タンクローリーの仕事内容はきつい?簡単?人手不足のため求人では高収入も!

      2019/02/13

大きな車体のタンクローリーは、存在感があるので、運転してみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。ドライバーからステップアップを考えるなら、タンクローリーのドライバーがおすすめです。そこで、仕事内容や必要な資格、そして求人事情についてご紹介したいと思います。

タンクローリーの仕事内容とは?

まず一口にタンクローリーと言っても運ぶものは違っています。一般的にはガソリンや牛乳、その他の燃料のような液体が多く、他にはガスや毒物を運ぶこともあります。

簡単に言えばそれらの荷物を積み場で積み込みをして、配送先で荷降ろしをする。それの繰り返しとなります。運ぶものや積み場と配送先の位置関係にもよりますが、だいたい1日に2~4回ほどそれを繰り返すことになります。1回の積み込みで1つの配送先ですべて降ろすとは限っておらず、2,3件に分けて降ろすこともあります。

出勤時間は1件目に配送するところに何時に配送するのかから逆算して決まります。だいたい積み場が朝混雑するのは4時~6時のあいだくらいです。そのため会社や車庫を4時には出るということになります。

退社時間はバラバラです。その日の道路の込み具合や配送先の場所、件数などによって大きく左右されるからです。通常であれば17時~18時前後には終わることが多いのですが、早い時は16時前後、遅い時は20時を回ることもあります。

運んでいるものの特性からなかなか規則的な出勤体制にはならないことがあります。盆や正月、日祝祭日などでも勤務になる場合があり、大型の連休は取りにくくなっています。かなり大規模な会社でローテーションをしっかりと組める場合はある程度定期的に休みがとれることもあります。

タンクローリーの運転に必要な資格

まずタンクローリーを運転するためには「大型自動車免許」が必要になります。そしてトレーラーの配送を行うために「けん引免許」が必要になります。これは免許センターで受験するか教習所で取得することになります。

そしてあとは何を運ぶかによって必要な資格が変わってきます。簡単に言うと、

  • ガソリン・灯油・軽油など:危険物取扱者
  • 毒物:毒物劇物取扱責任者
  • ガス:高圧ガス移動監視者講習を受ける。または、高圧ガス製造保安責任者

ということになります。

その中でももっとも重要となるのが「危険物取扱者」です。ガソリンなどの危険物は取り扱い、立ち合い、保守点検を行うのに危険物取扱者の資格が必要となります。もし運転手がこの資格を持っていなければ危険物取扱者を別に同乗しなければいけません。

危険物取扱者は甲種、丙種、乙種とあります。すべてを取り扱うことができる甲種があれば一番良いのですが、基本的には「乙種4類」があれば大丈夫です。乙種4類は消防法で第4類危険物に指定されている引火性液体を扱うことができます。これは、

  • ガソリン
  • アルコール類
  • 灯油
  • 軽油
  • 重油
  • 動植物油類

などのことを指し、タンクローリーで運搬することが多いものとなっています。

乙種4類の試験の合格率はだいたい30%ほどとなっており、それほど簡単ではありません。しかしなかには何度も受験して不合格を繰り返している人も含まれているために実際はそれほど難解な問題ばかり出されるわけではありません。

タンクローリー運転手の給与体系

会社に雇われている場合でも会社の規模や月給か日給かなどによって給与は変わってきます。平均的に見ると月給制であれば25~35万円ほど、日給制であれば11000~15000円前後が多いようです。

これに運転経験、危険物取扱者の資格の有無、残業手当などが加算されていくことになります。特に危険物取扱者の甲種などの資格を持っていると資格手当がつくことがあります。

タンクローリーの求人事情

まずタンクローリーが運んでいるガソリンなどの燃料や牛乳などの飲食品は安定して必要となるものばかりです。そのために仕事がなくなるということが基本的にありません

それに加えて、この仕事を行うには資格が必要になるために誰でも働けるというわけではないということもあります。必要な資格を持っていてタンクローリーの仕事ができるというだけでも評価されるのです。

さらに、タンクローリーの仕事は慢性的に人手不足になっている仕事です。そのために実際に働いている人の中には毎日15時間近くも働いている人がいるような現状です。

これらの理由からタンクローリーの求人は常に出ていることに加えて、なかなか勤務する人が居ないため、この仕事に転職などをするのは難しくはありません。むしろどの会社でも歓迎されるでしょう。

まとめ

大型自動車の運転手は近年常に人手が不足している状態が続いていますが、タンクローリーは大型自動車免許の他に危険物取扱者などの資格も必要になることから、強く人材が求められている仕事でもあります。

大型自動車免許、けん引免許、危険物取扱者乙4などの資格を取得できる、もしくは保有しているのであればタンクローリーの仕事を考えてみるのも良いかもしれません。

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