中型トラックの種類はどんなタイプがあるの?ボディタイプや特殊車両を紹介!

   

中型トラックはよく見かけるサイズのトラックですよね。中型トラックへの転職を考えている方にとってどんな種類がありどんな仕事をしているのか気になるのではないでしょうか。

そこでここでは中型トラックの種類やサイズ、積載量、そして作業内容について詳しくお伝えしたいと思います。

中型トラックの種類

中型トラックにも色々と種類があります。種類によって特徴も異なりますので、それぞれご紹介しましょう。

平ボディ

平ボディについては、荷台部分がフラットになっていることが特徴です。軽量であることから、4トン程度の積載は基本的に可能です。

また、屋根が存在しないため、その分荷物の積み下ろしにかかる負担が少ないです。スムーズな配送を目指す上で、この点は大きなメリットになります。

ユニック車

ユニック車については、クレーンが付いていることが大きな特徴です。段階に応じてクレーンが伸びるタイプが多く、多くの場面で活躍するトラックとなっています。

また、ユニック車にも何種類かありますので、用途に応じて選ぶことが可能です。具体的には、簡易クレーンやハイジャッキなどが挙げられます。

バンボディ

バンボディについては、荷台部分がアルミ仕様であることが特徴であり、箱型タイプとなっています。したがって、雨や風による影響を受けにくいことがメリットになります。

ただ、バンボディの場合は平ボディに比べると重量がありますので、積載量もその分少なくなります。

アルミウィング

アルミウィングについては、バンタイプと同様、荷台部分がアルミ仕様であり、箱型タイプのトラックとなっています。特徴を挙げるならば、両サイドのパネルの開き方です。

上下に開いていく形になりますので、この点が「ウィング」という名の所以にもなっています。

幌ウィング

幌ウィングについては、荷台部分を幌で覆うような形のトラックです。アルミウィングなどと比べると軽量なため、その分積載量を多くできる点がメリットになります。

ただ、幌の場合はアルミよりもハードではありませんので、その分影響を受けやすいです。

冷蔵.冷凍車

冷蔵.冷凍車については、荷台部分が冷蔵・冷凍の機能を持つトラックのことです。そのため、冷蔵すべき食品や、冷凍すべき食品を配送することが可能となります。

中型トラックのサイズと積載量

まず、中型トラックのサイズ規格については、以下の通りとなっています。

  • 全長:12,000mm以内
  • 全幅:2,500mm以内
  • 全高:3,800mm以内

次に、積載量は5000kg以内です。これは積載できる量のことであって、車両の総重量については8,000kg以内となっています。

中型トラックの主な用途

中型トラックの用途は、一つに限定されるわけではありません。ただ、この類のトラックの場合、1日に何件かを回った上で目的地を目指すという積み合わせ配送で利用される傾向にあります。

したがって、近距離・中距離用のトラックという見方ができるでしょう。長距離を走るケースもありますが、あまり多くはありません。

中型トラックを運転するために必要な免許の種類

これから中型トラックの運転を目指す場合、中型免許が必要になります。中型免許とは、中型自動車免許の略であり、準中型免許以上大型免許未満の位置づけだと言われています。

この免許を取得することで運転可能となる車両の規格は、以下の通りとなっています。

  • 乗車定員: 29人以下
  • 最大積載量:6.5t未満
  • 車両総重量:11t未満

上記を見れば分かるように、中型免許があれば、準中型免許で運転可能な車両の範囲もカバーできます。

中型免許の取得条件については、以下の通りとなっています。

  • 普通免許あるいは準中型免許、あるいは大型特殊免許を取得していること
  • 免許経歴が通算2年以上であること(免許停止期間は通算に含めない)

前述の2つを満たしていることが必須条件となります。この他にも、視力や聴力、色彩識別などにおいて条件が設けられていますが、この点は普通免許や大型免許でも同様ですね。

また、取得方法については、運転免許試験場で一発試験を受けるか、指定の自動車教習所に入り、指定のカリキュラムを受講することが挙げられます。

まとめ

中型トラックと言っても、その種類は多岐にわたっています。どの種類なのかによって、積む内容も異なるため、トラック運転手として働く前にその点を把握しておく必要があるでしょう。

各中型トラックの特徴をしっかりと理解できれば、理想の環境で働ける可能性も高くなるのです。

【EU用】記事終わりCTA_22/09更新

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