注意しても何度クレームを出しても治らないケースもあるかもしれません。
かなり悪質な会社もしくは運転手もまれにいるかもしれませんよね。その場合には何度言っても伝わりません。ですが危険運転を繰り返していつか何か問題や事故が起こらないとも限りません。
その場合は会社にクレームを言うのではなく運輸局に直接伝えてしまうという手があります。直接上から注意してもらうわけです。
バス会社にありがちなクレーム
ここではバス会社に実際に寄せられる事が多いクレームについてをご紹介していきます。
車体の故障・不備
バスは公共の乗り物です。そのためいつも整備点検を徹底してもらいたいものですね。
例えば冬場に暖房があまり効いていなかったのならばそれほど文句を言わなくても、夏場の暑い時期にエアコンが壊れている場合があるようです。
さすがに現代においてエアコンが効いていないバスに長時間乗るのは難しいでしょう。熱い空気がこもったバスの中で熱中症を発症する方がいらっしゃるかもしれません。
故障ではなく始発は効きが悪い事もありますが、その場合は事前に冷やしておく心配りを持ちましょう。
時刻表どおりに来ない
恐らく最も多いと考えられるのが「待っていたのに来るのが遅い」というクレームかもしれません。この場合には道路事情によって遅れてしまう事があるので、お客様にもしっかりと説明をしておく必要があるかもしれません。
特に観光地の場合で交通量が増える道路の場合には、時刻表通りにバスが到着しない事もありますし、事故などがあった場合などにも起こりうる事なので、その場合には乗車してきたお客様一人ひとりに説明をする必要があるでしょう。
バス停にいたのに無視された
バスを待っている方にとってやっと来たと思ったら、バスが素通りしてしまったら気分が悪いものです。
もちろんバス停の周辺の街路樹が邪魔で見えなかったなどの事情もあるかもしれませんが、たいていのバス停では乗客が見えない事はありません。
また、ギリギリでバス停に来る方などの場合、どうしても待っていてくれなかったと感じてしまい、それがクレームになる事もありますので、バス停に近づいたら周囲に人がいないかどうかなどについても注意する必要があるでしょう。
バス運転手は過酷な職業
同じ路線を行ったり来たりするだけの仕事だから簡単だろうと感じる方もいるかもしれませんが、実際にはとても気を使って大変な仕事でもあります。
ただ時間通りに運行すれば良いわけではありませんし、人手不足で長時間労働になる事もあります。
さらに同じ会社のバスとすれ違う時には挨拶するのが普通なのに、それをするだけでクレームが来る時代でもあります。
本来当たり前の事でも最近ではクレームにつながる事も多いので、神経を使う仕事である事は間違いないでしょう。
まとめ
今回はバス運転手の運転が荒いと乗客からクレームが付くという点、クレームにはどのような種類があるのかについてをご紹介いたしました。
ちょっとした事であってもクレームになりやすい時代ですので、運転の際には荒いと判断されないよう十分気を付けましょう。