土砂禁ダンプの構造変更とは?構造変更検査にかかる時間や費用

   

この記事は、土砂禁ダンプの構造変更を行おうとしている方向けの記事です。

構造変更を正しく行うためには、まず土砂禁ダンプと構造変更への理解を深めましょう。

土砂禁ダンプの構造変更検査について詳しくご紹介していきます。

構造変更とは

ダンプカーに限らず車に対して何らかの改造を行なった場合には、車の構造変更検査を受ける必要があります。

構造変更検査は正式名称で、名称を短くして構造変更という方もいますが、内容としては一般の車検では通らない車に対して行なう検査を指しますが、許可を通すには様々な例があります。

例とすれば、車をリフトアップして車高が上がった場合や、タイヤをワイドタイプにしフェンダーからはみ出したので、タイヤを隠すためにオーバーフェンダーを取り付ける場合、

さらには元々8人乗りの車を荷物を乗せる目的で3列目シートを外して5人乗りにした場合など、車に対して何らかの改造を行なった時に構造変更検査を受ける必要があります。

それ以外では、普通自動車から貨物自動車(1ナンバー)へ変更するときや、オープンカーへ変更する時が構造変更検査の対象になります。ちなみに、車椅子を乗せるために改造する車もこの構造変更検査の対象になります。

土砂禁ダンプとは

ここでは土砂禁ダンプについてご紹介します。

土砂の運搬が法律で禁止されている

土砂禁ダンプとは、その名の通り土砂を積んで運転してはいけないダンプカーの事で、一般的なダンプカーとは異なります。

土砂禁ダンプは正式名称で「土砂等運搬禁止車両」で、土砂禁ダンプは一般的なダンプカーよりも荷台が深く設計しているので、多くの荷物の積載が可能です。

土砂禁ダンプを使う仕事としては大量のペットボトルやゴミなどを運ぶ清掃業者などがありますし、それ以外では消石灰やコークスなどがありますが、要するに土砂以外の物をたくさん積み込みたい仕事に重宝されています。

あおりが高い

土砂禁ダンプは、一般的なダンプカーに比べてあおりが高いのも特徴です。あおりが高いので、その分荷物を積むことができますので、一般的なダンプよりも積載量が多くなります。

土砂禁ダンプを使う清掃業者ではペットボトル、農家では資料などあおりの高さまでしっかり荷物を積むことができるので、仕事をする上でも欠かせません。

積載量に制限がある

土砂禁ダンプにも積載量に制限があります。具体的な制限積載量はそれぞれの土砂禁ダンプの形状によって異なります。

一般的なダンプカーよりも確実に大きくなりますので、制限された積載量を超えて荷物を積んでしまうと違反になってしまい、罰則の対象になります。

さらには、最大積載量を超えたまま道路走ってしまうと、ブレーキの効きが悪くなるだけではなく転倒の可能性があります。

土砂禁ダンプが構造変更検査を行うのはどんな時?

ここでは土砂禁ダンプが構造変更検査を行うときについてご紹介します。

あおり部分の変更時

土砂禁ダンプにも、車体に何らかの変更をかけた場合には構造変更検査を行なう必要があります。あおり部分を変更した時にも該当しています。

あおり部分を変更するのは積載量を変更などが考えられますが、荷物の積み下ろしの利便性なども関係してきます。そうした時には構造変更検査を行う必要があります。

エンジンを載せ替えた時

多くの荷物を乗せる土砂禁ダンプは、エンジンの性能も快適な仕事を行なうためにポイントになります。元々あるエンジンからもっと力強く進むエンジンへ載せ替えた時も、構造変更検査が必要になります。

エンジンを積め変わるので排気量も変更になりますし、場合によってはボディサイズにも変更が生じる可能性があります。

重量・積載量の変更時

あおり部分を変更したり、エンジンを載せ替えた時以外にも構造変更検査を行なう必要があります。それは、土砂禁ダンプ自体の重量や積載量に変更があった場合です。

土砂禁ダンプの重量が変更になる具体例としては、タイヤのサイズを変えたことによることもありますし、部品を装着または部品の取り外しなどで重量に変化が生じたときなのです。

積載量については最初にご紹介したあおり部分は変更をした時にも関わってきますが、積載量が増えたり減ったりすることも、同様に構造変更検査を行なう必要があります。

これらの変更は土砂禁ダンプを扱っている際に行なわれますので、そういった時には後ほどご紹介する手続きを確実に行う必要があります。

土砂禁ダンプの構造変更調査の流れ

最後に土砂禁ダンプの構造変更調査の流れについてご紹介します。

種類の準備

土砂禁ダンプを構造変更検査を受けるには、最初に書類の準備が欠かせません。

構造変更調査とは、土砂禁ダンプを「どういった構造に変更するのか」「変更する目的」などを調査して、陸運局に届ける前の資料の一つとして準備しておきます。

陸運局に届ける書類などはこの後ご紹介しますが、改造を行なった時の証明になる物や領収書なども必要になる場合があるので、不安な方は改造を行なう業者、もしくは陸運支局へ問い合わせてみてはいかがでしょうか?

陸運局に届ける

構造変更調査が完了した後は、必要書類を持って陸運局へ土砂禁ダンプと一緒に持ち込みます。構造変更に必要な時間も、変更する構造内容や作業をする業者によって変わります。

持参するべき書類に不備があったりすると、書類の準備などに時間がとられて構造変更検査自体に遅れが生じるので、しっかり確認して準備をしておくと安心です。

一週間~一か月ほどかかる

構造変更検査が終了するには早くて一週間ですが、特殊な部品を使うことや取り寄せが必要な場合には一か月近くかかる場合もあります。

いずれにしても余裕をもって準備しておきましょう。最初の調査段階から考えるとしっかりした準備が欠かせないことがお分かりいただけると思います。

まとめ

今回は土砂禁ダンプが行う構造変更検査について構造変化の基礎知識や実際に構造変更検査を行なう時の流れについてご紹介しました。

ペットボトルや飼料など土砂以外の物を運ぶ業者にとって、土砂禁トラックは欠かせないものです。

今回の記事を参考にして、効率的な業務を目指してみてはいかがでしょうか?

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