2tトラックの燃費は高速運転で平均的に向上!軽油トラックの燃費をメーカー別に比較!
2tトラックを運転している方にとって、燃費を良くしたいという悩みはつきものですよね。
どのくらいの燃費が平均的なのかをご紹介し、燃費を向上させるためのテクニックも合わせてご説明いたします!
Contents
2tトラックの燃費はどれくらい?
2トントラックの燃費は平均的に一般公道を走ると、平均して4km/Lくらいになります。
車種や、車の状態によっても差が出ますので、平均すると3.4~4.2km/Lくらいが相場です。
基本的にトラック自体、燃費性能が良いとは言えません。
商用車なので燃費が悪いのは致し方ありませんが、最近では燃費がよくなるように性能を向上させている車種もあります。
ちなみに、4トントラックの平均燃費は大型車で3~3.52km/Lと2トントラックよりもやや下がり、1.5トントラックは4.4~5.2km/Lが平均的な数値になります。
※ちなみに一般乗用車の場合には7~13.00km/Lが平均です。
2tトラックでも燃費を節約するために工夫をした場合でも、積載量が増えてしまえば節約してもあまり効果もはありません。また、信号や渋滞などで停まったりする回数が多いほど燃費が悪くなります。
加えて、どんな車種においても高速走行では燃費が伸びるのも特徴的で、一般道では4.2km/Lくらいが目安になりますが、高速走行においては倍近い7.2km/Lとかなり燃費が良くなります。
2tトラックの燃費を定番車ごとに比較!
三菱ふそう:キャンター
商用車と産業用エンジンのメーカーでありダイムラーの連結子会社でもある三菱ふそう「キャンター」の燃費は平均して7.92km/Lとなり、こちらも軽油になります。
しかし、高速走行においては14.92km/Lを記録するほど伸びの良い車種であり、高速道路を利用しているケースでは普通に10.00km/Lを超えるので、比較的燃費の良い車種なのです。
いすゞ:エルフ
一般乗用車だけでなく、トラックからバスまで取り扱う歴史ある国産メーカーいすゞ「エルフ」の平均燃費は、実燃費7.4km/Lくらいが相場とな、使用燃料は軽油となります。
4WDに切り替えも可能でターボが搭載しているモデルもありますが、ターボや走行や4WD走行では更に燃費が悪くなるのは言うまでもありません。
マツダ:タイタン
マツダが誇る代表的な中型トラック、「タイタン」の燃費は平均して8.02km/Lとなり、こちらも軽油になります。
今ではモデルチェンジを繰り返し、21代目になる歴史ある名車となりました。
日野:デュトロハイブリット
日野自動車の代表的なトラック、「デュトロハイブリット」の燃費は平均して7.72km/Lとなり、こちらも軽油になります。
クロネコヤマトなどが起用している車種で、1999年に発売されたモデルです。
日産:アトラス
100年以上の歴史を誇る日産の伝統のあるモデル「アトラス」の燃費は、平均して7.82km/Lとなり、こちらも軽油になります。
1982年から発売して今では30年以上の歴史を誇る車種ですが、現在でも人気の車種になります。
上記で上げてきたそれぞれの車種の燃費の平均値を比較すると、あまり大差がないことがわかります。
2tトラックの燃費を良くする4つの方法
少しでも燃費を向上させるためにはメンテナンスは欠かせません。以下にメンテナンスの項目を紹介します。
エンジンオイルを交換する
エンジンオイルが汚れているとエンジンの加速性能が落ちてしまい、燃費が悪くなってしまいます。
エンジンオイルの汚れ確認は毎月定期的に行い、エンジンオイルの交換は3ヶ月を目処に交換するようにしましょう。
省燃費に繋がる運転を心がける
省燃費に繋がる運転の仕方として下記のようなテクニックがあります。
- 急ブレーキを避けて、スムーズな走行を心がける
- 車間取りを十分に取って、蛇行運転はしない(タイヤの寿命を縮める)
- 待機、休憩時に適度なアイドリング運転
- アクセルペダルを踏みすぎないように発進する(アクセルをいっぱいに踏み込んだ際には低速時の3倍の燃焼を消費)
空気圧をチェックする
タイヤの空気圧を確認するだけでも、燃費を向上させることが出来るようになります。
自転車と同じで、空気が抜けているとタイヤの変形が大きくなり、ころがり抵抗が増えることにより燃費が悪くなりますので、定期的な空気圧点検は欠かせません。
基本的には運転席のドアに、メーカーが指定している空気圧が記載されていますのでご確認下さい。
指定の数値を下回らないようにして、上限を超えるのは10%程度が目安となります。空気を入れたらエアバルブを閉めることを忘れないようにしましょう。
低燃費のタイヤに替える
低燃費のタイヤに交換することでスムーズな走行が可能となリ、結果として燃費を向上させることが出来るようになります。
常に重いものを積載する運搬車においては、マメなタイヤ交換は必須です。タイヤを交換する際には是非、低燃費タイヤをおすすめします。
まとめ
2トントラックの燃費はメーカーごとに燃費は異なることの、そう大差はありません。
そのため、オーナーが実際メンテナンスを十分に行うことで更に燃費を向上させることが出来ると共に、タイヤ交換や空気圧点検などをマメに実践していくことが大切です。